沖縄の旅⑨:沖縄本島最北端の地!“辺戸岬” | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

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全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

パイナップルの丘安波を出発し、沖縄本島の最北端である

辺戸岬(へどみさき) を目指しました。

 

 

沖縄本島はざっくり言うと西側が東シナ海、東側が太平洋に面していますが、その太平洋側北部を走るのは ”県道70号” です。

 

この県道70号は前回の記事でもご紹介したように交通量は極端に少なく、途中の集落もあまりなくてひたすらやんばるの原生林の中を走り抜けます。

起伏やカーブは多いものの比較的走りやすい道路ではありますが、ヤンバルクイナとの衝突事故が最も多い県道なので慎重になります。

 

最北端に近い ”奥橋” というところで、道路は ”国道58号” に変わります。

 

この国道58号は那覇市までの幹線道路ですが、その起点は鹿児島市で、途中、種子島、奄美大島を経由しています。

国道の起点は「重要都市、人口10万以上の市、などなど・・」という規定があるので、海をはるかに隔てた鹿児島市が国道58号の起点になったものです。

 

 

国道58号になってしばらく走ると、初めて信号機があり、それを右折すると辺戸岬です。

パイナップルの丘安波の道の駅から33km、40分程かかりました。

 

この建物は ”辺戸岬観光案内所” です。

1階は観光案内のコーナー、2階がカフェ、そして屋上に展望デッキがあります。

 

建物が比較的新しいな、と思ったら、2019年にオープンしたのだそうです。

 

 

 

これが展望デッキからの眺めです。

太平洋と東シナ海の交わる海を、180度以上見渡せます。

天気次第では22km離れた奄美群島の与論島や沖永良部島が見えることもあるそうです。

 

 

辺戸岬観光案内所には70台分の駐車場があり、その先から遊歩道が整備されています。

岬自体は広い台地ですが、それは約2億5千万年前の地層でできた断崖絶壁の上にあります。

 

 

 

 

 

これら断崖絶壁の頂上である岬はほとんど草木に覆われた台地ですが、ところどころにサンゴ質の岩石がむき出しになっています。

 

 

 

 

岩の上に祀られているのは龍神様(?)でしょうか?

遊歩道が続いているので更に先へ行ってみました。

 

 

 

先端付近に大きな記念碑が見えてきました。

先ほど辺戸岬観光案内所の展望デッキから見えていたのがこれのようです。

 

 

 

”祖国復帰闘争碑” と書かれています。

 

これは1972年(昭和47年)の沖縄返還に際して建立されたものです。

それ以前の沖縄がアメリカ統治下にあったころには、この場所で本土復帰を願ってのろしを上げた場所なのだそうです。

 

 

さて、次はすぐ近くの観光スポット、大石林山に向かいます。

 

 

 

 

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