四日目(11/19)の発表分。

 

■北条時政(43)

 演:坂東彌十郎。伊豆の小豪族に過ぎなかったが、鎌倉殿(源頼朝)の舅となったことで、運命が一変する。鎌倉の覇権を握るために、ともに戦った同志たちを次々と毒牙にかけていく。主人公の義時に立ちはだかるダースベイダーの役どころを歌舞伎役者の坂東彌十郎さんがどう演じてくれるだろうか。

 

■源頼家

 演:金子大地。頼朝亡き後、十八歳で二代目の鎌倉殿となるが、幕政の実権を奪われ、最大の庇護者である妻の実家(比企氏)を族滅され、母の政子にも見限られ、伊豆の修善寺に幽閉されて、悲劇の最期を迎える。演じるのは若手俳優の金子大地さん。

 

■阿野全成(28)

 演:新納慎也。源義朝の七男。頼朝の異母弟。母は義経と同じ常盤。北条時政娘(阿波局)を娶り、頼朝と政子の次男・実朝の乳母父となるが、二代目鎌倉殿となった頼家(頼朝・政子の長男)に謀反の容疑をかけられ、誅殺された。演じるのは新納慎也さん。

 

■源範頼

 演:迫田孝也。源義朝の六男。頼朝の異母弟。母は遠江国池田宿の遊女。頼朝の忠実な弟として、平氏追討の大手大将軍を務めた。後に謀叛の疑いをかけられ、伊豆国に配流となった。演じるのは迫田孝也さん。

 

■大江広元(33)

 演:栗原英雄。鎌倉殿(頼朝)の張良・蕭何ともいうべき人物。元暦元(1184)年、頼朝に招かれ、京から下向。公文所(後に政所)の初代別当となり、幕政の枢機に参画した。鎌倉殿亡き後も、十三名の宿老会議の一員となり、政子の信任も厚く、北条氏と協力して幕府を支えた。該博な知識と怜悧な頭脳をもった、我が国最初の武家政権のブレーンを演じるのは栗原英雄さんだ。

 

※1)なお、人名の後にある()内の数字は頼朝(鎌倉殿)が挙兵した治承四(1180)年時の年齢で、『国史大辞典』による。

※2)キャスト発表はこちら

 

 

 

 

 

 さて、三日目(11/18)の発表分。

 

■三浦義村

 演:山本耕史。武都・鎌倉の背後を本拠とし、北条氏に比肩する勢力を誇りながら、北条氏につかず離れずの立場を維持し、幕政に隠然たる権勢を保ち続けた。三浦一族は、安達一族とともに、義時の死後まで生き延びる。演じるのは山本耕史さん。鎌倉の闇を知り尽くした、この男こそ、本ドラマの、影の主人公といえるかもしれない。

 

■和田義盛(34)

 演:横田栄司。三浦一族の有力者であり、創業の功臣。御家人を代表する侍所の別当として、絶大な存在感があり、畠山重忠を三国志の関羽に例えるなら、張飛のようなキャラといえようか。舞台を中心に活躍してきた横田栄司さんが豪快に演じてくれそうだ。義時は、義盛を克服したとき、初めて鎌倉を制するのである。

 

■伊東祐親

 演:辻萬長。流人時代の頼朝の監視役であり、石橋山の戦いでは頼朝軍の背後から挟撃の態勢をとる。演じるのは大河15回目の出演となる辻萬長さん。辻さんは1972大河の『新・平家物語』では、頼朝(演:高橋幸治さん)と政子(演:栗原小巻さん)を争う恋敵・山木兼隆役を務めた大ベテランだ。

 

■阿波局

 演:宮澤エマ。北条時政の娘で政子・義時の妹。姉婿・頼朝の異母弟・阿野全成の嫁さんで、姉・政子の次男・実朝の乳母となる。梶原景時弾劾事件のきっかけをつくり、夫・全成は謀叛の疑いをかけられ、鎌倉殿(政子の長男・頼家)の命令で、誅殺された。ミュージカルを中心に活動してきた宮澤エマさんが演じる。

 

■土肥実平

 演:阿南健治。頼朝の挙兵当初から、その側近くで、勲功を重ねる。頼朝の信頼も厚く、各遠征軍にあっては重きをなした。演じるのはベテラン俳優の阿南健治さんだ。

 

※1)なお、人名の後にある()内の数字は頼朝(鎌倉殿)が挙兵した治承四(1180)年時の年齢で、『国史大辞典』による。

※2)キャスト発表はこちら

 2022大河のキャスト発表二日目(11/17)の分だ。

 

■畠山重忠(17)

 演:中川大志。豪勇大力のエピソードに事欠くことはなく、鎌倉武士の誉れといわれ、人々からリスペクトされた、いわば三国志の関羽のごときキャラで、牧の方の口車に乗って重忠を謀殺し、鎌倉中の憎しみを買ったことが、時政(43)の失脚につながった。日本史上最も武士らしい武士を若い中川大志さんが演じる。

 

■平宗盛(34)

 演:小泉孝太郎。優等生の重盛ではなく、武闘派の知盛や重衡でもなく、ボンボンで柔弱な宗盛は、失礼だが、小泉孝太郎さんのイメージにぴったりかもしれない。武士らしからぬ未練を引きずってまで我が子を思う敗者の悲哀を演じ切った時、役者としての新たな地平も見えてくることだろう。

 

■大姫(3)

 演:南沙良。源氏三代の悲劇を象徴するかのような女性だ。幼くして、両親(源頼朝と北条政子)の思惑に翻弄され、許嫁を奪われ、運命の濁流の中で、心を切り刻まれ、深い闇の中で若い命を散らす。演じるのは南沙良さん。モデル出身の若手女優だ。

 

■安達盛長(46)

 演:野添義弘。鎌倉殿(源頼朝)の乳母・比企尼の女婿として、頼朝の流人時代から、彼の側近くに仕える。鎌倉殿亡き後は十三名の宿老会議の一員となる。鎌倉バトルロイヤルでは、最初の生贄となる、鎌倉殿の謀臣・梶原景時を激しく弾劾する。安達一族は、義時の死後まで生き延びた。演じるのはベテラン俳優の野添義弘さん。

 

■源行家

 演:杉本哲太。源為義の十男。頼朝の父・義朝の弟だ。治承四年、以仁王が打倒平家に立ち上がると、王の令旨をもって全国の源氏を説いて回った。功名心と出世欲が強く、次々と庇護者を変え、親族間を渡り歩いた末、非業の最期を遂げた。演じるのは杉本哲太さん。実際の行家よりもずいぶん年齢が高い気もするが、杉本さんなら問題ないだろう。

 

※1)なお、人名の後にある()内の数字は頼朝(鎌倉殿)が挙兵した治承四(1180)年時の年齢で、『国史大辞典』による。

※2)キャスト発表はこちら