東南植物楽園を出て次に向ったのは
道の駅かでな です。
東南植物楽園からの距離はわずか6kmで、7~8分で到着しました。
この道の駅かでなの最大の特徴は、米軍嘉手納基地に隣接していて、道の駅の屋上から基地を直接見下ろすことができる、ということです。
東南植物楽園を散策中に、戦闘機の激しい爆音に驚いたことを書きましたが、それはこの嘉手納基地から離陸した航空機です。
この写真は駐車場に停める前の車の中から撮ったものです。
この道の駅には過去3回も来ていますが、今回再び目的地に選んだのは、昨年(2022年)4月に大きく増築してリニューアルしたからです。
この写真で手前に写っている部分が増築された箇所で、以前ここは駐車場だったと思います。
この写真は、最初にご紹介したのと逆方向から写したものです。
左端の丸みを帯びた建物が以前からあった道の駅で、これに新たに展望所とイートインスペースが増築されていました。
これが以前からの道の駅の建物です。
元々ここの4階に展望所エリアがあり、ここから米軍嘉手納基地を見下ろしていたのですが、今回、それよりも更に基地に近い位置にせり出して展望所が作られたことになります。
ここにある銅像は、1605年に中国福建省から甘藷(さつまいも)を日本に初めて持ち込んだ ”野国総管(のぐにそうかん)” という人物です。
以前はもう少し離れた場所にありましたから、移設されたようです。
大屋根のあるこの場所が新しく作られた ”イートインスペース” です。
屋根の下にたくさんの椅子とテーブルが配置されていますが、その右側の新築された建物に、
10以上のテナントが入って、多くのジャンルの食事が楽しめるようになっています。
如何にもアメリカンな店舗の造りですね!
新しくできた展望所に、この右奥にあるエレベーターで上がってみました。
これは建物の4階の高さにあります。
真下に先ほどのイートインスペースの大屋根が見え、その先に船のデッキのように新しく作られた展望所があります。
ちなみにこの新しい展望所では、三脚の使用が禁止されたそうです。
確かに長時間三脚を使われると他のお客さんに迷惑ですからね!
そしてここから見える米軍嘉手納基地がこちらです。
大型輸送機らしい機体が見えますが、残念ながら私がいる間には戦闘機等の離発着はありませんでした。
この基地には “嘉手納飛行場” “嘉手納弾薬庫地区” “陸軍貯油施設” の3つの施設があります。
嘉手納町の総面積が15.04平方kmあり、その内の12.40平方kmが嘉手納基地です。
つまり、町の面積の83%が米軍基地ということです。
元からあった建物の展望台もそのまま健在のようです。
4階部分で行き来ができます。
道の駅本体については何度か過去にレポートしているので割愛しますが、また来る機会があれば今度こそ、航空機の離発着に遭遇したいものです。