マフラークラック
こんにちは。。。
また久しぶりのブログ更新になってしまいました。![]()
気がつけば季節も冬に変わり始めてしまっています。![]()
作業は表題の通りマフラークラックの溶接修理です。
中古で購入した物がクラックが入っていたのか、
入ってしまったのか?らしいですが、
何とかなりますか?
とのことで引き受けてみました。
4サイクル50cc用のマフラーです。
かろうじてつなっがていますが、ほぼ全周です。
脱落していないのはクラックの始まりと終わりの場所が
ずれているのでつながっています。
材質はSUSです。
マフラーですからSUS304ですね。
使用した製品の溶接リペアはある意味新品より大変でして・・・
今回のようにマフラーですと、外側の汚れもそうですが、
内側(排気が通る側)のカーボン付着などがあるので
可能なかぎり全て(クラックの隙間の汚れも)取らないと
溶接が不完全になります。
汚れ=不純物 ですから混入すると強度が落ちますし、
不純物が溶接中に湧いてきてしまいます。
新品の材料は脱脂(場合によってはかなり念入にすることもありますが)
で済みますからね。
.
しっかり掃除すると見づらかったクラックも見えてきたりします。
このままではまだ溶接しません。
この隙間をできるだけなくすために修正します。
そして点付け。隙間が多いところは埋めながら点付。
それから本付ですが、今回は材料がSUSなので
裏ガスも流すのでその養生も。
あっちを溶接すればこっちが気になる
みたいな感じでしたので怪しそうなところを含めて
全周溶接しました。
もとが安価なマフラーなので作業代を考えるのが難しいです。
こういったリペアの場合、手間はもとの値段が安価でも高価でも変わらないのですがね。
私の場合は技術習得のために引き受けている部分もあるので、
ネタを提供していただいてありがとうございます。ですけど。
勿論お代もいただいているので、更にありがとうございます。ですね。
練習・練習・・・
こんにちは。。。
時間が空いたときに練習しているのですがね・・・
溶接機やターンテーブルの速度、アルゴン流量を色々調整しながらやっています。
左の上側はセッティング変えながら何度も止めているので汚くなってます![]()
順番的には左上→右下→左下→右上で進めています。
厳密には内アールと外アールがあるのでまたそれはそれで
違いが出てしまうのかもですね。(現在の私の腕では)
で、表ばかり気にしてもいられないのが溶接で、
裏がしっかり溶けていないと製品としてはNGでして・・・。
裏側です。
表は勿論裏側にもアルゴンガスあてて酸化を防ぎます。
毎度偉そうにうんちくたれていますが、うんちくも色々知らないと
練習すら出来ません。(腕は初心者ですが)
自己流で進めてもしょうがないので、しっかりとした溶接の技術を持った人の
製品を見たり、色々聞いたりして技術を身につけていきたいです。
それで、木曜の定休日に毎度毎度溶接やその他の事を含めて
お世話になっている7Cさんに行って、見てもらってきました。
溶接のスペシャリスト(溶接以外も色々と)居りますので
私の見苦しい練習物を見せるのも気が引けるのですが、
私の目指したい溶接技術がここにはありますので。
判定結果は・・・微妙・・・。とのこと。
褒めてもらいに行くわけでなくアドバイス等をもらいに行くので
的確な判断をしてくれる方が次につながります。
7Cで作ったマフラーの溶接部を良くみてきて、自分の溶接との違いを確認してきて、
で、店で今一度。
二個をつなげてみました。
真ん中のビードです。
・・・まだ微妙・・・です・・・。
進歩はしていると思いますが、バイク屋なので毎日溶接しているわけにもいかず3歩進んで2歩下がる感じでしょうか![]()
難しくても諦めたらそこまでになってしまいますからね。
消耗品ですね
こんにちは。。。
急に寒いです![]()
今日は12月並みの気温らしいです![]()
皆さんも体調崩さないようにお気を付けください。
自分のDトラ125のグリップ交換をしました。
今まで付いている物がだいぶやれてきたので
気分転換も含めて交換です。
汚れは仕方ないにしても
摩耗してますね。
グリップも消耗品扱いですね。
そして今回はこちらを
今付いている物の前に色違いで使っていた形状の物です。
そのときに気に入った訳ではないのですが、他にこれといった物も
なかったので再購入。
この突起は前回使用した時に私は特に違和感なかったです。
グリップが摩耗していると手の疲れとかも変わってくるのでしょうね。
色も変わったのでちょっと新鮮で良いかな![]()











