二度寝することはほとんど不可能なので、仕方なくこのまま起きてメールチェック等でぼやけた思考回路の中で時間を過ごす。
7時からのブレックファーストに会わせて行動を進めてゆき、トラノイの前日からスタートしている3 つの展示会場を忙しなく動き回る。
新しい顔や懐かしい顔に出逢い、セイ・ハローの連発。
ランデヴーでは、オーガナイザーのNICKに再会、
ロンドンの懐かしいブランドANTONI&ALISONのオーナーデザイナーに久々に出逢い、お互いグレーヘアーが増えたなあと時間の経過を感じてします。

数年前までLONDON FASHION WEEKのキャットウォークショーの常連で、ロンドンにいる時には彼のコレクションはよく見たものだし、Ready Steady Goで取り扱い始めたのは今から16,17年も前の話と歴史が物語る、彼とも長い長いおつきあい。
バッキンガム宮殿で女王に会うという事?で、QUEEN パネルの前で1枚写真を頂く。
歩き疲れて一度ホテルに戻るが、部屋の電話が鳴り、誰かと思いきやロンドンからのクリスくんからで俺のパスポートを見なかったかと尋ねてくるが何で俺に?????
あんたのパスポート管理までやっているわけではけれど、最初はいつもの冗談かと思いきやセントパンクラス駅の出発時間を聞いて未だオフィースにいるということは、どうも本当のようで何時間も見当たらないパスポートを探したそうだが、必死の捜索活動?の甲斐もなくパスポートは行方不明のまま。
もしかするとあそこじゃないか?、ひっとしてゴミ箱の中じゃないか? いつも散らかっている彼のデスクを想像しながら、すべての質問にノーの返答で、最後は半分嫌みも込めてネズミが持って行ったのではないか?色々捜査はしたが、最終的に見当たらずタイムアウト、今回のパリ行きは儚く終わったのでした。
予約していたユーロスター&ホテル、あんたどうするの?
旅にトラブルは付き物とはいえ、今年最初のハプニングは、見事なまでに記録に残るこれまでの中でも表彰状もの。
そうとはいえ、過去の事を振り返ると人の事をどうこうの言えた義理ではないのは十分に分かっちゃいるが、他人の不幸を笑っちゃいけないと思いつつ、それでも何ともマヌケな出来事に電話で話しながら呆れてついつい笑いそうになってしまう。
家族のパスポートはあるのだけれど、俺のだけないといわれても、必要なのはあんたのパスポート。
パリに来るにはあんたのだけでいいの。
前夜の睡眠不足がたたり、夕方から眠くなるが夜は約束があり、出かけねばならぬ。
ゆっくりする時間もなく、いつもの様に時間だけは正確に過ぎて行きます。
あっという間のパリ初日、明日からの事を考えるとそろそろ昨晩に引き続き、早めのベッドタイムがお勧め
と自分で自分にいい聞かせながら、have a good sleep to me !
cheers