terror again ? | Ready Steady Go!

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   ~ London Eye ~


今朝も4時半に目覚め、まだ薄暗い外を眺めているとルーフバルコニー伝いに猫がグッドモーニングのご挨拶にやって来ます。

東京に比べて、やっぱりのんびりとした環境に更に出来る事には限りがあるから、ながら時間を使うことなく、単調だけど貴重な時間を過ごしている気分です。

東京だと時差のある海外との仕事上やも終えず深夜型の生活習慣が、ここロンドンでは朝型に変身して、確かに早起きすると時間が有効に使え、最近は特に東京ではほとんどしない自炊までやり、別人イギリス人後藤田の誕生です。

気持ちいい朝に突然飛び込んで来た驚きのニュースは、又、航空機テロがヒースロー空港で計画されていて、ロンドン警視庁が未然に容疑者を摘発&逮捕、大事には至らなかったが、引き続き、警戒は最高レベル5で土曜日から英国航空でコペンハーゲンに行くのに、全く持ってコペンハーゲン行きは運が悪いのひとこと。

去年の8月の英国航空のストライキ、今年の1月のEASY JETの不審物発見とアクシデント続きで、たった年2回のコペンハーゲン行きが2度ある事は3度あるを証明した悲しい現実を受け止めなければなりません。

今日のヒースロー空港は、ニュースで見る限りパニック状態。

明後日も、空港でのセキュリティーチェックだけでかなり時間が掛かりそうだし、今回の爆発物は液体を機内に持ち込み、飛行中に空中爆発させる計画だったらしく、飲み物をはじめ液体類は一切機内持ち込みが出来なくなるそうです。

事故にならなければ、飲み物くらい大した事ではないですが、普段でもヒースロー空港のセキュリティーチェックは時間がかかるから、行ってみなければ分からない色んな不便が待ち受けていそうな予感がします。

搭乗をキャンセルする人もかなりいるらしく、内心後藤田どうしようかとしばし考えるが、、、、、、、、、、、、、、、、、???

過去、1990年?の湾岸戦争の時から、東京 / ロンドン間のガラガラの機内、戦車やライフル銃を持った厳重警戒中のヒースロー空港を体験、その後も、数知れないIRAによる爆弾騒動のロンドンや中東絡みの宗教戦争の度に、空港や駅で不審物が見つかれば、テープが貼られ、立ち入り禁止で2時間の遅延なんて当たり前の緊迫した状況を幾度となく、くぐり抜けて来たから、今回の小さな不便や不都合も許容範囲内。

以前もこのブログに書いた日本にいると感じない危機感をこうやって度々、海外に来る事によって身近な出来事として考えざる終えない現実もある意味貴重かつ、戦争&テロにより尊い人間の命が簡単に奪われ、対岸の出来事で済んでいる日本人として考えるべきなのかも知れない。

この世の中、なぜ、20歳代がほとんどの青年の彼らが自分の命と引き換えにテロが実行出来るのか ?  との素朴な疑問にイギリス人たちは、それはきっと日本の神風と同じなんだよ。 との解釈。

簡単には受け止められず、時代が変わりすぎていて、これだけの情報社会で60年前の状況とは明らかに違うように思うけれど、生立ち、環境、思考、思想、文化の相違から彼らの思うところはどれだけ考えてもきっと理解出来ないであろう 総人口63億人の世界の大きさに釈然としない気持ちが残ります。

情けない話、こんな書き方をしている事が、まだまだ人ごととしてしか捉えていない証明のようにも感じる。

動かなければ、絶対に安全が保証される訳ではなく、確率の問題で日本にいてもいつ何が起こるか分からないのも事実。

海外だけに、ニュースにしがみつく訳にもいかず、自分のことは自分で決めるの鉄則で一晩、考えてみようかなと、、、、、、、、、、、、

急に重たい話題になり、日本にいる人とは若干温度差があるかも知れないのでこの辺で。

翌朝のイギリスの朝刊は、もちろんテロニュース中心でどの新聞も主犯格の顔写真を筆頭に犯人すべての居住地の地図と写真が公開され、どのようにして今回のテロ計画を捜査し、摘発したかの内容とどのような爆発物を計画していたか、そしてパニック状態のヒースロー空港の写真などを伝えていて事の重大さが分かります。