The taxi driver in Sao Paulo | Ready Steady Go!

Ready Steady Go!

Season Concept
   ~ London Eye ~

いよいよついに我が愛するブラジルから、バルセロナに移動する日が訪れました。

満喫したブラジル滞在、色んな人に出逢い、涙が溢れるくらい親切な対応で大変お世話になり、とてもとても充実した10日間でした。

右も左もまったく分からなかった初ブラジル訪問から、今回で3回目、まだまだブラジル文化を勉強する必要は不可欠ですが、自然とブラジルのローカルな雰囲気にも慣れて来て、次回伯訪にはベスト滞在を今からすでに計画中。

さて、マイフライトは23:55発のパリ経由バルセロナ行き

クリスくんは23:45発のロンドン経由バルセロナ行き。

午後20時過ぎにホテルからタクシーに乗るが、前回のクリスくんに降り掛かった過剰請求が、今回も我々の身に降り掛かってくるとは乗車した時には、当然思ってもいなかった。

しかし、とんでもない悪夢は40分後の空港到着から我々を苦しめる。

メーター表示は92.80リアルで我々は50リアルを割り勘でチップもはずんで100リアルをドライバーに支払おうとするが、黒人の強面のドライバーは領収書にすでに書き込んだ140リアルを要求。

彼はポルトガル語でまくしたてるが、何を言っているかさっぱり分からず、何でそうなるのと疲れているのだからいい加減にして欲しいが、らちがあかない。

クルスくんが英語が話せるブラジル人を捜して来て交渉させるが、それでも解決せず、彼は警察を呼んで来てくれて、お互いの強烈な言葉のやり取りをただシートに座って傍観している私でした。

警察が話した事で解決かと思いきや、このドライバーまだ、しつこく要求してくる。

クリスくんは一足先にこんな奴相手にしてられないと、さっさと荷物をトランクから降ろし、あっかんべーでバイバイ。

出来れば気持ちよく解決させたいが、外国人だと見て吹っ掛けて来ていれば、今後の事もあるし、いいカモにされたのでは他の日本人にとっても良くない。

ノーはノーとして日伯交友の為にもはっきり解決させたいが、いい加減イライラしてきて、文句を言いたくなるがここはブラジル。

万が一の事もあるし、体がでかい強面のドライバー、嵐が去るのも待つのがベスト。


結局、結論が出ないまま、ゆっくりとタクシーから降り、荷物を引きずり出し、ドライバーに心の中でさようなら。


この後、エアラインのカウンターに行くが、アップグレードをリクエストしてみる事に。

やたらと時間が掛かるブラジル式対応で30分後に出た金額は、ロンドン行きのクリスくんが約3万円、パリ行きは5万円。

もちろんふたつ返事でアップグレードチケットを購入手続きに入るが、1時間後、パリ行きの金額が間違えてたと天国から地獄に突き落とされる。

まあ、致し方ないとチェックインカウンターで搭乗手続きを終わらせ、未だロンドン行きのクリスくんやたらと時間が掛かって、それでもやって来ない。

心配して見に行くと、カワイイブラジル人スタッフと揉めている。

1時間半も掛かり、結局どちらも彼女の間違いで、お互いアップグレードはなし。

これはまるでシンデレラ。

正確なアップグレード金額は約25万円ほどで、この1時間半はいったい何だったんだろうとクリスくん、彼女にやたらとご立腹のご様子。

あげくに彼女のひと言、あなた搭乗まで後10分しかないはよ。と、火に油を注いで
ふたりの険悪さはもう見ていられない。

エコノミーチェックインカウンターでクリスくんをやたら慰めてやるしかなく、付いてない時はこういうもの。

大行列のセキュリティチェックでお互い苦笑いするしかなく、元はと言えばこれも我々の卑しい考えと行動から出たさび?

Have a good flightでお互いのゲートに。

色んな国籍の人が見受けられるが、ほとんど南米カラー満載のゲート前。

日付が変わり、睡魔が襲って来てネムネム状態でブラジルの10日間は無事に幕を降ろしたのでした。

Obrigado! & see you soon.