世間はゴールデンウィークとやらで国内外に旅行するひとも数知れず。
他人の愉しみはさておき、そんな中、仕事に精を出す毎日で、展示会も一段落とはいえ、海外出張続きでほとんど手をつけていなかった経理の帳簿付けにこの1週間追いまくられる羽目に。
溜まりに溜まった何ヶ月分の国内外の領収書の山を見るとため息を誘発するが、ここはコツコツと地道にこなして行くしかない。
元来は数字的な仕事は好みな訳で、溜まっていなければ得意分野といっても過言ではない。
が、さすがにこの量となると毎月毎月の内容がほぼ同じで繰り返される帳簿記入はまさに根気比べで、3月途中から、4月、5月とすでに2ヶ月の東京生活にもそろそろ飽きて来て、刺激を求めて海外逃亡?を計画中
6月から始まる海外展示会スケジュールもそろそろ行き先を決めなくてはならず、どこに行くか、相変わらずのユーロ高円安の為替状態では、気持ちも乗ってこないわけで、目隠しして世界地図を広げて、ポイントした所にでも行けば良いかと半ばやけくその心境。
いまだ訪れていない新境地も気にはなるが、果たして行って何もなければ、時間とお金の無駄。
かといってこれまで訪れた所は何かにつけて飽食気味で、新天地を求めて嗅覚をフルに発揮する出番がやって来た。
単純なプライベート旅行なら、行きたい所はいくらでもあるわけで、melissa スペインが住むロンドンから飛行機で約3時間ほどのアフリカのモーリタニア沖に浮かぶ7つの島からなるカナリア諸島は、ヨーロッパ人が好むリゾートプレイスで、次回の候補地ナンバーワン。
やっぱりホリデーシーズンになると、近距離にいくらでもある他国のリゾート地をリーズナブルプライスで訪れることが出来るヨーロッパ人が羨ましくて仕方ない。
この日本から2、3時間ほどで行ける海外といえば、わずかな国に限られ、行けば都?かも知れないが、残念ながらまったく心は動かない。
東に行くにも、西に行くにもやたらと時間とお金が掛かるが、日本人が感性をみが けるものにふれる為には、これも必修科目。
当然、好きでなければ出来ないが、好きこそ物の上手なれ。
これを学ぶ者は、これを好む者にしかず。
これを好むものは、これを楽しむ者にしかず。
all the best