Dr Denim by Yoshiyuki SHIMAZU | Ready Steady Go!

Ready Steady Go!

Season Concept
   ~ London Eye ~


今月24日発売のHEARTにスウェーデンのDr Denim/ドクター・デニムのスキニーホワイトジーンズモデル着用で掲載されています。

このスタイリングとコーディネートを担当したのが、我々のファッション界では、知らぬ人はいない大御所ご意見番/島津由行氏。

彼との出会いもさかのぼる事、かれこれ25年くらいになりますが、相変わらず精力的でファッションセンスは個性重視のオシャレな人です。

同い年ということもあり、20代の頃は色々とお世話になり、パリに住んでいた彼にReady Steady Go!の仕入れをお願いしていた事も今となれば、懐かしい思い出です。

当時イギリスものの仕入れがほとんどだった私にとって、パリに住む彼の感性は、独特なニオイを感じさせてくれて、自分にとってもいい勉強になりました。

帰国後の彼の活躍は説明する必要がないくらいですが、80年代後半マガジンハウスのポパイやアンアンなどで毎号彼のスタイリングが輝いていたものです。

Ready Steady Go!の取り扱い商品も彼のセンスでオシャレに掲載してもらったことも数知れず、一度はポパイの表紙で外人モデルにReady Steady Go!のショップ袋を抱えてもらい、その時、随分嬉しかったことを思い出します。

今ではスーパースタイリストとなり、メディアにも頻繁に登場しているあの祐真朋樹氏も島津氏のもとでアシスタントをしていたくらいで、自由が丘の島津氏のオフィースに3人のアシスタントが住み込み、下積み時代を身近で見ていた私にとって日本のファッション界での島津氏の影響力がいかに大きいか、計り知れない彼の実力には尊敬します。

現在の彼は、CF、雑誌、広告媒体を中心に多くのタレント・アーティストのスタイリングを担当したり、ファッションショーの構成・選曲、雑誌にてクリエイティブディレクションも手がけていて大忙しの売れっ子。

彼のスタイリングで一番好きなのは、パリに居住していたからこそ体験出来たフレンチ・エレガンスを感じさせてくれるところです。

80年代後半、パリスというバンドもやっていたり、多才な彼はパンクファッションの敬愛者でもあり、イギリスのファッション界の神様ヴィヴィアン・ウエストウッドとマルコム・マクラーレンのブランド「Let it Rock」「SEX」「Seditionaries」「Worlds End」の当時の希少アイテムのコレクターであることでも有名。

彼の出身地である熊本は、なぜだかファッション業界で活躍している人が多いのです。

私が知っているだけでも数知れず、あえて名前は出しませんが日本のファッション業界の七不思議かも?

そんな彼に今回、スタイリングで使用してもらった事は光栄なひと言。

今回の雑誌の内容もパンキッシュでロックぽい雰囲気が漂います。



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島津氏のコーディネートだとDr Denim/White jeansも一段とカッコ良く見えるから不思議です。



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島津氏へのお礼かたがた、懐かしさにカッコをつけて、しっかりとReady Steady Go!がエージェントのDr Denimの宣伝をさせていただいた本日のブログもそろそろ終了。


Have a nice weekend.