スタッフの弥生です。
南三陸町が地域の特色を活かして漁業を盛んに行っていることは有名です。
食卓でおなじみの銀鮭の養殖は、1976年に宮城県志津川湾で始まったものです。
わたしたちに身近な海のお仕事といえば、養殖や漁船など海産物に関わるものなのではないでしょうか。
あとはダイビング?
海のお仕事には外航船員というものがあります。
このお仕事について詳しく知って、いろいろ感心したことがありましたのでご紹介します。
外航船員のミッションはズバリ海上輸送。
海路を使った貿易が安全に行われるように船を操るお仕事です。
海上貿易に関わる職種はいろいろありますが、外交船員の業務は船上で行います。
船の進行を当番制で見張ったり、気象観測を行ったり、船操したりと、業務内容は多岐にわたります。
船での物流のメリットは長距離大量輸送が可能なことにあります。
外航船員が活躍する舞台は世界の海!
航路は本当に世界に広がっているのだそうです。
気になるお給料は・・・
ベテラン船長、機関長になると年収1,500万円以上!
大手海運会社の初任給は約24万円。これにいろいろな手当てがつきます。
ボーナスが年に2回。基本給の約5ヶ月分が支給されるそうです。
乗船中の光熱費や食費は一切かかりません。
外航船員になるには国家資格の海技免状が必要です。
船のサイズや航海区域に応じて1級~6級ありますが、外航船員は3級取得が目安だそうです。
将来の夢は外航船員!と中学卒業までに思ったなら、商船系高専に進学するとその後がスムーズ。
卒業までに5年半の期間を必要とする商船系高専は、船舶職員を養成する専門的な教育機関です。
国語、英語などの一般教育にプラスして、「航海」か「機関」を選択して専門知識を学びます。
4年6ヶ月、座学を受けたあとに1年間の乗船実習があります。
3級海技士資格試験を筆記免除で受験できます。
商船系の大学もあります。
「航海」「機関」のどちらかを4年間学び、海洋実習をこなします。
こちらも、3級海技士資格試験を筆記免除で受験できます。
外航船員の年間スケジュールは、4ヶ月お仕事して2ヶ月休み×2回、6ヶ月お仕事して3ヶ月お休みなど、乗船期間も長いですがお休みも長いです。
乗船中にも週1回のお休みがあります。
それにしても、この世にはいろんなお仕事がありますね~!
現時点で、国内外航海運企業の船舶に乗っている日本人は、全体のわずが5%なのだそうです。
海が大好きだー!という人々が海で生きる選択肢として、外航船員はとてもやりがいのあるお仕事と言えますね。
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