夏の強烈な日射しのからっとしたヨーロッパから帰国しただけに、東京の天候は時差ボケ身体にはかなり重たくのしかかっています。
どうも、ロンドンを離れる時にスウィッチの切り替えを忘れ、イギリス人のまま帰国してしまったようです。
イギリスの有名な悪天候と日本の夏が入れ替わってしまったような今日この頃。
ただ、日本特有のこの湿気は、18日間エスケープしていたお陰で余計に不快に感じてお手上げです。
テレビを観ていると先月のF1から始まり、ウインブルドンテニス、そして全英オープンゴルフと世界のスポーツのトップレベルがイギリスで行われていました。
ひとことで言ってイギリスで行われている各スポーツの会場は、どれも歴史があり、伝統を重んじている為、自然のままの環境を重視して、近代化された設備のアメリカンスタイルとは大きく違います。
どちらが良いかは、一概には言えませんが、スポーツだけに限らず、ファッション、アート、映画の世界でも多額のお金をかけた豪華なアメリカンスタイルか、限られた予算のなかで個性を大事にするブリティッシュスタイルかはみなさんのお好みです。
イギリス人の良さは、贅沢でなく質素だけど今を楽しむ資質を持っているというところで、昔の良いところはどれだけ年数が経っても、継続して維持して行く英国文化の伝統があります。
しょっちゅう、イギリス&イギリス人の不満が多い後藤田ですが、文句を言いながらでも、なぜかブリティッシュスタイルが肌に合うのでしょう。
日本も夏休みに入りましたが、ヨーロッパも羨ましいサマーホリデーがそろそろスタートです。