クリスマスが終っても、イギリスは引き続きBoxing Dayの祝日で交通機関でさえ運休される始末?
昨年の26日付けでイギリスのBoxing Day/ボクシングデーとはいったいどういう祝日なのか?は説明しておりますので、気になる方はもう一度、どうぞご覧下さい。
ヨーロッパからは、さっぱり仕事の連絡がない、誠に静かなこの3日間。
ヨーロッパのクリスマス行事のイロハ?は2006年バージョンですでにお伝えしている関係上、二度繰り返すことは単にくどいだけで何の意味合いも持たない。
されど、日本の形式だけのクリスマス行事は多くの人がそれなりの内容でお届けしているはずで、あえて私がどうこう書いても面白くもないはず。
そこで、本日はファッションの原点について少々、、、、、
おい、またいつもの愚痴&文句かと思われるはずですが、まさにその通り。
マンネリ気味の日本のファッションシーンに飽きられた方、そろそろ思い切って、流行りもの好き、ブランド好きから脱皮を試みてはいかがでしょうか?の心のこもったお誘い&ご案内。
猫も杓子も、右を見ても左を見ても、まるでそれはユニフォーム的なジャパニーズファッション。
店頭の商品構成もほぼ似たり寄ったりで、ブランドタグネームの違い以外、いったい何に違いがあるのかさっぱり分からない昨今。
どうして日本はこういう文化なのかと疑問?????????????だらけなわけで、その謎?は今となっては深みにはまるばかりで、ヒントすら見いだせない。
何でこうなるのと嘆く前に、思考と価値観の違いだとひと言であっさりと片付けてしまうべきなのかもしれないが、ここはプロ根性丸出しでクドクドと云いたくなる。
我々はファッションを生業とし、毎日何かしら洋服にふれるわけですが、一般人は、そこまで熱くなる理由がないし、おそらく必要性もない。
ファッション誌を始め、最低限あらゆる情報にのっとってオシャレを楽しめば、そこそこ満足感が得られて、満たされている。
ひとつの例をあげると、某サンダルは聞くところによると驚くことに日本市場でミリオンセラーだとか?
売れることは良いことだけれど、このサンダルをあえてファッションとして捉えるものなのか?
これだけ売れているにも関わらず、私の目には入ってこないのは意識がまったく存在していない証拠で興味がない。
私が考えるにこの現象は手頃な価格で値ごろ感があり、過去に流行ったハンディーゲームのたまごっちとたいして変わらないのではないのかと、、、、、、、、、
人が自分のお金で何を買おうが大きなお世話と叱られそうですが、ファッションを愛するがゆえ、何足か色違いで持っている人もいるはずでしょうが、単純に計算上日本の国民の100人にひとりが持っている履いているなんて信じられない。
もし事実だとすれば、いくらなんでも100万という数字には嘆きたくなる。
ここまである程度好き勝手に言いたいことを書いたので、そろそろお口直しにHEART2月号に掲載された我が愛するRSGO!ファッションをご堪能下さい。

まさに1984年に仲良し4人組によってロンドンで産声を上げ、ロンドンのストリートファッションを牽引してきた『 The Duffer of St George/ 通称ダッファー』の紹介6ページにRSGO!ファッションがどういうわけか参入? 乱入?

Ready Steady Go!が1985年にスタートして、86年からDufferを取り扱いし始め、約十年間、日本のファッションシーンでDuffer イコールReady Steady Go!と認知されるくらい思い入れと愛着があり、彼らとも随分仲良くしていたものです。

哀しいけれど、嘗てReady Steady Go!が愛してやまなかったあのDufferも今では整形手術?をしたかのような装いに生まれ変わり、日本の某大企業の見事なまでの販売戦略の手中ではるか遠い遠い彼方に行ってしまった感は拭いきれない。

All the best