Washing out to dry | Ready Steady Go!

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   ~ London Eye ~


晩ご飯も食べ終わり、30分ほど食後のブレイクタイムですでに11時30分となり、さて、これから旅の準備に取りかかろうかと重い腰を上げて、メタルケースを開けた中から出て来たのは前回使用のビニール袋に入ったままの後藤田くんのスメリー?アンダーウエアと靴下の5点セット。

今回は、短期滞在用のフラット/アパートではなく、珍しくロンドンでもホテルに滞在したので一度も洗濯しなかったおかげで、持参した12日間の下着&靴下の一部を出し忘れてしまい、ご対面。

せっかく気合いを入れて取りかかろうとした出足から完璧につまずき、テンションは急降下。

下着はスペアがあるから問題なしですが、靴下はお気に入りばかりなので急遽予定を変更して、バスルームのまだ若干温かいお湯で手洗い&ハミング?で一件落着。

ホントはこんな事をやっている場合ではなく、時計を見るとすでに日付がかわり12時5分。

今夜も3時就寝予定だなあとため息で半分あきらめつつスタートするが、この内容を読んだ人は1時間もあれば簡単に終わるでしょとあんたがトロイのよと言われそうですが、まさにそれでいつも、現地の状況を考えるとこれはどうしょうかと迷う性格に問題あり。

男なんだから着ているものなんて毎日一緒でも死にゃしないとお叱りもあるのは分かるのですが、一応私もファッション人間のハシクレとしてそれなりに日本代表?としてヨーロッパの展示会場やそれなりの場所でコーディネイトをアピールしなければとも思うのです。

あんたなんて誰も意識して見てたりしないわよ、完璧な勘違いとのご意見をあるでしょうが、まったくその通りかも、、、、、、、、

結局、いつも洋服の数で悩み、冬は特にかさばるから、肥満スーツケースでパンパンにこれでもかというくらい詰め込むのです。

クリスくんにはいつもお前またハネムーンか?とカラカワレ、呆れられるが性分だから仕方ないだろうといつもの会話が今回も想像出来ます。

ひとつ、言い訳をさせてもらうと海外では日用品にしても何にしても日本製品と違い、20年間の経験上現地で買うより持参した方が品質、サイズ、性能、値段、などなどどれをとってみても日本製品の方がベター&ベスト。

日用品の例として例えば、ロンドンの歯ブラシはデカクて500円から800円もしています。

ティッシュは固くて素材が良くない割に異常に高く、たった一箱で安いのでも300円くらいします。

サランラップは、もちろんクウォリティは最悪でこんな粗悪品使えないと思うほど、取り出しがうまく行かない上にくっつかない。

洗剤、シャンプーなどどれをとってみても食料品と同じでコンパクトサイズはなく、大箱で日本のように短期間用にと気の利いたものなどほとんど存在しないのがヨーロッパマーケット事情。

ちなみにコンドームはというと、人から聞いた話?だとこれもハードで厚さがあり、潤いが足りない、そして日本人にはでかい。

まあサイズに関しては万国、ひとそれぞれでしょうが?

海外に来ると日本製品の繊細さに感心させられ、その開発力はすごいと思うけれど、得てして何にしてもおおざっぱな?欧米人には日本製品の繊細さに驚き&感心はしても、実用性を考えるとそこまで必要としないのが現実なんでしょう。

機内の時計は東京タイムは20時、8時間の時差があるからパリは12時で後4時間少々のフライト。

もうちょっとの辛抱で華の都パリも、もうそこまで。

merci