次は北方面に30分強走り
道の駅オーロラタウン93りくべつ にやってきました。
ここ “足寄郡陸別町” の最大の特徴を表す電光掲示板が駅前にありました。
“日本一寒い町” ですね。
陸別町は冬場の気温がマイナス30度を超えることから、このようにいわれています。
この日本一の寒さを体験してもらうイベントとして、“しばれフェスティバル” が毎年2月上旬に開催されます。
“バルーンマンション作り” や “人間耐寒テスト” などの、ここでしかできないユニークなイベントが行われます。
詳しくは! → 2015年度しばれフェスティバル
駅前には、こんなかわいい牛たちもいました。(^∇^)
“オーロラタウン” という名前ですが、陸別町では平成元年に日本で初めてオーロラのカラー撮影に成功しています。
オーロラが頻繁に見えるのは、北緯65度~70度の高緯度地域で、北欧やアラスカが知られていますね。
陸別町は北緯約43度しかありませんが、寒暖の差が激しいこと、内陸気候で空気が乾燥し晴れの日が多いこと、夜空が暗いことなどの条件によるものだそうです。
(東北電力HPより借用)
この図のように、北海道で見えるオーロラは特に高度に発生したオーロラで、これは太陽の活動が活発化して磁気嵐などが発生した時なのだそうです。
この道の駅は、前回の足寄駅と同じく、“旧ふるさと銀河線” の “陸別駅” の跡に作られています。
ふるさと銀河線は、2006年(平成18年)に廃線になったはずですが、この陸別駅にはちゃんと線路があり、電車まであって人が乗っている様子だったので驚きました。
実はここは、廃線の2年後の平成20年4月に、“ふるさと銀河線りくべつ鉄道” という “観光鉄道” に生まれ変わったのです。
ここでは乗車体験はもちろんのこと、運転体験や足こぎトロッコまであるのです。
(足こぎトロッコ: 陸別町商工会HPより借用)
“運転体験” は構内の約500mの距離を往復することで行います。
実際の運転手さんの講習を受け、約15分のSコース(2000円)と、約80分のLコース(20000円)などがあります。
鉄道ファンにとっては憧れでしょうね。
では、駅の中に入ってみます。
1階には鉄道の代わりとなった十勝バス、北見バスの待合所や、ショップ、それにこの陸別町を開拓した 「関寛斎」 の資料館などがあります。
そして2階は “オーロラハウス” という宿泊施設になっていて、1泊2食付きで6500円程度で泊まれます。
最後に、この “オーロラタウン93” の “93” の意味だけがどうしても分かりませんでした。
ふつう数字は国道を表すことが多いですが、ここは242号沿いです。
どなたかご存知でしたら教えて下さいね!('-^*)/