■第22回(義時の生きる道)の復習

 義時(小栗旬)は親友の三浦義村(山本耕史)から、妻の八重(新垣結衣)が死ぬ前に、満足していたと語っていたことを教えられる。

 建久元年(1190)十一月九日上洛した頼朝(大泉洋)は仙洞御所に参内し、後白河法皇(西田敏行)に拝謁する。頼朝は娘の大姫(南沙良)後鳥羽天皇(菊井りひと)入内させたい旨を法皇に伝える。

 その後、頼朝は九条兼実(田中直樹)と会談し、互いの協調関係を確認するが、兼実はすでに娘(任子)天皇の后(中宮)として入内させたことを頼朝に告げる。

 上洛に随従した御家人たちが酒を酌み交わしていた頃、頼朝は工藤祐経(坪倉由幸)に誘われて、歌会に顔を出していた。義時は和田義盛(横田栄司)に再婚を進められ、閉口する。

 別の場所では、頼朝に対する、御家人たちの愚痴大会が始まっていた。不満を漏らす者たちをなだめる範頼(迫田孝也)。それを比企能員(佐藤二朗)がたのもしそうに見つめていた。

 その頃、北条時政(坂東彌十郎)曽我祐成(田邊和也)時致(田中俊介)の兄弟を政子(小池栄子)たちの前に連れてくる。時政は工藤祐経の襲撃により、父を失くした時致の烏帽子親になっていたのだ。

 

 建久三年(1192)、後白河法皇が崩御すると、その年の七月に、頼朝は征夷大将軍に任じられる。頼朝夫妻に喜びが続く。政子が二人目の男子、千幡(後の実朝)を出産したのだ。千幡の乳母には実衣(宮澤エマ)阿野全成(新納慎也)の夫妻が選ばれた。

 千幡の誕生に、比企能員(佐藤二朗)の妻・道(堀内敬子)が焦っていた。万寿(鳥越壮真)の立場が危うくなるのではないかと心配していたのだ。比企の立場をより盤石にするため、道は姪の比奈(堀田真由)を頼朝の妾にしようと企む。

 しかし、頼朝のまわりには政子の眼が光っており、道の企みは失敗する。比奈を義時の後妻に、という話にすり替わってしまったのだ。

 建久四年五月、曽我の兄弟は父・河津祐泰(山口祥行)の仇・祐経を討つべく、時政の協力を仰いでいた。その話を善児(梶原善)が物陰で聞いていた。

 大倉御所では富士の裾野で巻狩を行う計画が持ち上がっていた。

 その頃、岡崎義実(たかお鷹)が曽我兄弟を伴い、比企の館を訪れる。仇討ちを装って、頼朝を暗殺するというのだ。比企能員(佐藤二朗)にも、仲間になれと義実はいう。北条もこの計画に加担している、しかし、時政が知っているのは仇討ちのことだけで、頼朝暗殺のことまでは知らない。義実はそういった。暗殺が成功しても、失敗しても、比企に損はない。そう判断した能員は言を左右にして、その場を誤魔化し、高みの見物を決め込もうとする。

 義時は梶原景時(中村獅童)に呼び出される。御家人たちのあいだに不穏な動きがあると景時はいう。義時は、 御家人を取り締まる侍所別当和田義盛(横田栄司)ではなく、どうしてそれをじぶんにいうのかと景時に問う。時政が一枚噛んでいるからだ。景時はそういう趣旨のことをいった。

 

 

■第23回(狩りと獲物)の予習

 うーん。この時、すでに八十歳を越え、もうすぐ老衰で引退しようという、義実のような人を謀反人に仕立て上げるのはどうなんだろう。ちょっと、抵抗あるなあ。 以前のクーデターにせよ、今回の暗殺計画にせよ、ちょっと無理があるようにも感じられるし……。次回が富士の巻狩りと、曽我兄弟の仇討ちとなるのはあきらかだろう。とするなら、次々週(6/19)は大姫入内問題から建久七年(1196)の政変に発展し、新たな政敵となる土御門通親が登場し、六月の最終週でエックスデイを迎えるのだろうか。もっとも、鈴木京香さんが丹後局を演じているのだから、通親の出番はないのかもしれない。

※()内はキャスト。敬称略

 

 

■ストーリー予想

【予習13】第一部 第三・四章 天下草創・巨星墜つ(鎌倉殿の13人:2022大河)

 

 

■「通称&年齢(数え)」つき配役表(敬称略)

  〇義時をめぐる人びと  主人公・義時との関係
   ★江間「小四郎」義時(28):小栗旬 (本人)
   金剛(8):森優理斗  嫡男 ※後の北条泰時

   ■「鎌倉殿」源頼朝(44):大泉洋  義兄
   北条政子(34):小池栄子  実姉
   大姫(13):南沙良  姪
   万寿(9):鳥越壮真  甥 ※後の源頼家

   ★北条「四郎」時政(53):坂東彌十郎  実父
   りく(-):宮沢りえ  継母(牧の方)
   北条「五郎」時連(16):瀬戸康史  異母弟
   実衣(-):宮澤エマ  実姉(阿波局)
   「悪禅師」阿野全成(38):新納慎也  義兄
   ちえ(-):福田愛依  異母妹 ※畠山重忠の妻
   畠山「次郎」重忠(27):中川大志  義弟
   あき(-):尾碕真花  異母妹 ※稲毛重成の妻
   稲毛重成(-):村上誠基  義弟
   牧「三郎」宗親(-):山崎一  ※りくの兄

  〇能員をめぐる人びと
   ★比企「藤四郎」能員(-):佐藤二朗  ※比企尼の甥、猶子
   道(-):堀内敬子  ※能員の妻
   比企「藤内」朝宗(-):●
   比奈(-):堀田真由  ※比企朝宗の娘(姫の前。比企尼の孫娘)か?
   ☆安達「藤九郎」盛長(56):野添義弘  ※比企尼の娘(長女)婿
   常(-):渡邉梨香子  ※源範頼の妻。安達盛長の娘(亀御前)
   「蒲冠者」源範頼(-):迫田孝也  ※頼朝の異母弟
   伊東祐清未亡人(-):●  ※比企尼の娘(三女)

  〇三浦党の人びと
   ☆三浦「介」義澄(64):佐藤B作
   三浦「平六」義村(-):山本耕史
   初(-):遠藤みのん  ※後に金剛の妻となる矢部禅尼か?
   佐原「十郎」義連(-):●
   ★和田「小太郎」義盛(44):横田栄司
   岡崎「四郎」義実(79):たかお鷹

  〇御家人たち
   仁田「四郎」忠常(24):高岸宏行(ティモンディ)
   工藤祐経(-):坪倉由幸(我が家)
   天野「藤内」遠景(-):●
   ★梶原「平三」景時(-):中村獅童
   梶原「源太」景季(29);柾木玲弥
   土肥「次郎」実平(-):阿南健治
   ☆足立「右馬允」遠元(-):大野泰広
   千葉「介」常胤(73):岡本信人
   ☆八田「四郎」知家(-):市原隼人
   小山「小四郎」朝政(-):中村敦
   結城「七郎」朝光(24):●  ※小山朝政の弟
   ☆大江広元(43):栗原英雄  ※中原親能の弟か?
   ☆中原親能(48):川島潤哉
   ☆二階堂行政(-):野仲イサオ  ※頼朝の從叔父
   ☆三善康信(51):小林隆  ※頼朝の乳母の甥
   佐々木「太郎」定綱(49):木全隆浩  ※頼朝の従兄弟
   佐々木「次郎」経高(-):江澤大樹
   佐々木「三郎」盛綱(40):増田和也  ※頼朝の従兄弟
   佐々木「四郎」高綱(-):見寺剛  ※頼朝の従兄弟

  ○宮廷の人びと
   ■後白河法皇(64);西田敏行
   ★後鳥羽天皇(11):菊井りひと
   丹後局(-):鈴木京香
   平知康(-):矢柴俊博

   九条兼実(42):田中直樹(ココリコ)
   一条能保(44):●  ※頼朝の義弟(同母妹の夫)

  ○曽我兄弟をめぐる人びと
   曽我「十郎」祐成(19):田邊和也
   曽我「五郎」時致(17):田中俊介

  ○その他の人びと
   善児(-):梶原善  ※梶原景時の家来
   文覚(52):市川猿之助
   慈円(36):●  ※九条兼実の実弟
   運慶(-):相島一之


  ※()内は頼朝上洛(建久元年)時の年齢
  ※「」内は通称等。●印はキャスト未定(または不明)
  ※■は頼朝とそのライバル(前半各パートのラスボス)と思われる人物
  ※★は義時とそのライバル(後半各パートのラスボス)になると思われる人物
  ※☆は13人の宿老(義時とそのライバルをのぞく)
  ※登場し(てい)ない人物も含まれています(期待値込)

■第21回(仏の眼差し)の復習

 江間義時(小栗旬)八田知家(市原隼人)から、鶴丸(佐藤遥灯)という名の、一人の孤児を預かる。八重(新垣結衣)はその名を聞いて、父・祐親(浅野和之)に殺された、我が子・千鶴丸を思い出した。

 文治五年(1189)秋頼朝(大泉洋)奥州征伐の軍を起こすが、奥州藤原氏の総帥・奏衡(山本浩司)はすでに平泉を落ちていた。そこへ泰衡の家人・河田次郎(小林博)が泰衡の首を持参する。次郎は恩賞を期待したが、累代の主人を裏切った者として、頼朝にはかえって憎まれ、首を刎ねられてしまう。

 京都守護として京都にいた北条時政(坂東彌十郎)が鎌倉に帰ってきた。後白河法皇(西田敏行)は時政を気に入って、引き止めようとするが、きっぱりと断られる。

 法皇は頼朝に、奥州征伐の恩賞を与えようと申し出るが、頼朝は辞退する。

 頼朝はなかなかつけ入る隙を見せない。なぜ、平家は滅んでしまったのか。義仲(青木崇高)も、義経(菅田将暉)もなぜ早々と滅亡してしまったのか。新たな、頼朝の対抗者を見出せない、法皇は嘆いた。

 大倉御所では、義時と八重の子・金剛(森優理斗)が頼朝、政子(小池栄子)万寿(鳥越壮真)の、鎌倉ロイヤルファミリーに拝謁する。金剛が元服するときには烏帽子親を務めようとまで頼朝はいった。

 時に、自信を失いかける夫・義時を八重は励ました。

 りく(宮沢りえ)が男子(後の政範)を出産する。北条の跡継ぎが出来たとお祝いムードの中で、北条ファミリーが勢揃いする。どうやらドラマ後半に向けた、ファミリーの顔見世パートだったようだ。未登場だった義時の異母妹ちえ(福田愛依)あき(尾碕真花)。ちえは畠山重忠(中川大志)の妻になっていて、子(後の重保か?)を懐妊している。その報告を時政にする、娘婿の重忠。あきも稲毛重成(村上誠基)の妻になっていて、こちらの娘婿も初登場だ。

 そして、頼りになる義時の異母弟北条時連(瀬戸康史)も登場する。

 一方、幼くして許嫁を失い、心の平衝を失った大姫(南沙良)言動がロイヤルファミリーの未来に暗い影を落とす。

 そのころ、八重が面倒を見ている孤児たちを連れて、河原に来ていた。八重と話す三浦義村(山本耕史)。仲良く遊ぶ初(遠藤みのん)と金剛の姿を見て、「夫婦にさせてやるか」と軽口を叩く義村。

 願成就院では、時政が息子の義時、時連とともに、大金で奈良から招いた仏師・運慶(相島一之)を接待していた。同寺に運び込んだ阿弥陀如来坐像の眼差しに運慶は母の面影を、義時は妻・八重の優しい表情を見ていた。

 川に取り残された鶴丸(佐藤遥灯)を助けようとする八重。しかし、岸にたどり着く直前で八重は力尽きる。

 

 

■第22回(義時の生きる道)の予習

 清盛(松平健)が去り、義仲も去って、平家は西海に沈んだ。勝者の側にいたはずの義経も非業の最期を遂げ、およそ百年にも及ぶ繁栄を誇った奥州藤原氏も滅んだ。残る舞台に待つのは後白河法皇だ、いよいよ、天下草創の最終段階、上洛の時が迫っている。心の支え、八重を失った、義時は頼朝とともに、どんな道を歩んでいくのだろうか。

※()内はキャスト。敬称略

 

 

■ストーリー予想

【予習13】第一部 第三・四章 天下草創・巨星墜つ(鎌倉殿の13人:2022大河)

 

 

■「通称&年齢(数え)」つき配役表(敬称略)

  〇義時をめぐる人びと  主人公・義時との関係
   ★江間「小四郎」義時(27):小栗旬 (本人)
   八重(-):新垣結衣  妻
   金剛(7):森優理斗  嫡男 ※後の北条泰時

 

   ■「鎌倉殿」源頼朝(43):大泉洋  義兄
   北条政子(33):小池栄子  実姉
   大姫(12):南沙良  姪
   万寿(8):鳥越壮真  甥 ※後の源頼家


   ★北条「四郎」時政(52):坂東彌十郎  実父
   りく(-):宮沢りえ  継母(牧の方

   北条「五郎」時連(15):瀬戸康史  異母弟
   実衣(-):宮澤エマ  実姉(阿波局)
   「悪禅師」阿野全成(37):新納慎也  義兄

   ちえ(-):福田愛依  異母妹 ※畠山重忠の妻
   畠山「次郎」重忠(26):中川大志  義弟
   あき(-):尾碕真花  異母妹 ※稲毛重成の妻
   牧「三郎」宗親(-):山崎一  ※りくの兄

  ○義経をめぐる人びと
   ■源「九郎」義経(31):菅田将暉
   里(-):三浦透子  ※義経の正妻。比企尼の孫娘(郷姫)
   静(-):石橋静河  ※義経の愛妾
   弁慶(-):佳久創
   「新宮十郎」行家(-):杉本哲太

   藤原秀衡(-):田中泯  ※享年66(1187)
   藤原奏衡(35):山本浩司
   「西木戸太郎」(藤原)国衡(-):平山祐介
   河田次郎(-):小林博

  〇比企尼をめぐる人びと
   比企尼(-):草笛光子
   ★比企「藤四郎」能員(-):佐藤二朗  ※比企尼の甥、猶子
   道(-):堀内敬子  ※能員の妻
   比企「藤内」朝宗(-):●
   ☆安達「藤九郎」盛長(55):野添義弘  ※比企尼の娘(長女)婿
   常(-):渡邉梨香子  ※源範頼の妻。安達盛長の娘(亀御前)
   「蒲冠者」源範頼(-):迫田孝也  ※頼朝の異母弟
   伊東祐清未亡人(-):●  ※比企尼の娘(三女

  〇三浦党の人びと
   ☆三浦「介」義澄(63):佐藤B作
   三浦「平六」義村(-):山本耕史
   初(-):遠藤みのん  ※後に金剛の妻となる矢部禅尼か?
   佐原「十郎」義連(-):●
   ★和田「小太郎」義盛(43):横田栄司
   岡崎「四郎」義実(78):たかお鷹
 

  〇御家人たち
   仁田「四郎」忠常(23):高岸宏行(ティモンディ)
   工藤祐経(-):坪倉由幸(我が家)
   天野「藤内」遠景(-):●
   ★梶原「平三」景時(-):中村獅童
   梶原「源太」景季(28);柾木玲弥
   土肥「次郎」実平(-):阿南健治
   江戸「太郎」重長(-):●
   ☆足立「右馬允」遠元(-):大野泰広
   稲毛重成(-):村上誠基
   千葉「介」常胤(72):岡本信人
   ☆八田「四郎」知家(-):市原隼人
   小山「小四郎」朝政(-):中村敦 
   結城「七郎」朝光(23):●  ※小山朝政の弟
   ☆大江広元(42):栗原英雄  ※中原親能の弟か?
   ☆中原親能(47):川島潤哉
   ☆二階堂行政(-):野仲イサオ  ※頼朝の從叔父
   ☆三善康信(50):小林隆  ※頼朝の乳母の甥

   佐々木「太郎」定綱(48):木全隆浩  ※頼朝の従兄弟
   佐々木「次郎」経高(-):江澤大樹
   佐々木「三郎」盛綱(39):増田和也  ※頼朝の従兄弟
   佐々木「四郎」高綱(-):見寺剛  ※頼朝の従兄弟

  ○宮廷の人びと
   ■後白河法皇(63);西田敏行
   ★後鳥羽天皇(10):尾上凛
   丹後局(-):鈴木京香
   平知康(-):矢柴俊博

   九条兼実(41):田中直樹(ココリコ)
   一条能保(43):●  ※頼朝の義弟(同母妹の夫

  ○その他の人びと
   善児(-):梶原善  ※梶原景時の家来
   文覚(51):市川猿之助
   慈円(35):●  ※九条兼実の実弟
   運慶(-):相島一之


  ※()内は義経没落(文治五年)時の年齢
  ※「」内は通称等。●印はキャスト未定(または不明)
  ※■は頼朝とそのライバル(前半各パートのラスボス)と思われる人物
  ※★は義時とそのライバル(後半各パートのラスボス)になると思われる人物
  ※☆は13人の宿老(義時とそのライバルをのぞく)
  ※登場し(てい)ない人物も含まれています(期待値込)

■第20回(帰ってきた義経)の復習

 文治三年(1187)平泉、兄・頼朝(大泉洋)との確執の末、藤原秀衡(田中泯)を頼って落ちてきた義経(菅田将暉)の姿があった。秀衡は父のように義経を迎え入れ、鎌倉との一戦にも及ぶ決意でいた。

 義経が平泉に迎え入れられたという情報は鎌倉にも入り、奥州藤原氏との衝突を懸念する頼朝からそのことを聞かされた義時(小栗旬)は、忠告を聞かなかった義経に憤りを感じた。

 しかし、しばらくすると、秀衡は嫡男の奏衡(山本浩司)に、義経を大将軍にして鎌倉に対抗するよう、遺言して死んだ。享年六十六

 頼朝は義時に、弔問と称して平泉に行き、泰衡と国衡(平山祐介)の不仲な兄弟関係を利用して、泰衡を焚き付け、義経を殺させろと命令する。泰衡が義経を殺したら、その後に義経を匿っていたことを大義名分にして、奥州藤原氏を滅ぼすのだと頼朝はいった。

 義時が鎌倉を発つとき、梶原景時(中村獅童)の命を受けた善児(梶原善)が現れ、伴に加わった。汚れ仕事はじぶんに任せろというのだ。

 平泉に到着した義時は弔問を済ませると、農作業をする義経に再会する。

 義時はうっかり口を滑らせた風を装い、捕らえられた静(石橋静河)が身籠っていたこと、彼女の生んだ男子が殺されたことなどを義経に話す。義経を挑発し、挙兵させようとする策略であった。

 一方、義経は兄・頼朝の刺客だと思っていた土佐房昌俊(村上和成)里(三浦透子)の差し金だったことを知る。兄との仲を引き裂いた直接の原因が里だと知った義経は彼女を殺してしまう。

 義経を討たなければ、鎌倉方から攻め滅ぼされると義時に恫喝された泰衡はついに兵を挙げ、義経がいる持仏堂を包囲する。弁慶(佳久創)にそこへ連れてこられた義時は義経から挑発策を見抜いていたことを告げられ、義経のことを唯一人理解していた梶原景時(中村獅童)への手紙を託される。義経は持仏堂の前で泰衡軍を相手に大暴れする弁慶を眺めて、子どものようにはしゃいでいた。

 文治五年(1189)六月十三日、義経の首が鎌倉に届けられた。

 義経の首を前に、源平合戦における義経の働きをねぎらう頼朝の姿があった。首になった弟といつまでも語り合う頼朝の目は涙に濡れていた。

 

 

■第21回(仏の眼差し)の予習

 頼朝にとっては、血を分けた兄弟であり、ライバルであり、最大のリスクでもあった義経がついに死んで、奥州侵略という真の目的を果たす機会がようやく訪れる。そして、その先には天下草創の最終フェイズとなる上洛が控えている。そこには最強のラスボス「日本第一の大天狗」こと後白河法皇(西田敏行)が待ち受けているのだ。

※()内はキャスト。敬称略

 

 

■ストーリー予想

【予習12】第一部 第二章 源平の争乱 編(鎌倉殿の13人:2022大河

 

 

■「通称&年齢(数え)」つき配役表(敬称略)

  〇義時をめぐる人びと  主人公・義時との関係
   ★江間「小四郎」義時(27):小栗旬 (本人)
   八重(-):新垣結衣  妻
   金剛(7):森優理斗  嫡男 ※後の北条泰時

   ■「鎌倉殿」源頼朝(43):大泉洋  義兄
   北条政子(33):小池栄子  実姉
   大姫(12):落井実結子  姪

   万寿(8):藤原響  甥 ※後の源頼家

 

   ★北条「四郎」時政(52):坂東彌十郎  実父
   りく(-):宮沢りえ  継母(牧の方)

   実衣(-):宮澤エマ  実妹(阿波局)
   「悪禅師」阿野全成(37):新納慎也  義兄
   牧「三郎」宗親(-):山崎一  ※りくの兄

  ○義経をめぐる人びと
   ■源「九郎」義経(31):菅田将暉
   里(-):三浦透子  ※義経の正妻。比企尼の孫娘(郷姫)
   静(-):石橋静河  ※義経の愛妾
   弁慶(-):佳久創

 

   藤原秀衡(-):田中泯  ※享年66(1187)
   藤原奏衡(35):山本浩司
   「西木戸太郎」(藤原)国衡(-):平山祐介

  〇比企尼をめぐる人びと
   比企尼(-):草笛光子
   ★比企「藤四郎」能員(-):佐藤二朗  ※比企尼の甥、猶子
   道(-):堀内敬子  ※能員の妻


   比企「藤内」朝宗(-):●
   比奈(-):堀田真由  ※比企朝宗の娘(姫の前。比企尼の孫娘)か?
   ☆安達「藤九郎」盛長(55):野添義弘  ※比企尼の娘(長女)婿
   常(-):渡邉梨香子  ※源範頼の妻。安達盛長の娘(亀御前)
   「蒲冠者」源範頼(-):迫田孝也  ※頼朝の異母弟
   河越「太郎」重頼(-):●  ※比企尼の娘(次女)婿
   伊東祐清未亡人(-):●  ※比企尼の娘(三女)
   平賀「四郎」義信;●  ※比企尼の娘(三女)婿

  〇三浦党の人びと
   ☆三浦「介」義澄(63):佐藤B作
   三浦「平六」義村(-):山本耕史
   初(-):遠藤みのん  ※後に金剛の妻となる矢部禅尼か?
   佐原「十郎」義連(-):●
   ★和田「小太郎」義盛(43):横田栄司
   岡崎「四郎」義実(78):たかお鷹

  〇御家人たち
   「大和判官代」邦通(-);●
   「小中太」光家(-);●
   仁田「四郎」忠常(23):高岸宏行(ティモンディ)
   工藤祐経(-):坪倉由幸(我が家)
   天野「藤内」遠景(-):●

   ★梶原「平三」景時(-):中村獅童
   梶原「源太」景季(28);柾木玲弥
   土肥「次郎」実平(-):阿南健治
   大庭「平太」景義(-):●
   畠山「次郎」重忠(26):中川大志
   江戸「太郎」重長(-):●
   ☆足立「右馬允」遠元(-):大野泰広
   安西「三郎」景益(-):猪野学
   「上総介」広常(-);佐藤浩市
   千葉「介」常胤(72):岡本信人
   ☆八田「四郎」知家(-):市原隼人
   小山「小四郎」朝政(-):中村敦

   結城「七郎」朝光(23):●

   ☆大江広元(42):栗原英雄  ※中原親能の弟か?
   ☆中原親能(47):川島潤哉
   ☆二階堂行政(-):野仲イサオ  ※頼朝の從叔父
   ☆三善康信(50):小林隆  ※頼朝の乳母の甥

  ○宮廷の人びと
   ■後白河法皇(63);西田敏行
   ★後鳥羽天皇(10):尾上凛
   丹後局(-):鈴木京香
   平知康(-):矢柴俊博

   九条兼実(41):田中直樹(ココリコ)
   一条能保(43):●  ※頼朝の義弟(同母妹の夫)

  ○その他の人びと
   善児(-):梶原善  ※梶原景時の家来
   文覚(51):市川猿之助
   慈円(35):●  ※九条兼実の実弟

  ※()内は義経没落(文治五年)時の年齢
  ※「」内は通称等。●印はキャスト未定(または不明)
  ※■は頼朝とそのライバル(前半各パートのラスボス)と思われる人物
  ※★は義時とそのライバル(後半各パートのラスボス)になると思われる人物
  ※☆は13人の宿老(義時とそのライバルをのぞく)
  ※登場し(てい)ない人物も含まれています(期待値込)