コロナ禍で新規の道の駅巡りが中断していますので、過去の旅で出会った美しい日本の風景を日本列島の北端から順番に紹介しています。
前回の橋杭岩に近い
潮岬 をご紹介したいと思います。
最初に Google map から地図を表示しました。
楕円形で囲っているのが、前回のこのシリーズでご紹介した “橋杭岩” です。
今回ご紹介したいのは四角で囲んだ “潮岬(しおのみさき)” ですが、車で15分ほしか離れていません。
この地図でお分かりのように、潮岬は紀伊半島の最南端です。
ということはつまり、本州の最南端でもあります。
本州最南端の碑がありますね!
太平洋に面したこの地には、次のような建物が建っています。
この白い建物は “潮岬観光タワー” といいます。
入館料300円を支払うと最上階にある展望台まで上がることができ、そこは海抜100mあります。
エレベーターは2階と最上階しか停まらず、2階は隣の土産・レストランの建物に繋がっています。
では、最上階からの景色をまずご覧頂きましょう。
この2枚は太平洋に向かって右手の眺望です。
写っている灯台は “潮岬灯台” です。
潮岬灯台は、幕末の1866年(慶応2年)にアメリカ、イギリス、フランス、オランダの4か国と結んだ、いわゆる 「江戸条約」 によって建設を約束した全国8カ所の灯台のひとつです。
「日本の灯台の父」 と言われたイギリス人 「リチャード・ヘンリー・ブラント」 が設計、指導して1870年(明治3年)6月に完成しました。
この2枚は正面ですから、ほぼ真南になるかと思います。
潮岬は “地球の丸さが実感できる場所” と言われますが、180度以上の水平線が見渡せます。
この写真が太平洋に向かって左手の写真です。
ここまでが、潮岬観光タワーの展望台から撮影した写真です。
最初に紹介した “本州最南端の碑” の付近まで行くと、荒々しい海岸線を見下ろすことができます。
この写真では分かり難いかと思いますが、岩場には大勢の釣り人がいます。
本州最南端での釣り、やってみたいものです。
最後に、こんな証明書も貰ってきました!(^^♪
■最寄りの道の駅
・道の駅くしもと橋杭岩(和歌山県)