ヨーロッパとコンタクトするには、ラスベガスタイムの午前1時から5時の間となってしまい、今は春夏のコレクションのデリバリーと秋冬のコレクションのオーダーが重なり、ここラスベガスのホテルの部屋では普通に眠る事もままならない。
お陰で展示会は朝9時から夜7時までの長時間労働?( 東京では毎日もっと長時間働いているけれど)に時差ボケもあり、日中、睡魔に襲われ眠くて仕方がない。
初めてのアメリカの展示会体験の感想を簡単にお伝えしますと、ひと言でいうとエレガントさが全く感じられない。
Tシャツにデニム、スニーカーにベースボールキャプかニットキャツプ、またはタトゥー、サングラス、雰囲気はまさに日本のビジュアル系ポップスター?&お兄系&ギャル系雑誌そのもの。
世界の広さとクオリティーの違いを改めて目の当たりにして、想像の世界でとどめておけば良かったと、見なければ良かったと、この哀しい現実にUKファッションを中心にヨーロッパファッション文化を愛してすでに28年の歴史上?、別の意味でカルチャーショックを受ける。
気分を変えて、お口直しに話はバレンタインデー。
毎年、2月14日はロンドンに滞在している事が多いことから、男女どちらからも薔薇の花などをプレゼントするヨーロッパスタイルのバレンタインデーを縁がないなりに羨ましい眼差しで見て来たわけです。
別に義理チョコすらもらえないひがみからではないけれど、日本のような商業戦略の一貫で義理チョコたるものが存在するのかは定かではないですが、ムードからすると断然ヨーロッパスタイルの方がオシャレなのでは、、、、、、、
仕事が終わった後、melissaのジュニア&ファビアナのふたりと彼らが興味を示しているホテルRIOにタクシーで乗り付ける。
もしかして、ブラジルリオの雰囲気がとの彼らの期待もむなしく、館内のいたるところにブラジルのネームを使用してはいるが、そこは見事なまでのカジノ色満載の完璧なラスベガスで他のホテルと何ら変わりはなかった。
5分で退散して、晩ご飯を食べに展示会場に隣接しているホテルVenetian/ヴェニシアンのイタリアンレストランCANALETTO/カナレットに移動。

20時を過ぎ、テーブルはラッシュアワーで1時間ほど待たされる間にベンチに座り眺めた天井はペイントされたブルースカイ&白い雲

その間にヴェネチアをイメージしたサンマルコ広場とグランドキャナル・ゴンドラに乗っているひとたちを眺める。


誰も触ろうとしない階段に置かれた紙幣は何なのか?

後で分かった事だけど、彼らのチップでした。

ゴンドラに乗ったカップルに回りから拍手喝采。

この男性、バレンタインデーのこの日ゴンドラの上でエンゲージリングをプレゼントする粋なプロポーズに
彼女もうっとり最高のハッピースマイル

ルックスはともかくシャレたカップルのプローポーズ付きのバレンタインデーを眺めて、チョコはなくとも
エンジョイ出来た3時間

ジュニア&ファビアナの写真でハッピーバレンタイン!

昨晩、日本食をごちそうになったから、今晩は私が支払うというとジュニアがチョイスしたワインは味は悪くなかったがリーズナブルで、もっと高級なワインを頼めばよかったと後悔の表情たっぷりにバレンタインディナーの夜は過ぎて行ったのでした。

cheers.