Suspicious man | Ready Steady Go!

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   ~ London Eye ~


この世の中、変な怪しい人間は少なからず存在するが、身近にいるせいか人格&性格に問題があるくらいでは、それほど驚くことでもない。

今日、代官山のお店に出現した男はまぎれもなく怪しい。

といっても私がいないところの話だけれども、スタッフからの報告だとそれはまぎれもなく次元の低い詐欺師。

大きな声ではいえないくらい恥ずかしい話ではあるが、以前も実在しないヤクザだと名乗り、店のスタッフを恐喝して、商品を持ち逃げした輩がいたが、実はまったくのデタラメ話にまんまとうちのスタッフがだまされたという情けない過去もあるのです。

仕事後、スタッフを連れて警察に行って事情説明をするが、刑事さんもあきれるほどお粗末な内容に私自身も思わず赤面してしまうくらい。

被害届けを提出してから数日後、担当刑事さんからその輩がなんと無銭飲食でブタ箱に今いるとの連絡をいただく。

うちだけの問題ではなく、かなりの被害届があるようで別件逮捕となったようです。

こういうみみっちいことをやる人間に対してお灸を据えてやらねばで、犯人の担当弁護士から示談の相談を持ちかけられるが、現場にいた当事者のうちの心優しい?????気弱なスタッフがノーでは、私の返答もお受け出来ませんと言わざるを得ない。

で、これにて一見落着のはずが、その後も数回偽ヤクザの担当弁護士から連絡が入り、お願いされる。

一番納得出来なかった説明が犯人が東京六大学の有名大学出身で、一部上場会社に就職していたくらいそいつはそれまで優秀だったから、今後の将来を考えて示談の方向で考えてもらえないかと私に嘆願するが、その言い方に納得いかずカチンときた。

私は確かに有名校出身ではないけれど、別にひがみがあったわけではなく、学歴がどうのこうより、本人が今回の事を深く反省して謝罪したいので、その姿勢から、もしよろしければ判断していただけないかくらい、あんたも弁護士なら言えないのか?と思ったわけです。

他人に大迷惑をかけて裁判が始まる上で、私の気持ちの中で学歴がどうしたこうしたが重要ではなく本人の気持ちがどうなのかを私は知りたかったわけで、弁護士の未熟さに対して犯人と弁護士のおふたりほど優秀な学歴をぶら下げていない私は丁重に?お断りしたのでした。

スタッフの説明によると今日現れた輩は、年の頃50歳くらいで黒のハンチングに黒のレザージャケット、黒のサングラスの出で立ちは、まぎれもなく数十年前の映画のチンピラスタイル。

あまりにお粗末な手口にさすがの優秀な?うちのスタッフも、かろうじて被害を受けなくて済み、ほっと一安心といいたいところですが、数あるお店の中でそんな輩に我がReady Steady Go!がお目に留まったとは、なんと情けない話かと、、、、、

このトボケたおっさん、何を考えているのか、明日また来るからと言い残して立ち去ったそうです。

普通では考えられない思考の持ち主なのか、少なくともこんな輩のせいでこれ以上被害が広がらないことをただただ願うばかりです。

やって来ないとは思うけれど、万が一のことも考えてお灸の選択に忙しい今晩です。

随分と寒くなり、東京の街の街路樹も紅葉が見られ秋の深まりを感じます。

Cheers.