2024/1/21(日)
LAWSON presents 夏川椎菜 3rd Live Tour 2023-2024 ケーブルモンスター 神戸公演
神奈川県民ホール 大ホール

 

いつものように全部のMCはメモ取っていませんが

一部はデータ収集したのでそこらは残していこうかなと思います。

 

 

 

 

●開演前

 

2~3日前の段階では何とも怪しい天気予報でしたが

当日は曇りではあったものの雨は降りませんでした。

さすがお天気さいつよお姉さん。

 

物販並んでいるとレターセットがsold outしてるの見えて嬉しくなりました。
みんなお手紙を書こう。

 

席は1階真ん中あたりの上手側。

今回のツアーは中央1、上手3、下手3と良い感じにいろんなところから見れてました。

 

・メイクストロボノイズ!!!

神戸DAY2で感じた今までで一番気合入ってるをさらに超えてくる。

これぞ千秋楽といった気合の入りよう。

ツアーを通してヒヨコ群のバロメーターのような役割でした。

 

・イエローフラッグ

この曲前のMCでいつものメンバー紹介がありました。
テーマは「今日の意気込み」
一通り聞き終えた後に今回はヒヨコ群の意気込みもということで

「楽しむ準備できてるか?!!!!」と会場に煽りを入れてくれました。

イントロを聞きながら、初めて夏川さんのライブに行った時のZepp Sapporoの緞帳が上がる景色が脳裏に浮かんできました。
あの時は声で伝えられなかったライブへの意気込みを、この日は伝えられたのが嬉しかったです。

 

・ワルモノウィル

これまたメンバー紹介の時のMCで

かどさんは「いつもと違うことやっちゃうぞ」的なお話をされており

それがこの曲だったのかアウトロのバスドラムがえげつなかったです。

聞き返したいので音源か映像をください。

 

・MC(ササクレ後)

初めまして~やいつもまして~のアンケート。

 

その後に声出し解禁についてのお話。

 

このお話が本当に良かったです。

実際声出しあると楽しいし、やっぱライブはこれだよねといった声が上がるのも当たり前ではあるんですが

それはそれとしてPre-2ndとMAKEOVERが楽しくなかったのかというと絶対そんなことはないし

今でもこうして何公演もツアー行ってるのはこの2公演がめちゃくちゃ楽しくて心に残ったからだし

そこを肯定してくれたのがほんと良かったです。泣きました。

 

ケーブルサラダのテーマ、「前向きなあきらめ」についてのお話

「こういうアルバムが作れたのは、コロナの渦中にいたからかなと思ってる」

「完全に収束したわけじゃないけど、こうやって人をたくさん入れてライブできるところまではこれたのかなって思う」

「コロナ渦の時の悔しい気持ちが『前向きなあきらめ』に繋がってるのかな」

「そこも含めて大切な人生経験になった、着いてきてくれてありがとうございます」

「あの時の半分しかお客さん入れたらだめって言われた時の気持ち忘れてねえからな!ツアー延期した時の気持ちも!」

 

このお話も本当に良かったです。(その2)

 

本当にすごくいいものが出来上がったから、はやくみんなに楽しんでもらいたいなって、すごくワクワクしてました。
このツアーが終わる頃には、夏川がもう少し良い夏川になれる気がしてそれもすごく楽しみでした。
そういう気持ちごと延期して、再延期することになったから、本当に悔しいです。

 

 

 

このブログを思い出しちゃたりして、また泣きました。

悔しかったこともこうして今に繋がってるんだなと。

 

✌️ピースの話✌️

「今回のアルバムだと『メイクストロボノイズ!!!』は忘れてねえからなの気持ちが表れています」

「『高らかにピースすりゃ我らの勝ち』とか」

「(コロナ渦に)負けてないけど、負けそうになってたからこそ勝ちって言いたかった」

「高らかなピースが良い思い出になって。素敵なけじめにもなったかなと思います」

 

・ファーストプロット

色んな候補曲がある中で、たまたま作曲が田中秀典さんで編曲が川口圭太兄さんのものが来たので、自分の中では「ファーストプロット」を思い出してしまって。あれから大分時間も経って、自分の音楽や夏川椎菜としての活動すべてを通して色々と考えも変わってきて。あの時とは明確に変わっているからこそ、このタイミングでちゃんと「ファーストプロット」というものに決着をつけるのもアリなんじゃないかと思って、思い切って選びました。

 

 

 

インタビューで「ラフセカンド」との関係性を言及されていた「ファーストプロット」は
どこに入れるんだろうなぁって考えていましたが、セトリには入ってこず
そこは予想外なところでした。

 

 

ツアー初日のブログにこんなこと書いてまして

切っても切り離せないこの曲をセトリに入れていないのは

本当は「ファーストプロット」から続けて歌うところを
敢えてこの曲の力を借りずに「ラフセカンド」で独り立ちさせている、といった概要で考察オタクしてまして

本編のセトリは固定されてるから千秋楽も本編は変わらないだろう。と、そう予想してました。

 

・ファーストプロット
いつもはじっとして聞いてる曲なのですが、後ろから見るとみんなリウムを振っていて
よく考えたらこの曲はとても前向きな歌詞だし、夏川さんも笑顔で歌っているので
しんみりするだけじゃなく明るい気持ちで聞くのも良いなと新しい一面に出会えました。

 

 

 

曲中夏川さんと、視界に映るヒヨコ群の方を見ているとこの時の気持ちを思い出しました。

本当は聞いてるこっちも笑って楽しく聞いてあげる方がいいんでしょうけど

この空間一瞬も見逃したらいけないなと、微動だにせずステージをずっと見ていました。

 

『聞いた君がどうか笑っていますように 君の歌もいつか歌えますように』

この公演だけは、ここの歌詞にもう一つの意味が出てきて

ヒヨコ群から夏川さんへのメッセージにもなるのかなと思います。

声出しが戻ってきたときのために、ヒヨコ群パートを入れてくださっていた曲も今回披露してもらえました。

遂にソロのライブで夏川さんの歌を歌うことができて、夏川さんが笑顔を返してくれたのが本当に幸せでした。

 

なんてことを思いながら最後のフレーズ聞いてたら泣いちゃいました。

今もこの曲聞くとここの歌詞でウルウルと来てしまいます。

 

・ラフセカンド

「ファーストプロット」の余韻が…

こんなセトリ組まれたらイントロのコール入れないよね…ずるいよ…

 

・MC(ボクはゾンビ後)

「今日1/21って何の日かご存じ?」

「昔から応援してくれてる人は覚えているかもしれませんが」

「1/21は7年前に、ソロデビューの発表をした日です」

「生まれたての小鹿みたいになって、伝えた覚えがありますね」

「偶然この日にツアーファイナルも迎えることができて」

「その頃から応援してくれてる人もいるかもしれないですね」

「今手を挙げてくれた人以外にも、その後から私を知ってくれた人もたくさんいて、本当にありがとうございます」

「あの日会場にいたのは、青い人ピンクの人やTrysailのファンの人だったかもしれないけど」

「今日ここにいる人は正真正銘夏川さんを見に来てくれたということで!」

「7年経った今もこうしてステージに立ててることが嬉しいです」

 

告知

 

 

417の日&8thシングル決定!

 

ヒ労組さんに話を振った時に陽介さんが「(田淵さんの曲)難しいんだよw」って答えてたのも雰囲気良いなって思いました。

 

ソロ活動とアイデンティティのお話

「夏川の活動はアイデンティティの確立との戦いだったんですよ」

「どうやったら自分らしさが出せるんだろうって」

「うちの事務所みんなソロデビューして、みんな個性があって」

「夏川が勝てる分野なんてもうないんじゃいかなって思ってたところもありまして」

「歌が上手いとかダンスが上手いじゃなくて、何か唯一無二を模索した7年間でした」

「こうやってみんなの前で私にしか歌えない曲を歌えることが、私にとって凄く特別なことです」

「今日この空間は、夏川とヒヨコ群と、ヒ労組と、チーム夏川にしか作れない、唯一無二の空間だなと思いました!」

「まだまだ止まる気有りませんので、付いてきてください!」

「秒速…?凄い速度で走るけど着いてこれるか!?」

「頼もしいです!またこうやってライブしたいな!」

 

自分が夏川さんの活動を追いかけようと思ったきっかけもそういう唯一無二なところに惹かれたのかななんて

こうやってMCをまとめながら思い返しています。

「ログライン」を友達から借りて、「チアミーチアユー」や「ファーストプロット」の歌詞好きだなと感じて

よく見たら作詞が夏川さんであることに気づき、そういうところからソロの活動に目を向けていったような記憶があります。

 

曲が好きなアーティストはたくさんいますけど

曲以外にもアーティストの人となりが好きだと、ラジオやインタビューまでくまなくチェックするようなことってそうそうないと思いますし

そんなアーティストさんに出会えたことは幸せですね。

 

・ハレノバテイクオーバー

ここまでの6公演のここに入る曲は、アンコールに応えるといった様相で

ライブ定番曲をぶつけて最後もう一回盛り上がっていこうという意味合いを受け取って全力で楽しんでいました。

この日のハレノバはそれらとは異なり、前のMCの流れで改めて決意表明のように受け取ることができました。

 

2ndと3rdについて個人的に持っているイメージとして

コンポジット(MAKAOVER)の時に抱いたのは、夏川さんが旗手として先頭を走りそれに続くヒヨコ群たちのイメージ。

ケーブルサラダ(ケーブルモンスター)は寄り添ってくれるイメージ。

千秋楽は本編とアンコールでこの2つのメッセージを伝えてくれたのかなと思えました。

 

・メイクストロボノイズ!!!(2回目)

 

もう会場爆発するんじゃないかなってくらい、凄かったですね。

 

・MC(Wアンコール)

終演アナウンスをかき消すもう1回!に応えて出てきてくれた夏川さん

 

「ここにいる夏川さんの曲に共感してくれてる人って、何かに失敗したり上手くいかない経験がある人なんじゃないかなと思います」

「今回のツアーに来てくれた人はそんな想いもモンスターにして、上手く仲間にして生きていけたらいいな」

「順当に生きていくのは難しいかもしれないけど、でもせめて笑って生きていけたらいいな」

 

・ラフセカンド(Wアンコール)

「ヒ労組は帰っちゃったので一人で歌います」とアカペラで

「笑えるまでは生きようかい」

「素晴らしき我らの人生!」

 

優しい声で、目を見て話すように歌ってくれてました。

 

夏川 リード曲を作るにあたって、お客さんと一緒に歌えるシンガロングの曲がほしいなと思って。

 

 

 

最後に全員で一緒に歌えたあの空間は凄くかけがえのないものになりました。

 

●感想

これまでのツアーでもそうですけどやっぱり千秋楽って凄いですね。

盛り上がりも、感情の昂ぶりも、全部が想像を超えてきました。

 

ソロデビュー発表日と同じ日に千秋楽を迎える偶然が重なり

そんな記念すべき日に改めて決意表明を聞くことができて

また一段と、応援していきたいなという気持ちが芽生えてきました。

 

また忘れられない思い出が1つ増えました。

素敵な光景をありがとうございました。

 

●ツアー通しての感想

・セットリストについて

 

「アンコールは本来あっちゃいけないもの」
「長いこと活動していく中で、アンコールが(あることが)当たり前になってる、一回はあるもの」
「ライブの構成としてはあって良いもの、けど本来アンコールはお客さんが求めてくれてできるもの」
「もしかしたらないかもしれないもの」
「無いかもしれないって気持ちは忘れちゃいけない」
「あくまで本編でやりたいことをやりきる」

 

 

以前MAKEOVERの上映会にてこんなお話をされており

それ以降夏川さんのライブに限らず

どんなライブでも本編とアンコールについては意識するようになり

アンコールありきではない構成が好きだなと嗜好が変わっていきました。

 

神戸までの6公演は本編全曲固定だったところ

千秋楽だけはM17とM18の間に「ファーストプロット」が入りました。

「ファーストプロット」の感想のところでも書きましたが

本編のセトリはこの曲を敢えて抜いているかなと解釈していました。

だから新しいセトリというよりはプロトタイプを見せてくれたのかな…

そんな受け取り方をしています。

 

(追記:1/27のTalking box夏川さん回にて「ファーストプロット」の追加はツアー中の打ち上げで決めたとお話がありました。)

 

・100%を返せたツアー
「ヒヨコ群が100%出せない分、ステージ上の私たちが100%以上頑張らないといけない」"

Pre-2ndの開催前にパンフの質問でこんなことを言われていました。
当時この言葉を見た時、凄く印象に残りました。

楽しませようと考えてくれているんだなとか、今回は残念だけどいつかは100%で楽しみたいなとか。
(これについては途中で夏川さんも考え方を変えていたり、
僕としても100%を遥かに超えるくらい、楽しくて大好きなツアーでした。という補足は加えておきます。)

ツアーの途中から、この言葉がまた頭の中に浮かんできていました。
毎回最高を更新する勢いで、公演を重ねるごとに会場の熱量は増し続けていました。
それを支えていたのはヒヨコ群の声で、夏川さんの煽りに呼応してボルテージが高まっていくのが最高に気持ち良かったです。
歌以外でも、MC中のちょっとした掛け合いだったり、「アンコール」や「ありがとう」を直接届けられたり。

 

こういう状況になって、ライブ自体が開催できない状況になったときに、それでもバンドサウンドをやりたかったというのは、いつかできると信じているライブのため、という想いがあります。復讐心もあるのですが、私はいつか絶対ライブをやれると信じているし、それが目に見える先にあることだと思っているので、こういった曲調のものにしました。いまは準備期間、充電期間だと思って制作をしています。『アンチテーゼ』と『RUNNY NOSE』で、いつか100%の復讐を果たしたい(ライブを盛り上げたい)です。

 

 

 

 

立川で「アンチテーゼ」が流れた時のどよめき。
Pre-2nd札幌の時に感じた、アウトロを一緒に歌いたい気持ち、ヒ労組の皆さんが代わりに歌ってくれていた光景。
その辺ひっくるめて、3年越しに当時思い描けていた100%の復讐ができたんじゃないかなといえるツアーでした。

 

・まとめ

月並みな言葉ですけど、この約1ヶ月本当に楽しかったです!!!

MCの言葉を借りますが、チーム夏川とヒヨコ群の作り出す空間ほんと大好きです。

夏川さんの持つ唯一無二が大好きだから、今もずっと応援を続けているんだと思います。

これからも振り落とされないように着いていきます!

 

千秋楽は涙で視界がぼやけてよく見えてないところも多々ありましたので円盤化もお願いします!🙏🙏🙏

 

ご一読ありがとうございました!✌️✌️✌️