さて、自然豊かな蒜山(ひるぜん)高原を離れ、国道313号線を日本海側へ北上すると犬狭(いぬばさり)トンネルという長いトンネルがあります。
これを抜けると鳥取県に入ります。
この国道313号線はきれいな自動車専用道路ですが、別名 ロマンチック街道 というそうです。
ロマンチック街道といえばドイツのが有名ですね。
ウン十年前の20代の頃、一人旅で放浪していた時に通ったことがあります。 (-。-;)マダワカカッタ!
道の駅犬狭 (いぬばさり) は、鳥取県に入ってすぐ、自動車道をちょっと降りたところにありました。
ここは標高313m(国道と同じ数字ですね!)の犬狭峠というところにあり、鳥取県倉吉市と岡山県真庭市が共同で運営するという全国でも珍しい道の駅です。
この道の駅は、まさに 山の中 にあります。
平屋建てで、昔の庄屋さんの屋敷みたいな造りです。
まわりに集落なども見えず、国道の交通量は多いものの静かなたたずまいです。
隣接した 親水芝公園 もなかなかの風情です。
ここが入口になります。
近づくと結構大きな建物です。
中にはいると意外に広く、配置は下の図のようになっています。
まずは情報ステーションでスタンプをゲット!
野菜・果物コーナーです。
名産のプリンスメロンが一番前に並んでいます。(1玉400円です!)
その奥が土産物店ですが、ここも結構商品が揃っています。
ところで、犬狭 (いぬばさり) とは珍しい地名ですね。
この地名の由来は諸説あるそうですが、主なものは以下の通りです。
■第1説
鎌倉時代に後醍醐天皇が北条方に追われて通ったことで、この峠を「院走り峠」と呼び、「いんばしり」が「いんばさり」となり「いぬばさり」となったという説。
■第2説
古墳時代に日本武尊が西国平定のため国境の矢筈ヶ山から「この矢のとどく限りの的すべて従え」と言って矢を討ったところ、これが峠にささったことから「矢ばささり」となり、これが変化して「犬挟」となったという説。
■第3説
犬でも狭い道だから「犬挟」となったという説。
■第4説
狭くて急な峠で犬すら逃げる「犬ば去り」から「犬挟」となったという説。
さて、どれが本当なんでしょうか?
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