道の駅十津川郷 です。
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“十津川村” (とつかわむら) は奈良県の最南部、和歌山県と三重県に接した紀伊半島のほぼ中央に位置します。
東西33.4km、南北32.8kmで、面積372.35キロ㎡は奈良県全体の5分の1を占め、村としては日本一の広さになります。
その96%が山林という山深いエリアです。
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吉野路大塔から十津川郷までのこの国道168号、ご覧の通り “ギザギザ” の “走り易さDランク” が連続する “酷道” です。
でも、実際に走ってみると、確かに離合できずにバックを余儀なくされたところもありましたが、おおむね道路整備が進んでいて、過去に走った “酷道” と比較すれば、“大したことは無い!” といったところでした。
この間、距離にして42km、1時間ほどで到着しました。
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ずっと山の中を走ってきて、少し開けた場所に目指す道の駅はありました。
一見して、村役場かな?と思うような建物です。
実際、道を挟んだ向かい側に十津川の警察署があり、少し離れて十津川村役場がありましたから、この付近、行政の中心部なのだと思います。
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道の駅の入口付近には “足湯” がありました。
十津川村は実は、温泉でも有名な場所なのです。
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十津川村には “湯泉地温泉” “十津川温泉” “上湯温泉” というそれぞれ泉質の違う3つの温泉があり、それをまとめて “十津川温泉郷” と呼びます。
“源泉かけ流し” というのは、加温・加水・循環を一切行わないことを云いますが、十津川温泉郷は全国に先がけて村全体の温泉施設で 「源泉かけ流し宣言」 を行った、“元祖!源泉かけ流し温泉” なのだそうです。(^~^)
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さて、店内に入ってみましょう。
入口付近のレジカウンターにいたお店の方が、スタンプ帳を手に持っていた私と目が合うと、「スタンプはこっちですよ!」 と指さしてくれました。
ここは、1階が売店と喫茶ですが、2階に “蕎麦処行仙” があり、地下1階には “むかし館” という十津川村の歴史を紹介する施設があります。
その階段の踊り場に道の駅スタンプは置いてありました。
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この十津川村でもう一つ触れておきたいことがあります。
この国道168号を更に南下すると、和歌山県の “熊野三山” に至ります。
この世界遺産である熊野の霊場に至るには、以前 “和歌山の旅” でも触れたように、“大辺路(おおへち)” “中辺路(なかへち)” “小辺路(こへち)” といった参詣道があり、これらを “熊野古道(くまのこどう)” と呼びます。
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この十津川村には、“小辺路” が通っており、更に吉野山と本宮を結ぶ “大峯奥駆道(おおみねおくがけみち)” のルートでもあります。
かつてはたくさんの修験者たちが行来した聖域であり、多くの文化遺産が残されています。
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道の駅の真裏を流れているのは “十津川” です。
さて、お店には和歌山の時に味わった “めはり寿司” がありました。
でも、今回買ったのはもう一つのこの地方の名物 “柿の葉寿司” です。
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これは、さば・さけの切り身をすし飯にのせ、香り豊かな柿の葉で包んだもので、奈良県の名産です。
今回買ったのは “さば” の切り身がのっていました。
3分で今日の昼食が終わりました。(^▽^;)
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