last day 2008 | Ready Steady Go!

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Season Concept
   ~ London Eye ~

間違いなく365日目の今日、激動の2008年が終わりを告げようとしている。

思い返せば、良い意味でも悪い意味でも記憶に刻まれた1年であった気がする。

理想と現実のギャツプに苛まれ、思いのように進行しないことに苛立ちもしたが、無事に大晦日を迎えらえることは有り難いことである。

アメリカ産の主流だった金儲け資本主義は我々にとてつもない有り難くないおみやげを背負わせてくれた。

本来の人とのふれあいから生まれる温もりがおざなりとなり、何とも味気ない無機質なビジネスが主流となってしまっている。

時代の流れと言ってしまえばそうなのかもしれないが、利便性優先の世の中で失ったものも大きいような気がする。

世界の政治家やエコノミストのプロたちがどこまで今回の世界同時不況を予測していたのかは定かでないが、メディアがやたらヨイショしていた自民党をぶっ壊すと叫んでいたあのK総理は、以前から好みでなかった。

大根役者並みのパフォーマンスは見ていて信用出来なかったし、政治家としての力量は上位の器だとしても、総理としては小物であったように感じていた。

現A総理の責任ばかりが問われているが、好き勝手に改革宣言して中途半端なまま途中で放り投げたK総理の負の遺産を背負わされた気がしてならない。

現役時代、昭和の歴史に刻まれた大物政治家であった中曽根元総理や宮沢元総理に定年制を理由に印籠を渡した彼は、当然、今回自ら引くのがスジだとも思うが、小泉チルドレンと呼ばれた一過性のブームで当選した勢いは跡形もなく、一時期のカリスマ性も薄れ政界からも引退と、引き際だけは潔しか?

単純に好みだけの問題かもしれないが、歴代の首相の中でも私は一度も魅力を感じなかった。

ファッションの世界でも同じことが言えるのではないか。

誰でもが便乗されたくなる、ある意味魅力ある一過性のブームに躍るか、しっかりと大地に足を据えて噛み締めながら歩むか。

ビジネスとして考えれば、どちらが賢く得かといえば答えは自ずと出てしまうが、それだけは決して割り切れないものが存在するはずである。

いかにもアメリカ主導型の新自由主義に右に慣れえした大手のように何もかも資金にモノを言わせるスタイルが完璧でないことが、今回明確になった。

絶対にお金だけでは表現出来ないものが存在していて、本来些々さかにキラリと輝くべきものが、大手の巨大な力に隠れてしまい一般のひとには気がついてもられなかった。

これまでの繰り返しとなるが、この前ニュースで流れていた当たり前の様にアルバイトを雇って行列させてアピールしている現状に、ひとことノーといえば市場は変わる。

最近、UKスタイルをまたチラホラと街で見かける様になったことは喜ばしいことだ。

2009年、その風が舞うことを祈りながら、年越しそばをいただきながら除夜の鐘を待ちます。

今年一年、私のブログにおつきあいしていただきました皆さまに、お礼の言葉で締めくくりたいと思います。

Thank you & Ready Steady go wishes you a very happy new year !