Terror in London | Ready Steady Go!

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   ~ London Eye ~


帰国 4 ナイトめを迎え、若干時差ボケ症状も回復の兆しが見られ、何とかクスリに頼らず済みそうです。

ロンドン出張中は日常のちょっとした楽しい話題が中心でしたが、ロンドンでは昨年7月7日地下鉄とバスでテロが起こり、数多くの犠牲者が尊い命をなくされてから、1年が経ちました。

7日はまだ、バルセロナに滞在中で8日にロンドンに入国しましたが、それからは毎日、地下鉄とバスを頻繁に利用していました。

私の周りではあまり利用しないこともあり、誰もこの話に触れることがなかったのですが、関係者による追悼式がロンドン市内で行われ、遺族たちが犠牲者のご冥福をお祈りしているニュースを知り、私も海外に頻繁に訪れる立場から、いつ、どこで、なにが起こっても不思議ではなく、平和ボケしない意識でおります。

イギリス人からの声としては、日本の住民はほぼ日本人だけで世界中でもかなり珍しいと言われます。

それが日本の歴史であり、伝統文化の維持に繋がっているいい面もあると思いますが、現代のグローバルな視点から見ると国際社会と他国の文化への意識が相変わらず希薄であるのも事実で海外に出かけると言葉のハンディキャップも含めて経験不足な日本人を実感します。

外国人からしても、やはり日本人は異質に感じるようで、まだまだ、アジア人と欧米人との差は歴然としています。

地球上のアジアの位置もヨーロッパのように気軽に他国に出かけられるわけでもなく、行動するには難しいですし、そう簡単に欧米人に接する環境でないのが現状です。

外国人と接する機会がないひとには、日常生活上、何かが必要なわけでもなく、極端な見方だと昔のままの
農耕民族のままで済んでしまいます。

日本文化に対する意識も、近年、高まってはいますが、まだまだ、関心があるのは一部のひとで学校教育のなかでもあまりふれられることはなく、誤解や間違った事実が伝わっているようにも思います。

日本は世界の色んな国に対して支援、援助を行っていますが、その事実を知っている国の人たちからは随分と日本人は感謝され親日家が多いのも事実です。

日本人の意識が変わり、国際人としてケースバイケースではありますが、必要性がある時にははっきりとストレートに意見が言えて、日本の良さが誤解なく海外で伝わる日がいつか訪れることを期待してそろそろ終了です。

have a nice weekend.