紀伊半島新駅の旅:1400年前のロマンが蘇る!“飛鳥” | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

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全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

上北山の道の駅から1時間半ほどで

道の駅飛鳥 に到着しました。

 

 

 

 

ここは奈良県北部の “明日香村” にあり、昨年(2018年)9月18日にオープンしました。

 

“明日香村” は今から約1400年前の7世紀から8世紀にかけ “飛鳥時代” に都があった場所です。

周辺には数々の遺跡があり、特に「高松塚周辺地区」、「石舞台地区」、「甘樫丘地区」、「祝戸地区」、「キトラ古墳周辺地区」 の5地区が国土交通省により “国営飛鳥歴史公園” として整備されています。

 

道の駅はそれらの遺跡を巡る玄関口として位置づけられています。

 

 

道の駅の看板に従って入ってゆくと、ガードマンによって奥の方の駐車場に誘導されました。

でもここは駅前広場といった雰囲気で、道の駅らしくありません。

 

それもそのはずで、ここには “近鉄 飛鳥駅” がありました。

 

 

普通に電車が停まって、観光客を含む乗客がどっと下りてきます。

どうやらこの駅周辺の建物全体が道の駅になっているようです。

 

全体の案内看板を見つけました。

 

 

この図面の左上が飛鳥駅で、左下に私が停めた駐車場があります。

図面上の 【?】マークのところがありますが、これがインフォメーションのようです。

 

 

 

“飛鳥びとの館” と書かれていますが、ここにはコンシェルジュが常駐されており、明日香村の観光情報、宿泊情報などが提供されます。

観光案内をするボランティアもおられますが、こちらは予約制のようです。

 

 

 

ここでは明日香村を資料やパネルなどで紹介しており、この写真の奥には特産品や土産物のコーナーも設けられています。

みなさんここで情報を得て観光に回るのですが、その手段もいろいろ揃っています。

 

 

これはバス停ですが、主な観光スポットを回る周遊バスが運行しており、大人650円で1日乗り降りできるフリー切符があります。

 

 

 

レンタサイクルのお店も複数あります。

そしてもうひとつ、こんな面白いものがありました。

 

 

 

超小型モビリティ 「MICHIMO」 といいます。

二人乗りの電気自動車で、日産のマークがついていました。

 

 

 

実際に走っているところを見ましたが、いや~!かわいい!

一度は乗ってみたい気がします。

 

 

こんな看板を見つけました。

飛鳥時代に活躍した5人の女性たちです。

 

すぐ近くに “高松塚古墳” がありますが、その石室の壁画にも色彩鮮やかな女子群像がありましたね。

飛鳥時代は女帝が活躍した時代ともいわれています。

 

7世紀頃この場所に史上初の首都が築かれ、それまでの国号 「倭国」 「日本」 に改めました。

時間や暦、貨幣や納税、住所や戸籍、身分や官僚制度といった国家としての仕組みが、この時代に初めてこの場所で組み立てられました。

 

この時代に活躍した女性たちのストーリーは、「日本国創成のとき~飛鳥を翔た女性たち~」 として、文化庁の “日本遺産” に認定されています。

 

 

さて、あといくつか周辺を紹介しておきたいのですが、これは食事処です。

3つの食堂があり、先ほどの道の駅の案内図にも書かれているので、これも道の駅の一部なのでしょう。

 

 

こちらは24時間トイレで、周りにあわせて和風ですが中は近代的です。

 

実はもうひとつ、道路を渡った交差点の向こう側に “あすか夢販売所” という農産物直売所があり、これも道の駅の一部だったようですが、気が付かずに写真は撮っておりません。

 

一般的な道の駅とはちょっと違いましたが、歴史好きな方には特に魅力的な場所だろうと思います。

 

 

 

 

 

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