窮屈だった機内からやっと脱出出来るかと思うと、どれだけ疲れていても気持ちはポジティブ。
しかしながら、サンパウロ到着後のトランジットタイムはわずか45分と、更にポルトガル後が話せない自分にとってこれはかなりのプレッシャー。
UAのクルーの女性に着陸30分前に前の方のシートに移動させてくれないかとお願いしたが、返答はノー。
満席のため不可能との事で、後ろから2番目に座っていることから、機内から降りるだけで10分は軽く掛かる。
過去同じエアラインで乗り継ぎで予約便に乗り遅れた為に、どれだけ苦労したかの過去の経験を思い出せば、おのずと心は焦るし、もし乗り遅れれば、夕方までフライトはない。
万が一、迷子になれば乗り遅れる最悪の状況も頭に入れながら、身体は疲れているがとにかく小走りで急いで急いで次のゲートに向かう。
有り難い事に再度手荷物検査を通らなければならず、気だけは焦りまくるが、ゲートまで到着すると、ほとんど待っている人がいない。
乗り継ぎ便は、ワシントンからサンパウロ経由でリオまで行く便だが、ほとんどのひとはサンパウロで降りたらしく、機内は見事なまでにガラガラでボーイング767に僅か40名ほど。
ラッキーといえばラッキーだが、50分ほどのフライト、ロングフライトでこの環境を希望したいものだ。
あっという間にリオ到着、閑散とした空港内で預けていた荷物も簡単にピップアップ、後はタクシーでイパネマのホテルまで行けば、シャワーを浴びて、心地よくベッドタイムのはずだったが、、、、、、、
ホテルに到着すると顔見知りのブラジル人が数名いて、今からランチタイムだから、お前もおいでという事になり、5分ほどのクイックシャワーで何が何だかか分からないまま、部屋の電話が鳴り、急げとの催促でバタバタのまま出陣。
疲れもぶっ飛ぶほど、海沿いの眺めのいいレストランで豪華ランチとなるが、この後、展示会場へ出かけ、
夜の8時まで仕事をする羽目に?
自分でもこのエネルギーには感心するが、日本に来た事がある周りのブラジル人たちは、どれだけ疲れているかが分かるだけに、呆れるほどの体力にスーパーマン扱いしてくれる。
それでも、後半はマッチ棒を使って自然と下がって来るまぶたを支えなくてはならないほど疲れきっていて、どれだけ振り絞っても1滴も残っていない、エネルギー残数値ゼロのガズ欠状態。
21時過ぎにホテルに戻り、図々しくも晩ご飯をいただき、やっと就寝ですが、12時間の時差、当然、どれだけ身体は疲れていても、経験した人にしか分からない強烈な時差ボケとの新たな戦いのゴングが鳴りました。
Have a good sleep for me !