RS ATOH -39ページ目

こんにちは。。。

 

4時過ぎぐらいから急に雪が降ってきた雪

カメラじゃ分かりにくいかもしれないけど

結構降ってる叫び

 

 

 

変わったのね

こんにちは。。。

 

朝晩の冷え込みが厳しい日が続きますね汗

金曜は雪の降る可能性も雪

 

朝一に車検に行ってきたのですが

ステッカー変わったのですね。

今まではこれ

 

 

 

新しいやつ。

見慣れてないから変な感じ。

 

 

BMW F800S マフラー

こんにちは。。。

 

正月休みも終わり通常の仕事モードになってきました。

 

今年一発目の作り物ネタですチョキ

写真多めで長いです。

 

車輌は

 

BMW F800S

普段外車は色々な理由でお断りしてるのですが、

こちらはブログで知り合った、こーちゃんさんの車輌なので

こころよくお引き受け。

 

内容は

 

このデカいサイレンサーを交換。

サーキットでのスポーツ走行を楽しむ為とのことで。

 

付けるサイレンサーが以前こーちゃんがNC700用に購入した

物なのでそのままは付きませんので・・・

ご希望の位置出しからです。

 

この状態のままには出来ないので、必要な部分の寸法を

測っておきます。

 

ノーマルサイレンサーを外してみていきなり悩むことにガーン

普通の差し込み形状と思っていたのですが

エキパイ側がこんな形で

ノーマルに戻すこともあるのでこちらはいじれません。

 

なのでサイレンサー側のこの形状を作らなければなりません。

 

どういうふうにこの形状を作るかだいたいの考えをもとに

いつもの7cに相談しにいって

板材を切り出して丸めて溶接でパイプ作って・・・後は秘密

ここが出来たので先に進めることができます。

 

といってもまだこの空間をつなげなければいけません汗

 

もともとの差し込みはこんな感じで

NC用ですから全然合うわけもなく

NCは右出しですし。

 

あいてる空間を何Rで何度でつないでいくか・・・

初めてやることなので当然一発で決まるわけもなく

図面を書いちゃ厚紙など丸めて合わせてみて

図面を修正して・・・何回もあせる

こういうものは経験値もあるのでしょうけど

センスも問われそうです。

 

エキパイとサイレンサー取付パイプの径が違うので

径を絞りながら曲げていくようになるので

展開図はこんな感じのを何枚か必要になります。

 

それを

プリントアウトして

 

板材に貼って切り出し。

勿論手切り。

材料はSUS304 t1.0(ようはステンレス)

持ち込まれたサイレンサーと同じ。

 

切り出した物を

 

3本ロールを使って

丸めていくのですが、この3本ロールもクルクルほいっ

って感じで一発で丸まって出てくるものではないので

ちょっとずつ調整しながらです。

今回はテーパー形状なのでさらに慎重に。

 

丸めた物の合口を

点付けして

 

縦の本付けします。

この縦付けは7cで縦付け用の冶具を借りてやってきたもの。

そして丸修正して端面を整えます。

 

そして

テープで仮止めして確認。

点付けしてから

本付け。

7cでターンテーブル回させてもらいました。

溶接機やターンテーブルの速度、各々のガス流量などの

データーを教えてもらって。何度かためし溶接(私の場合は練習もかねて)

して焼け色や裏の出かたなどみて微調整。

実際セッティングが同じでも7cT氏と私がやった物とは違いが出てしまいます。

問題があるのは私の腕なので自分自身腕も調整。

本来ならそういったデーターは企業秘密みたいなものでしょう。

Tさんいつもありがとうございます。

 

もう少しでつながります。

レイアウト等確認して足りない部分の図面描いて

切り出して・・・

もともとのサイレンサーパイプはカットしてあります。

どこでカットしようかと悩みましたが汗

 

これでつながるはず。

 

つながりそう音譜

前半自分なりに頑張って寸法出したので

後になってからの摺合せは楽になっていきました。

何事も最初が肝心なのですね。

 

スプリングフックの位置がずれてしまったので

 

 

取っちゃいます。

 

磨いて。

 

車輌に取付けた状態で点付け。

 

本付け。

 

スプリングフックも新たに。

私には難しく感じた溶接。

 

まだ作る物があります。

サイレンサーに取付けるステー。(実際は長穴にはしませんでした)

こんな感じのともう一枚足が長めのと2枚切り出し。

 

裏側は足を少し折って溶接。

私はサイレンサー外皮にそのまま溶接しようかと

思っていましたが、たまたま溶接を仕事でやっている同級生が

店に来ていて、外皮があってt0.8mmじゃないかとなり

(構造上正確に板厚が測れない)他にも裏(溶接は裏まで溶かしこみます)が出過ぎると

ウールが燃えるんじゃないかとか・・・ビビるようなこと色々言われて。

一枚当てを外皮に溶接してそれにステーを溶接することに。

今までの部分は最悪失敗したら作り直せばすむのですが、

サイレンサーはこれを使わなきゃいけないので緊張度がアップ。

 

そして車体とサイレンサーをつなぐステーですね。

簡単な物にしました。

材質はアルミ。

丸カラー2つを丸棒で繋ぐ。

カラーはヘックスボルト用に沈め穴。

簡単とは書きましたが、丸カラーに丸棒を溶接するには

丸棒の端面にえぐり加工しないといけないので

図面書いて形状や寸法を確認。

展開させるとこんな感じになります。

(図面は今回のものではないです)

えぐり機は持っていないのでハンドワークで似た形状を目指し

 

簡単な拘束冶具を作って冶具内で溶接。

 

全てを車輌に取付けて最終確認。

 

 

 

 

 

 

完成しました。

 

今回も7cの皆さんや、同級生。

そして時間的な猶予をいただけたこーちゃんなど

皆さんのおかげでここまでできました。

腕はまだまだですが精進していきますので

よろしくお願いします。