北陸自動車道を “鯖江IC” まで戻り、
道の駅西山公園 にやってきました。
道の駅の所在地である “福井県鯖江市(さばえし)” といえば、皆さんご存知のように眼鏡フレームの産地として有名で、 “めがねの聖地” ともいわれています。
福井県は、MAID IN JAPAN の眼鏡フレームの9割以上のシェアを持ち、100年以上にわたって伝統の職人技が受け継がれ、「日本のモノづくり技術」 の代表的な地域です。
道の駅から車で5分のところに “めがねミュージアム” があり、最新・人気のフレーム2500本以上が展示・販売され、またセミオーダー眼鏡の体験工房や、歴史を紹介する博物館などもあります。
この道の駅のスタンプもメガネに因んでいますが、それは最後に紹介しましょう。
道の駅は、鯖江市の中心部に位置する市街地にあります。
この写真が道の駅の全景で、オープンしたのは2014年4月です。
この道の駅の背後は小高い丘になっていて、それが 『日本の歴史公園100選』 の指定を受けた “西山公園” です。
道の駅の建物の屋根の上に四角いものが突き出ていると思いますが、これはエレベーターで、道の駅から直接、エレベーターと専用の歩道橋を使って公園に入ることができます。
この公園がどのくらい大きいか、掲示してあった地図をご覧いただきましょう。
これが西山公園の全体ですが、道の駅はその一番下のマルで囲ってある部分です。
この建物の大きさと比べて、如何に公園が広いかお分かりですね。
公園内には、日本庭園、展望広場、芝生広場、噴水広場、冒険の森、動物園などが整備されています。
西山公園は、“日本海側最大規模のツツジの名所” としても有名です。
観光パンフレットから写真をお借りしましたが、園内には約5万株のツツジが植えられ、春はツツジや桜、秋には紅葉が楽しめます。
更に、西山公園でもうひとつ有名なものがあります。
公園内の “西山動物園” にいる、“レッサーパンダ” です。
この写真もパンフレッからお借りしましたが、日中友好のシンボルとして北京市から贈られたもので、繁殖数は全国トップクラスであり、まさしく鯖江のアイドルとなっています。
西山公園自体は150年もの歴史がありますが、西山動物園は昭和60年の開園です。
さて、道の駅の紹介に戻りますが、建物の内部は次の通りです。
ブリッジで西山公園に繋がっていることがわかりますね。
向かって右側の正面玄関から中に入ってみます。
これは一番右手にある “特産品販売コーナー” ですが、窓の外をご覧になると、斜面になっていてツツジがぎっしり植えられているのがお分かりですね。
次は産業・工芸品などを展示する “鯖江ブランドコーナー” です。
ここに 「祝 来場者100万人達成」 と書いてありました。
ネットで確認してみたら、100万人に達したのは、2016年4月24日だったようです。
このコーナーには鯖江を代表するメガネフレームを始めとするブランド品、工芸品などが展示され、その一角に観光協会の窓口があります。
そしてこの部屋にはこんなものもあります。
ガラスのケースに入っているので反射してちょっと見にくいですが、“切妻山車” といいます。
鯖江には1500年の歴史がある “越前漆器” の技があり、この山車も越前塗によって製作されています。
これら漆の伝統産業はここから車で15分ほどのところにある、“うるしの里会館” で見ることができます。
さて、ブランドコーナーの隣は、“飲食コーナー・休憩所” です。
この写真では奥の方が飲食コーナーで、手前が休憩所です。
ここは情報コーナーも兼ねています。
周辺の観光スポットが映像と写真パネルで紹介されています。
さて、最後にこの道の駅の、特徴あるスタンプを紹介しましょう。
この道の駅にはスタンプが2つあるのです。
このイラストはもちろん鯖江のアイドルである “レッサーパンダ” です。
なぜスタンプが2個あるかというと、それをつなぎ合わせるとこのようになるからです。
眼鏡フレームになりました。
さすがに 「メガネの聖地」 だけありますね!(*^o^*)