Sparkle 16 | 嵐好き・まるの ブログ

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まるです。

Over50の葉担櫻葉erです。
徒然におはなしを書き、投げ込んであります。
基本は読み手。
色々なブログに顔を出しては、叫ばせていただいております。

どうぞよろしくお願いいたします^ ^


 くふふ。

海。

船っ。

太陽っ。


きらきらの陽の光が、
波に反射してきらめく。


時折、波間を跳ねる魚の鱗も虹色に輝いて、
すっごく綺麗。


そして、
俺のことがわかってくれてる
いっつも一緒の幼馴染の
潤とニノ。


いっつも優しい大人の 大野さん。


この頃知り合ったけど、
頭いいエリートで、
俺とは全然住む世界違うけど、
なんか気になる 櫻井さん。


俺の大好きな四人と一緒。




きらきらの俺の好きなものに囲まれて、
めちゃくちゃテンションが上がってる俺と、
正反対に、
どんどんニノが暗くなっていく。



「だから、俺来たくなかったんだよ。」

「なんで?
こんな気持ちいいのに?」


「この太陽の日差しとか、
無駄にテンション高いお前とか、
ここにいるだけで、
ヒットポイント削がれる。

おまけに、船だろう?
俺、乗り物酔いするんだよねぇ。」


あ、そうだった。
ニノは俺とは対照的なインドア派。
船酔いも凄い。



「いいじゃん。
大丈夫だって。」

「お前の大丈夫は、あてになんねぇ。
いま、智は船の運転で忙しいだろうから、
潤、そばにいて
なんかさっぱりした美味しいものでも食わせてくれない?」




ristorante MedO  は、
潤の父親である松本さんと、
シェフ大野さんの店だけあって、
潤もそこそこ料理はできる。

(あっ、ちなみに M ed  Oってイタリア語で、
M 松本 と O 大野  って意味なんだって。)

潤が、俺の親友 ニノちゃんを、
丁寧に世話してくれるのは俺も嬉しい。


俺が船のデッキで、
太陽を浴びながら、
海を満喫してると、
櫻井さんが俺の隣に来る。


「雅紀。楽しい?」


 「うん。みんなで来れて良かった。
櫻井さんは?」



 「うん。とっても楽しいよ。
あのさ?」



「何?櫻井さん?」


 「その櫻井さんってやめない?
みんなさ、翔さんとか翔くんとか読んでるのに、
雅紀だけ、そんな呼び方だと悲しくなる。

俺は
雅紀って呼んでるのに。」


「くふふ。
わかった。

んとね。じゃあ、翔ちゃん!」


「翔ちゃん!?」


 「ん。翔ちゃん。

だって。
こんなかっこいい人なのに、
優しいし可愛いし一生懸命だから。


だいたい、そんな有名な会社の人なんて、
俺と住んでる世界が違うじゃん。

なのに、
俺たち下町の人間と溶け込んでくれて、
毎日俺たちと一緒にいてくれるから。

だから、
愛を込めて翔ちゃんで!」



「ふふ。翔ちゃんなんて、
可愛く呼ばれるの初めてだよ。」


「よし、翔ちゃんの初めてもらった!」


「なんだよ。それ?」


2人で見つめ合いながら、
くすくす笑う。


「翔ちゃん。俺さ。
今日ここに5人で来れて良かった。」


「なに?いきなり?」


「みんながさ、
俺のこと好きで心配してくれてるの、
こう見えても俺わかってるから。


 そんな俺の大好きなみんなが、
俺と一緒にこうやって集まってくれるのがめちゃくちゃ嬉しい。


ほんと、良かった。
みんなといれて。


これからもこれからも、
ずっとみんなといたいなぁ。」


あぁ。可愛いぃぃぃぃっ。


波が太陽がキラキラして綺麗って君は言うけど。

その何十倍も何百倍も、
キラキラしてる。

その瞳。
その横顔。


5人とは言わず、
一生
俺が俺が独り占めしたいぃぃぃぃっ。


となりの雅紀に釘付けになってると、

ちょんちょん


背中を突くだれか。


ふっと後ろを振り返ると。


「翔さん。
抜け駆け禁止です。」



睨む潤と。
優しくニノの肩を支えて微笑む大野さんと
いつもより弱々しいニノが、
俺のことを見ていた。



☆つづく☆



と。
言うわけで、


嵐さん結成記念日おめでとうございます。




あんまり結成記念日っぽくなかったけど、
あのハワイのクルーザーの中を思い浮かべて
気持ちだけ、気持ちだけ、
書かせてもらいました。


本当に貴方たちの存在が、
私たちを支えてくれてます。



日々の生活に彩りを与えてくれます。

Sparkleって、
キラキラの意味の他にも
彩りっていう意味もあるそうです。


本当にいつもありがとうございます。
ひとりひとりも、
五個一でも、
ユニットでも、
カップルでも、
あなた方がいてくれるだけで幸せです。


そして、
嵐さんのお話を通じて、
こうやってここに来てくれるみなさんも、
ありがとうございます。


Sparkle 
これからも続きます。
よろしくお願いします。