あまり身近な食材ではなく、頻繁に食べる機会も少ないですが、フォワ グラ、トリュフとともに世界の三大珍味として高級食材として Caviar / キャヴィアの存在があります。
私が、キャヴィアを初めて口にしたのはおそらく、26年前、初めてのロンドン行きのロシアのアエロフロート機のエコノミー機内食だったと記憶しています。
ここ20年は搭乗していないので現状は分かりませんが、当時のアエロフロートの機内食はすこぶる評判がよろしくなく、日本人の女性客などは自分のお弁当を持参していたり、人によっては全く食べない人がいたりしましたね。
たまたま隣のシートの親切な女性がおにぎりをどうぞとくれたこともありましたが、それでも、アエロフロートでモスクワ経由でのロンドンまでの16時間の空の旅で私の唯一の楽しみは本当にちぎるのが大変な堅いハードパンに付いているロシア本場のキャヴィアとバターを頂くことでした。
その見た目と舌触りはエコノミークラスだから決してランクは高くなかったのかもしれないけれど、当時の私には味も素っ気もないただ単に肉の固まりがに乗っているプレートの横で黒く輝いていた少量の小さなつぶつぶをお酒と一緒に味わうのが楽しみでした。
その後は、パーティーやレストランで食べる機会も少しは増えましたが、本場の高級物はやはり高くて
ヨーロッパに行った時、空港の免税店 / Caviar house ? で買ったりしてましたね。
Caviar/ キャヴィアと言ってもやはりぴんからきりまであり、天然のチョウザメのキャヴィアが最高品で黒海、カスピ海、フランスのガロンヌ川産が最高級らしく、私も過去に安いからと買ったものの中身は着色したチョウザメの卵ではない/ 擬 / の何かの魚のたまごの加工品や養殖ものまで色々あるみたいです。
訪れた国の現地料理を味わうことは雰囲気も含めて料理の値段に関わらず、三ツ星に値いする旅の楽しみですね。
食文化の意識が高いヨーロッパでは、シャンパンにキャヴィアで 美味しく Cheers、
そして、最近、私の義兄からの応援&激励コメントメッセージにありがたく感謝の気持ちを込めて Cheers .