岐阜県から県境を越え長野県に入りました。
最初にやってきたのは、
道の駅三岳(みたけ) です。
この地図の左上、国道361号で県境を越えたのですが、すぐ先から県道20号へ進路をとりました。
このルート、木曽の名峰 “御嶽山” が目の前なのです。
霊峰とよばれる “木曽御嶽山” は標高が3067mで、単独峰としては富士山に次ぐ高さです。
江戸時代から、山は 「富士」 、嶽は 「御嶽」 と言われ神の宿る山として究極のパワースポットでした。
5つの高山湖と4つの峰を持ち、その堂々とした姿から “東洋のキリマンジャロ” という別名もあります。
“御嶽ロープウェイ” は、標高1570mの “鹿ノ瀬駅” から、標高2150mの “飯盛高原駅” まで、標高差580mを15分で上ります。
新穂高ロープウェイと違うのは、約70台ある “6人乗りゴンドラ” が、次々に発車するので待つ必要が無いことです。
いつかこちらも楽しんでみたい気がします。
“木曽郡木曽町三岳” (旧三岳村) は、この御嶽山の東山麓に位置し、標高が740m~1100mと急峻で、面積の90%以上が森林です。
道の駅の周囲をぐるりと回り、建物の裏側に行ってみて、びっくりしました。
ここにはお猿さんが1匹しか写っていませんが、10数匹の猿の群れが我が物顔に走り回っていたのです。
思わず道の駅で飼っている猿かと思いましたが(笑)、私たちの姿を見ると一斉に裏山に走り去って行きました。
この一番左にある “みたけグルメ工房” と書いた大きな建物が道の駅かと思い、入ろうとしたら、「あっ!ここは加工工場ですよ!」 と店員さんに止められてしまいました。
この小さい方が直売所とトイレの建物です。
直売所は、ちょっとした八百屋さん程度のお店でした。
道の駅スタンプが見当たらないので尋ねると、トイレとの間にあります、とのこと。
この、山栗を売っているおねえさんの後ろに、電話ボックスみたいなのがあります。
この中に、道の駅スタンプといくつかのパンフレットが置いてありました。
無事にスタンプも押せたので、次へ向かおうと国道へ出たところ、1匹のお猿さんが悠々と道路を横断し、橋の欄干にちょこんと乗って一旦停車した私たちを見ていました。
おそらく、健気に見送りに来てくれたのだと思います。(*^▽^*)