大分県の道の駅水辺の郷おおやまを更に九重方面へ南下すると、まず水量豊かな松原ダムがあり、更に進むと熊本県に入り、九州の奥座敷と言われる杖立温泉を通ります。
この杖立温泉は川沿いにぎっしり温泉旅館が並びますが、毎年4月から鯉のぼり祭りが始まります。
これは、川の対岸にロープを張り、それに無数の鯉のぼりを結びつけるもので川面にたなびく姿は壮観です。
最近でこそ他の観光地でも見られるようになりましたが、その発祥はこの杖立温泉で既に38年の歴史を持ちます。
(杖立温泉です)
そしてその先に林業の町小国町(おぐにまち)があります。
道の駅小国 は、「ゆうステーション」といわれる建物がメインで、
特産の小国杉を使った木造トラス構造の逆台形をした珍しい形をしています。
外観はガラス張りですが、中は小国杉で組み立てられており、外観と中身のギャップがユニークです。
ゆうステーションの1階は地元の特産品を販売する物産館で、商品はとても豊富です。
2階に上がるとギャラリーになっていて、色んな催しが行われます。
道の駅スタンプもここにありました。
ゆうステーションの外には、焼き鳥屋やうどん屋が並んでいますが、食事はここしかありません。
ですから、全体としてはこじんまりとした道の駅ですが、ゆうステーションのユニークさだけが際立ちます。
小国町は、国道212号線を真っ直ぐ進むと阿蘇山に、左折して黒川方面に進むと温泉手形で全国的に有名になった黒川温泉があり、その先は九重連山のやまなみハイウェイに至ります。
次の道の駅に向かうのは更に別のルートですから、小国は色んな観光名所に向かう交通の要所と言えます。
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