RSA JAPANスタッフの弥生です。
被災地の岩手県大槌町で、防災に関するワークショップが行われたそうです。
大槌町でワークショップが行われたのは初めてのことではなく、震災以降、何度も何度もこういった勉強会を開いてるのだそうです。
今回は、防災施設に関する問題や町の希望を明確にする内容で、参加者の多くは震災を体験した方々です。
津波に対する防災設備や防災施設について、まずは思い思いに町の人々が意見を出し合っていました。
・高い防潮堤が必要
・町の景観を守るために自然を活かした防災設備が必要
・子供たちが大人になったときに金銭面での負担が少ない防災設備にするべき
など、年代やライフスタイルの違いによって、防災設備に対する思いは様々でしたが、参加者が持っていた共通認識のひとつに、コミュニティの問題がありました。
減災に一役買うのが地域の繋がりであることは間違いないことです。
自分の身を自分で守ることが「自助」
地域住民同士で助け合うのが「共助」
このふたつによって、減災は実現するのかもしれません。
震災を実体験された方々の声に、建築物での防災だけではなく、自助活動、コミュニティでの共助活動が、震災被害を最小限に抑える鍵であることを学びました。
日本中の地域でこれらを実現するためにも、メディアにはもっともっと被災地のことを報道してもらいたいです。
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