最近どちらかというと意識的ではないけれどファッション話題から引き気味で遠ざかっていましたが、久しぶりに先週、恵比寿で行われたJUN の展示会へおじゃました時のお話を少々。
JUNといえば私が中学生の頃/ 1970年代、ファッションはJUNとVANの2ブランドが主役でファッション誌は Men`s club / メンズクラブが唯一のバイブルだった気がします。
それとなく誰かしらに Ready Steady Go! のイメージを聞くとかたくなにロンドンテイストを貫き通しているように感じるようですが、2006 S/S コレクションとして青山の LOVELESS からTシャツとスウェットのコラボレーション依頼があり、現在ショップで販売していただいていますが、同業者の皆さんも LOVELESS でご覧になる人が多く、よく驚いたように聞かされます。
かたくなな RSGO!とトレンドファッションの最先端を意識しているLOVELESS の両極端なコラボレーションとがある人には奇妙に映り、ある人には対照的で正反対な位置付けが逆に面白みを感じるとの意見もあり様々ですね。
簡単にありえそうな事で納得されるより、意外性を感じてもらえた方が私には逆に快感かも知れません。
そして今回は更に大御所 JUN 社から、VISというオリジナルレーベルが今年10周年を迎えられるということで大変有り難いお話を頂き、お祝いの10th Anniversary のスウェットを RSG0!とコラボレートしてくれたのでした。
昨年から、これ以外でも大変お世話になっているJUNの坂本さんと加藤さんには本当に心から感謝しております。
そして展示会場は2日間貸し切っていた5フロアーのカリフォルニアレストランで普段、国内ものをあまり見ず、大組織を知らない後藤田にはある意味良い刺激でじっくり拝見、見学で久しぶりの勉強でもありましたね。
1時間半ばかしの時間もあっという間に過ぎてしまい、具体的な話はまた改めてしようかと思いますが、一方向ばかりから攻めていたけれど、単純に360度色んな角度からの方向もあるんだよと指摘されたような気がしました。
せっかくだから、3カラーのスウェット写真と豪華なカタログブックに載せていただいたロゴもこの際公開してJUN / VIS レーベルの10周年を前祝いさせて頂き、調子よくお祝気分に勝手にファーストクラスシートで便乗させて頂きました。
20年以上、中にいるだけで他の方が RSGO! どのように感じているか知らず、もしかするとこう言う私を世間一般的には井の中の蛙なのかもとちょっぴり心配もしつつ、総合的にファッション性の高い方々にお声をかけて頂き、可愛がってもらえる事が妙に嬉しくてついつい顔がほころんでいる相変わらずの後藤田でした。

