Paris women`s collection | Ready Steady Go!

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Season Concept
   ~ London Eye ~


ラスベガスから帰国後、あっという間に1週間が過ぎて、明日からのパリ行きといい加減飽きてしまっている旅の準備も実はスーツケースの中は、ほぼラスベガスから帰国した時のままで、今晩は洗濯済みのアンダーウエア&シャンプーなどの量を足すくらいで思いのほか短時間で完了。

こちらは簡単に済ませたが、逆に海外からの仕事のメールの山を処理しなくてはならず、眠りにつくにはまだ時間が掛かりそう。

ほとんど毎日海外からのメールを中心にジャンクメールも含めると100件を超す量で、確かに私の視力は年齢からくる衰えもあるが哀しいことに最近、更に字が読みづらくなった。

それに比例して頑固さは一時期よりかは若干トーンダウンして、私も少しは大人になったと実感しているが、どうもよそ様はそうではないらしい。

25日の午後も渋谷の某銀行に向かい、いつも通り銀行客に対しての1時間無料サービスのパーキングに入れようとするが、そこの若いお兄さま?、満車ですとなんとも素っ気なく、つれない返答。

ごくごく一般的な常識ある?日本人は、そうですかと言って他の場所を探すかもしれないが、簡単に引き下がらないのが後藤田流?といっても、何も無理を言ってまで停めてくれとお願いしているわけではなく、彼の言っている事に矛盾を感じるから、曖昧を嫌い、白黒はっきり付けたがる性格上、納得いくまで交渉するのです。

結局バイトっぽい彼とはラチがあかず、銀行のひとに確認しに行かなくてはならず、それでなくても出張前で送金、両替&引き出しと忙しい私に余分な手間をかけさせやがってと、心中穏やかではない?

銀行スタッフにパーキングのことで確認後、頂いた内容で彼と再度交渉だが、時間が掛かるから上司に連絡して聞いてみるように催促して、渋々電話で数分話した後、彼の口から出た言葉は、何と?というか、私にしてみれば当然なのですが、お客様の言われている通りでどうぞお停め下さいとの返答。

これまで何十回と利用させていただき、HOW TOは心得ているのだから最初からそう対応してくれればと思うが、この程度の事でここまで行動する日本人が果たしてどれくらい存在するか?

きっとほとんどの常識ある人?は時間も掛かり、交渉してもし嫌な思いをするくらいだったらと、簡単に諦める行動をとられるのかも知れませんが、仕事でもプライベートでも嫌というほど存在する曖昧クンに対して教育する意味からも、自分がお手本?となる行動&発言を日頃から心がけているのです。

きっと日本人の中では私のようなタイプは珍しく、ずけずけ云いたい事を言っているように感じてしまい、皆さん対応に苦慮するのかも知れませんが、イギリス人を師匠に持つ私にとってはこれが当たり前で、長年の英国式?教育実習によって身に染み付いてしまった能力?は、海外では不思議とどの国に行ってもミシュランランク並みで好評価をいただいております。

が、ここ日本ではどういうわけかいまひとつ心証がヨロシクない時もそれなりにあるみたいで、日本式のコミュニケーションの複雑さ?(曖昧さ)に困惑気味?といっても、まったく陰でどういわれていようが、人の評価が気になることはなく、自分が納得出来ることを行動に移すのがベストだと決めている。

近場に存在する曖昧で八方美人対応が十八番(おはこ)のタイプは、私とは対岸で一番嫌いだし、見ていて最悪。

見事なまでに話が脱線してしまいましたが、これもお愛嬌でご勘弁を。

明朝3時間ほどの睡眠で目覚めて、車を飛ばしに飛ばしてたどり着いた成田空港のANAチェックインカウンターで先週に引き続き、満席だからとパリ行きもビジネスクラスにアップグレードしていただきました。

今年に入り3回目の海外出張できっと様子をご覧になっておられ、あんたお疲れではないかと神様とANAの皆様から頂いた幸運をしっかり抱きかかえ、パリに向かいます。

さて、今週から世界ファッションのフィナーレを努めるレディースのパリコレが始まります。

この時期は1年の中でも我々ファッション人間にとっては、春の暖かさはまだまだ遠しで多忙な毎日を過ごすわけですが、コレクションに参加される人たちの大変さと忙しさは想像するに私の比ではない。

可憐な表舞台の裏側には、想像を絶する陰の力が存在している。

2008秋冬コレクションの模様は後日、改めてご報告。

最後に数日前、まん丸いオレンジ色つやがいいピカピカの大きないよかんを送ってくれた姉に出発前に電話しようと思いつつ、忙しさのせいかお礼の電話をするのを忘れてしまった。

姉弟関係という事でご勘弁&この場を私的にちょっぴり拝借。

知り合いのファッション人間もちらほら見かけるANA205便の機内から、シャンパングラス片手に、、、、

cheers