無事、成田到着後、とにかく家路を急ぐ。
というのも、melissaのチーフデザイナーのエドソンとジュニアが来日していて、帰国後から息つく暇もなく、時差ボケなんて言っている場合ではなく、翌朝から大忙しの毎日が待っている。
眠ったのか、眠ってないのか、1ヶ月のワールドラウンドトリップの後遺症は、とても一晩で解消されるほど生半可なことではなく、このままベッドで気の行くまま過ごしたいところだけれども、現実の過酷さに無理をして、ベッドから抜け出し、家を出発して、銀座のホテルに泊まっている彼らを迎えに行き、melissaを取り扱っているショップを一軒、一軒訪ねてゆく予定。
途中、あくびの連発でからだは正直過ぎるけれど、半分眠っている思考回路で、とにかく頑張るしかない。
ピックアップ後は自然と車内のテンションも上がり、青山、原宿、渋谷と街巡りと市場調査。
とにかく、写真を撮りまくるエドソンはさすがチーフデザイナー。
デザインの参考になりそうなものは、所かまわず、カメラに収め、プロダクトも気になったものは、すぐに
購入するという早業で、気がつけば車のトランクは買い物グッズでいっぱいとなる。
ふたりとも、再来日ではあるが、やはり日本の文化と大都会東京は、宝石箱のように彼らにとって魅力が埋もれているようだ。
十分に動き回った初日、全員グロッキー気味で、ディナータイムとなるが、本日はまずは、魚の日として、
お刺身と焼き魚がおいしいお店で乾杯。
最初に枝付きの新鮮な枝豆に驚き、ふたりとも手が止まらない。
追加した枝付き枝豆の写真を奥さんに見せてあげたいと、写真に収める。
ジュニアはここでお得意の納豆&ご飯をいきなり注文して、お店の人も驚くというか、呆れている。
そして、エドソンは日本の白米ご飯がおいしいとおかわりを3回もする。
お刺身も大満足の美味で本日1日目は、何とか無事に終了。
せっかくの美味しい料理にお酒を飲みたかったところだけれども、体調不良と車を運転することから、ノンアルコーデーで我慢する羽目に。
彼らをホテルに送って行き、タクシーで込んでいるネオン輝く銀座の街をゆっくりと車を走らせる。
芝公園の東京タワー横を過ぎて、後10分ほどで自宅に到着。
滅多に東京の街もうろつかなくなり、いつの間にか情景が変わっていて、時間の経過を感じさせられる。
家路に着いた時には、ぐったりもぐったり。
かといって、眠れないのが長旅のお供、天敵時差ボケ。
辛い分だけ、涙の数だけ成長する。
明日も、同じ行程で東京の街を走ります。
all the best.