(番外編)石垣島紀行!“離島巡り:沖縄の原風景 竹富島” | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。

離島巡りの最後は
竹富島 です。







西表島から竹富島へは、この船で移動します。
竹富島では、グラスボートによるサンゴ礁観光と、集落を水牛車で巡る観光をしました。

竹富島の港に着くと、すぐにグラスボートに乗り換えます。
これは真ん中がガラス張りになっていて、船に乗ったまま海底が見える船です。

この手のグラスボートには過去何度か乗ったことがありますが、概して期待外れなことが多いものです。











ここの場合はサンゴの種類が多いことと、写真にはありませんが、海底の砂が真っ白なことに感動しました。

竹富島を含む、石垣島から西表島の間の海域は、“石西礁湖(せきせいしょうこ)” と呼ばれ、400種類を超える貴重なサンゴの生息地であり、「西表石垣国立公園」 に指定されています。

サンゴはご存知のように植物でも鉱物でもなく、動物です。
年に一度満月の日に産卵することも知られていますね。

いろんな色をしたサンゴですが、寿命を終えて死ぬと真っ白になります。
海底が真っ白だったのはそのサンゴの死骸が堆積されているからで、海岸の砂が白いのも同じ理由です。





この写真、何か分かりますか?
“泡” です。(笑)

サンゴ礁の海底のあちこちから、このように大量の泡がぶくぶくと上がってくるのです。
実はこれ、“温泉” が湧きだしているのだそうです。


さて、海底の散策を楽しんだ後、島に戻り、バスで島の中心部の集落に移動しました。







竹富島の風景はよく雑誌やテレビに出てきますから、珍しくは無いと思います。
写真でお分かりのように、道路が真っ白です。

これもサンゴの白砂ですが、毎朝、島の住民の皆さんがきれいに掃き清められるのだそうです。


竹富島は島の大半が “隆起サンゴ礁” でできています。
従って農耕には適さないため、かつて琉球王朝の時代には、年貢を米で納めるために西表島に渡って “通耕” をしていたのだそうです。

島の周囲は約9km、最高の標高は33mしかなく、2014年10月末時点の人口は365人です。
近年本州などの都心部からの移住者が増えているとのことで、そのおかげで小学校の廃校を免れた、といった話もされていました。









私たちはここでも “水牛車” で観光しましたが、歩いたり自転車に乗った若い人も多く、水牛車は必要なかったようにも思えます。







赤瓦の屋根と、屋根の上のシーサー、サンゴを積み上げた石垣が、竹富島を代表する沖縄の原風景で、これは 「重要伝統的建造物群保存地域」 に指定されています。

竹富島の島民は、昔ながらの景観や文化を保存しようという意識が強く、1986年(昭和61年)に、「竹富島憲章」 を制定しています。

これは、「売らない」 「汚さない」 「乱さない」 「壊さない」 の島を守るための4原則と、伝統文化と自然・文化的景観を観光資源として 「生かす」 を加えた基本5原則から成っています。

現在の島の最大の産業は “観光” ですから、いつまでもこの美しい景観を残して欲しいと思います。


さて、これで離島巡りを終え、再び石垣島に戻りました。
この日は車で市街地にでて食事だけ済ませ、ホテルに戻ってから部屋で遅くまで酒盛りをしました。


最終日3日目は、午前中だけ簡単な島内の観光をして、早めに空港に着いて帰途につきました。

飛び入りの “石垣島紀行” は今回で終わりです。
次回から、北海道の残り4カ所の紹介に戻ります。





応援クリックお願いね!



ペタしてね


読者登録してね