この日2カ所目の目的地は、若狭おばまから20分強走って
道の駅若狭美浜はまびより に到着しました。
”福井県美浜町” は若狭湾に面し、人口は8700人ほどの町です。
歌手「五木ひろし」の出身地であり、名誉町民でもあります。
この道の駅は昨年(2023年)6月2日にオープンしました。
この4枚の写真は道の駅の建物を左手側から撮ったものです。
”紺色” を基調に木目をふんだんに使ったとってもお洒落なデザインになっています。
ただこの建物、ユニークというか、複雑というか、全体がどうなっているのかさっぱりわからないので、まず周囲を一回りしてみることにしました。
この3枚が建物の正面から撮ったものです。
二階建て(一部3階あり)になっていて、屋根には一面にソーラーパネルが設置されています。
駐車場は一般車111台、大型車10台ですから、結構広いです。
では次に、右手に回ってみます。
道の駅の右手に回ってみると、なんとそこにはJR小浜線の ”美浜駅” がありました。
道の駅とJRの駅が隣接しており、周辺は駅前広場というのでしょうか、芝生公園や遊具も備わっています。
このJR駅側(右手)から道の駅の建物を見ると、また違った形に見えます。
こちら側からみると、左右の建物を吹き抜けの大屋根が覆い、2階部分が陸橋のような通路で繋がっているのがわかりますね!
道の駅のパンフレットに建物の案内図があったので画像をお借りしました。
まずこれが、1階部分の配置図で、上がJR美浜駅側、右が道の駅の正面です。
左右の建物のほかに一番手前(下)に ”情報広場&トイレ” の建物がありますから、ざっくりと言えば3つの建物を大屋根が覆っている、ということになると思います。
その情報広場は次の写真で、広い休憩所を兼ねています。
そしてもう一つ、情報広場側からJR美浜駅側を見たのが次の写真です。
この大屋根の下の広いスペースを ”大屋根広場” と言うそうです。
この写真で説明すると、右の建物の1階に ”はまカフェ” と 農産物直売所 ”みはまの市場” があり、コンシェルジュもおられて、道の駅のメイン施設になっています。
左の建物の1階には、道の駅としては珍しく、一時預かり専門の ”託児所” があります。
キッズルームを備えた道の駅は近年増えていますが、託児所は私の記憶になく、調べてみると他には京都府の ”道の駅ガレリアかめおか” にあるようです。
もうひとつ、ここには道の駅としては珍しいものがありました。
それは、”Bar” です。
託児所と同じフロアにあるのですが、勿論昼間は開いてなくて営業時間は19時~25時です。
写真は撮れないので、先ほどのパンフレットからご紹介しましょう。
そして2階の配置については、以下の図の通りです。
2階にはまず開放的なテラスがあります。
2階のテラスもなかなか眺めがよいのですが、一部分だけ3階があり ”ルーフトップテラス” と呼ばれます。
ルーフトップテラスからJR美浜駅を見下ろしたのが次の写真です。
先ほどの配置図のとおり、2階にはレストラン ”メシヤ ハマビ” があります。
1階には洋風のカフェがあり、2階レストランはどちらかというと和風なイメージです。
この店の特徴は、夜には ”居酒屋” になることです。
ですから営業時間もランチは11時~15時で、夜の部は17時半~22時になっています。
通常、道の駅というのは閉店が早い傾向がありますが、この居酒屋、それに先ほど紹介した1階の ”Bar” も含め、JRなど仕事帰りのお客にも有難いと思います。
道の駅施設の紹介に時間がかかってしまいましたが、最後は直売所 ”みはまの市場” です。
ここでは福井を代表する銘菓を土産に買いました。
この道の駅、建物が複雑なため最初はとまどいました。
最近の新しい道の駅というのは、単に物産館と食事処があるだけでなく、いろんな機能を備えた複合施設、メガタイプになる傾向があります。
ここは一時預かり託児所や、夜の居酒屋、バーなど今まで道の駅にはなかったものを取り入れた、道の駅の新しいモデルにもなるのではないかと思いました。