(番外編)沖縄の旅:最終日は“首里城”へ! | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

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全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1209カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1197カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

沖縄の旅最終日である3日目は、

首里城 がメインです。

 

 

 

 

宿泊した残波岬から南下し、那覇市内に入ります。

 

朝まだ早かったのですが、首里城に隣接している県営駐車場は既に満車!

警備員の方に教えて貰っって私営駐車場を探したのですが、これが分かりづらくて右往左往!

ようやく狭い道を入って、ただの空き地みたいな有料駐車場に停めることができました。

 

 

 

 

これが首里城の入口にあたる “守礼門” で、2千円札の絵柄にもなっていますね。
 
“守礼” というのは 「礼節を守る」 という意味だそうで、門の正面には “守禮之邦”(しゅれいのくに)と書かれています。
「沖縄は礼節を重んずる国である」 という意味なのだそうです。
 
 
 
 
 
首里城の大半は無料区域になっていて、自由に入って行くことができます。
 
前回の記事で、美ら海水族館のある海洋博公園の正式名称を “国営沖縄記念公園 海洋博覧会地区” と紹介しました。
ここ首里城の正式名称は “国営沖縄記念公園 首里城地域” といいます。
つまり、国営沖縄記念公園は、海洋博公園と首里城公園の2つがある、ということです。
 
首里城はご存知のように “琉球王朝” の王城でかつては政治や外交の中心だった城(グスク)です。
戦前は国宝に指定されていましたが、沖縄戦でほとんどが破壊されてしまいました。
 
現在の姿に復元されたのは、1992年(平成4年)です。
 
 
 
 
 
ここは山城なので、結構石段を上って行かねばなりません。
でも、上から見下ろす那覇の町は絶景です。
 
首里城は2000年(平成12年)に 「琉球王国のグスク及び関連遺産群」 として “世界遺産” に登録されましたが、これはあくまでも “首里城跡” であり、復元された建物や城壁は含まれません。
 
 
 
 
 
首里城の中心部に “正殿” があり、そこへ入る “奉神門” から先が有料です。
手前にある券売所で、大人820円を支払って中に入ります。
 
 
 
 
これが “正殿” で琉球王国最大の木造建造物といわれ、まさに政治の中心になった場所です。
 
中央の広場を “御庭(うなー)” といい、正面に “正殿” 向かって右が “南殿” 左が “北殿” です。
この、本殿に向かう中央の道を “浮道” といって、国王や中国皇帝の使者など限られた人たちしか通ることが許されなかったのだそうです。
 
 
 
 
この建物は “北殿” ですが、この日は小学生の団体が大勢きていました。
そして、靴を脱いで、本殿の中を見学します。
 
 
 
 
これは国王が座る玉座で “御差床(うさすか)” といいます。
 
玉座の左右には龍が彫られていて、手前の2本の柱にも龍と雲が描かれています。
まさに豪華絢爛です。
 
 
 
 
首里城の見学を終え、次は “国際通り” へ向かいました。
この日の昼食と、最後の買い物をする為です。
 
 
 
 
 
 
首里城から国際通りまではほんの10分ほどの距離ですが、交通量の多いこの通りで駐車場を探すのにやはり苦労しました。
 
国際通りは那覇市最大の繁華街で、長さ約1.6kmの距離にみやげ物屋を始めとする商店や飲食店が立ち並びます。
私たちが向かったのはその中の、“牧志公設市場” です。
 
 
 
 
大通りから市場中央通りというアーケードを入って行くとその公設市場はあります。
 
“第一牧志公設市場” は60年以上の歴史があり、“沖縄の台所” として沖縄の様々な食を体感できる、観光スポットのひとつです。
 
 
 
 
まず向かったのは市場の2階の食堂街です。
ここにはたくさんの飲食店が並んでいて、様々な沖縄料理を味わうことができます。
 
量が多くて値段が安いのが嬉しいです。
 
 
 
 
 
食事が終わると1階に下りて買い物です。
魚介類や食肉類を中心に、昭和の時代の商店が並びます。
私は沖縄に来れば必ず土産にする、海ぶどうと島ラッキョウを買い込みました。
 
1951年に開設したこの公設市場もやはり建物の老朽化が進んでおり、建て替えの為に今年6月16日で一旦営業を終了するのだそうです。
7月1日からは仮店舗がオープンするそうで、どのように生まれ変わるか楽しみです。
 
 
こうして3日間の沖縄の旅を終え、那覇空港を15時に離陸して帰途につきました。
次回からは、中断している 「絶景道の駅全国50選」 を再開したいと思います。
 
 
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