東京に居れば、6月12日は普通の平日のはずだが、ここブラジルでは季節外れのバレンタインデーらしい。
仕事が終わり街に出るが、いつもより賑わっているように感じるし、レストランにはカップルが目立つ。
こう書いたところで自分に何かあるわけでもないが、ハッピーな人たちをレストランのテラス席から眺めながら、バレンタインメニュー?の晩ご飯を頂く。

テーブルにはキャンドルと赤い薔薇の花びらで演出され、手を絡め、見つめ合いムードが高まっているラテンの国ならではの様子は、時差ボケ真っただ中の疲れた身体には刺激的すぎて羨ましい限り。

ストリートには、サンバのリズムのカリオカたち。
正面から写真を頂くとチップをせがまれるから、通り過ぎた後、後ろからこっそり1枚シャッターを押す。

ヤケドをしてしまいそうなくらいの情熱的な雰囲気でリオの熱い夜の時間が過ぎてゆく。
このムードにまったく関係がない私は、お邪魔以外の何ものでもなく早々にこの場所から退散です。
Saude !