東北6県の旅:道の駅硯上の里おがつ(宮城県) | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

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全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1209カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1197カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

最終日の2カ所目は宮城県の

道の駅硯上の里おがつ(けんじょうのさと) に向かいました。

 

 

高田松原の道の駅から気仙沼市を通り、南三陸で復興道路を下りるとあとは一般道です。

全部で85kmの距離を1時間半かかりました。

 

この道の駅は2021年4月にオープンしたばかりです。

いつもだと、道の駅の標識の写真を必ず撮るのですが、ルート上でどこにも発見できませんでした。

 

 

ここは “宮城県石巻市雄勝町” です。

硯上の里(けんじょうのさと) と私も最初は読めなかったのですが、『硯』 は習字に使うすずりのことです。

 

雄勝町は600年の歴史がある “硯” の産地であり、雄勝石(玄昌石)を使った “雄勝硯” はかつて伊達政宗も愛用したと伝わっています。

 

この道の駅は二つの建物で構成されており、一つが “雄勝硯伝統産業会館” もう一つが “観光物産交流館おがつ・たなこや” です。

 

 

この写真が前者の “雄勝硯伝統産業会館” なのですが、実はこの日 “火曜日” は定休日なのです。

 

旅行を計画した時点でそれは分かっていたのですが、道の駅は開いているとのことだったので、日程の都合上やむを得ずこの日に来た次第です。

 

写真でお分かりだと思いますが、朝から降っている雨は、今もかなりの量が降り続いています。

 

 

定休日なので中に入ってはいないのですが、パンフレットからお借りした配置図はご覧の通りです。

 

番号がありますが、からまでは展示室、⑤⑥が研修室、そして2階のは道の駅事務室です。

ここには雄勝硯を始めとする工芸品やその歴史が展示されており、ワークショップでは自分だけのオリジナルの作品を作ることもできるそうです。

 

 

そしてこちらの配置図が、“観光物産交流館おがつ・たなこや” です。

 

普通の道の駅とは随分違ったイメージを受けますが、小さなお店がたくさん集まった集合体、と言えると思います。

私たちはこの右手の入り口から入ったのですが、

“おがつ海産物直売所” です。

 

 

 

天井からは大漁旗がいくつも下がっており、如何にも港町の雰囲気が出ています。

巨大な水槽もあり、石巻港などで水揚げされた新鮮な魚介類が並びます。

 

 

 

この写真は中央にある “イートインスペース” で、休憩室を兼ねているのでしょう。

ここには、

 伝八寿司

 ウズマキ眼鏡珈琲店

 海里(みさと)

 渚泊Station

が並びます。

 

 

 

 

更に奥の方にも店舗が並んでいます。

 

 

 

この2枚の写真が“もんまや商店” ですが、食品、日用品、雑貨が並んでおり、コンビニのように普段地元の方々が買い物をする場所のようです。

 

 

 

この2枚の写真は、

 上が、 石巻かほく商工会 雄勝支所

 下が、 ヤマケン商店 雄勝タクシー

になります。

 

とりあえず写真に撮った店舗を全部並べてみましたが、一貫性がなくよくわかりません!(;^ω^)

ちなみに、いつもの道の駅登録証も見つからず、写真が撮れませんでした。

 

 

雨が降っていますが、傘をさして外に出てみました。

 

 

 

 

ご覧のようにここは“雄勝湾” に面しています。

地形がどうなっているのか、この周辺の地図を見てみましょう。

 

 

この場所が入り組んだ入り江の奥にあるのがお分かりだと思います。

かつてこの地は “陸の孤島” と呼ばれていたそうです。

 

その陸の孤島をあの日、高さ16mの津波が襲い、町民約4500人が孤立し、その被災状況さえしばらくの間分らなかったのだそうです。

 

写真はありませんが、この道の駅の敷地内に “おがつの16” というモニュメントがあり、雄勝町を襲った津波の高さを、塔の高さで表しているのだそうです。

 

 

 

 

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