パリ滞在の3日間もあっという間に過ぎて行き、気が付けば最終日の2日で午前中はチェックアウト準備でいつもの得意?の荷物詰めでバタバタと部屋でてんてこ舞い。
すでに7月で、今年も半年が過ぎたとは、なんともクイックスピードでこれからは一段と加速して時間が経過して行きそうで心なしかナーバス。
こういうことを書くのは、きっと歳を取った証拠と言われてしまうから、本来は禁句のことば。
ホテルをチェックアウトして、午後からTRANOI展示会場で皆さんご存知のあのJAS,元DUFFERのSTEVENほか多数、以下省略で皆さんにセイ・グッバイ。
秘密にしておこうと思ったけれど、やっぱり口が軽めのわたくし、このパリ3日間を振り返って、旅のお供に絶対の必需品?ミニアクシデントを自信を持って簡単にご披露。
まずは到着翌日の30日の夕方、ひとりで展示会場からホテルに戻る為、オペラ近くからライン95のバスに乗るが、普通ならセーヌ川を渡り、わずか10分、15分でサンジェルマン・デュ・プレまで行くはずが、どうも様子がおかしく、バスはコンコルド、そしてなんとエッフェル・タワーの下を通り抜け、ハイスピードでまったく別ルートをノンストップで過ぎて行く。
こんなにパリに来ていても、エッフェル塔を間近に見るのも久しぶり、これ幸いと受け取り、完璧に開き直るしかない。
胸中は知らない所に向かっているから、微妙に不安感が襲って来るが、いい年をして何を言っているかだ、、、、、
車内はまったく冷静で涼しい顔をしたひとと自分のように落ち着かないひとの二極化?
何人かのおそらく不安になったフランス人のマダムたちが順番にドライバーに聞きに行っているが、表情から察するにほぼ自分と同じ胸中であることは間違いなさそう。
フランス語がまったく分からないから、ドライバーに尋ねることも出来ず、どういうことかまったく理解出来ないが、最終目的地まで行くことは間違いなさそう。
でも、時間のムダだし、どこかで降りた方がよさそうと10人くらいの人と一緒に次の停留所で降りることに。
運良く高層ビルのモンパルナスタワーが見えて、パリに熟知している?我が輩はそこまで歩けば帰り方は分かる。
展示会場でかなり歩き回った足は正直、鉛のように重たく、時差ボケもあり、高層だから近くに感じたものの実際はかなり遠く感じて、成田の幸運の短命さを嘆く。
ツキが無くなると流れは更に悪くなり、モンパルナス駅はターミナルゆえに駅入り口からプラットホームまでがどこまでも遠くラッシュアワー付き。
やっとホテルに着いた時には、バス停から1時間15分が過ぎているという恥ずかしながら、まるで完璧なツーリストに降格。
後で分かったことだけど、なぜバスは正規のルートを走らなかったかというと、、、、それは、Foire de Saint-Gerumain/今年で30回目を迎えたサン・ジェルマン祭りが行われいて、展示会、演劇、パホーマンス、コンサート、骨董市などメニュー豊富にイベントが開催中が理由。
週末ということも重なり、サン・ジェルマン界隈のいたるところの道路が閉鎖されていて、迂回路もかなり渋滞のおまけ付きに遭遇したというラッキーデー?
せめてもの救いは、夜の9時過ぎまで明るい夏のパリ。
近くのルクセンバーグ公園に出掛け、イスに腰掛け、1時間ほどリラックスして気分転換。
閉園後、公園の周りに展示された数十枚の写真を眺める。
タイトルは、北アフリカの現状。
胸にジ~ンと熱いモノがきた写真をいっぱい撮ってお見せしたかったのだけれども、旅には忘れ物もつきもの?で、今回もまたまたまたまたまたカメラとコンピューターのケーブルを忘れたため、写真のアップが出来ず、残念ながらお預けです。
ず~っと懲りずに読んで頂いているひとは、毎度のことに空いた口が塞がらないと呆れるかもしれませんが、仕事での旅とはこんなもんですよ、、と
開き直り、帰国後にアップするまでのお楽しみということでフレンチ映画のごとくFinでスマートに終わります。
Fin.