Lucky ⭐︎ Man 7 | 嵐好き・まるの ブログ

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まるです。

Over50の葉担櫻葉erです。
徒然におはなしを書き、投げ込んであります。
基本は読み手。
色々なブログに顔を出しては、叫ばせていただいております。

どうぞよろしくお願いいたします^ ^

 うう。
いきなりいいムードをぶち壊しにするような、
クイズの出題。


でも、
俺と翔ちゃんを結びつけてくれたものであり、

そして、
「クイズ界の帝王」櫻井翔さんからの出題。

受けて立たないわけがない。

えっと。
「第一問は、ICT。
第二問は Lだから。」







…。





気がついた俺が真っ赤になる。








「…あいしてる…。」


ICT Lで、そのまま読むと「あいしてる」になる。



「ははは。
そういうこと。」


翔ちゃんが高らかに笑う。




 くぅぅぅ。
そんなら、俺も。

負けず嫌いに火がつく。



「じゃ、翔ちゃん。
これはなんだ。」



そこにあった紙ナプキンに、
黒電話みたいな昔ながらの電話を、
腕を組んで頷くようにしながら、
見つめている男の人。




うん。

我ながら、
上手くかけたんじゃないか?



翔ちゃんも、ずっと腕を組んでいたが、



「なーんだ。わかったぞ。」


しばらく置いてから、
俺の頭を撫でる。





「これは、電話を見ている人。
それも頷きながら見てるんだな?


英語で言えば I see TEL.
ほんとだったら、watchとか、gaiseだけどな。
seeをつかいたかったから、
了解という感じで頷かせたんだな。」



「すごーい。さっすが、翔ちゃん。」


ぱちぱちぱちと拍手をすると、
翔ちゃんが耳元で囁く。


「うん。
I see TEL. 愛してる。
俺もだよ。雅紀。

だけどな。」



ぎゅうっ。
翔さんが俺の耳をひっぱる。


「問題出題としては、
まだまだだ。
ただの駄洒落じゃ、洗練されてない。」



ひぇぇ。
俺にしては頑張って考えたのに。



「これから特訓な。」

ちゅ。

耳元でくちゅりと甘噛みされて。

俺はまた真っ赤になった。



⭐︎つづく⭐︎