Tokyo to wander | Ready Steady Go!

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Season Concept
   ~ London Eye ~


今年に入り、ブラジル、フランス、スペイン、イギリス、アメリカと海外生活の方が長く、足元の東京の街はついつい日々の忙しさから時間に追われ、忘れがち。

昨日スウェーデンからDr Denimのオーナーのモートン&息子のヨハネス親子が滞在している渋谷のエクセルホテルにまで迎えに行く。

ヨーロッパの数々の展示会場では顔を合わせるが、今回突然の来日で再会して、今後の日本のマーケット等についてミーティングと、ラスベガス酔い?も醒めぬまま、大忙しの毎日でどこかでリフレッシュしたいが当分お預けとなりそう。

金曜日はポカポカの小春日和で北欧から来た彼らにとっては、我々日本人以上に暖かさを感じたようですが、うってかわって土曜日の午後からは春一番が吹き荒れ、随分と気温も下がり、春はまだ遠し。

今回は4泊5日の強行スケジュールで仕事中心の滞在の為、お得意とする海外ゲストを東京案内する時間もなく、あまりゆっくりと観光気分に浸っていられなさそうで、3時間ほどでセイ・グッドバイ。

確かにここ最近、海外から観光なり仕事なり目的は違えど東京に来ている外国人を多く見かけるが、円安外貨高でお得感はかなり実感出来ると思うし、東京の街は外国人の目からみると高層ビルに囲まれ、近代化された不思議な街に見えるはずだ。

24時間眠らない大都市東京は世界的に見てもずば抜けて治安も良く、物が豊富で物価も安く、交通機関も清潔で時間通りに動き、信じられないくらいの日本人スタイルのサービス精神は彼らにとって便利すぎるほど心地よく、驚きが同居するはず。

猛スピードで街の景観が変化して行くアジアに存在する国際都市東京を魅力的だと感じる人もいれば、どこか違和感を感じたり、ある意味物足りなさを感じる人もいるかもしれない。

特にヨーロッパのロンドン、パリ、ミラノなどを訪れたことがある感性豊かなひとなら、文化的な面で何かを感じるはずである。

某百貨店の館内アナウンスに中国語が流れるようになった現実が、今の東京を物語っているように感じるのは私だけだろうか????????

お金さえあれば、退屈させてくれないネオン輝く近未来都市?東京。

どこかニューヨーク的な都市開発化だけが先行して、ファーストフード的な面ばかりの開発が目立ちすぎて、外面だけが優先されて過ぎていて中身が希薄なように感じてしまう。

ミシュランの3つ星の寿司屋すら誕生してしまった東京は、今後どの方向へ向かって行くのか?

物にも人にもホンモノとしての中身が希薄なだけに、毎回行列が出来てもすぐにブームは終焉を迎える繰り返し。

大波にもまれながらでも、しっかりと舵取りが出来る人が現れて欲しいと切に願いながら、これから明日からのパリ&ロンドン行きの準備に取りかかります。

cheers