これは松下幸之助さんの言葉です。
ハゲタカというNHKのドラマを、アニメージュモバイルPより進めて頂いて、拝見させて頂きました。
ドラマを見始めてから企業は人なり。
その言葉が頭をよぎり続けていました。
2000年のITバブル。
自分も幸か不幸か多くのベンチャー企業の行く末を見せて貰った。
参画する事もあったし、取引先になる事も多かった。
多くのベンチャー企業の瓦解は、まず、人間関係の瓦解から始まった様に思う。
そして、ベンチャー企業の終わりには創業メンバーは殆ど残っていなかった。
人を大事に出来ない会社に未来は無いと、再確認させて頂きました。
ドラマの内容自体は、見事に現代に絡めたなぁ・・・って感じで、見てて思い出すニュースが多々ありました。
会社と言うのは、株主の物となっているのですが、自分はこの考えには反対です。
自分は、お客様も株主も社員も取引先も含めた事業共同体のものであると考えています。
それをステークホルダーと表現するそうです。
個人的には最終回のある製品工場の技術者の言葉が素敵だと思いました。
会社の身売りとリストラを前にどうするか技術者が話し合う時のセリフ。
一言一句合ってはいません。
「我々50人は残れても、残りの298人はクビを切られる。仲間の犠牲の上に新天地に行ってレンダント(買収先会社名)の製品を作る。そこに希望はあるだろうか。誇りはあるだろうか、戦後の焼け跡から、大木会長が何を思われ大空電機を作られたのか。我々技術者は、技術が何のために使われているのか、責任を持って感じ続けなければいけないと思う」
ちなみにこのドラマの中の大空電気は、松下電器がモデルだと思います。
日本は焼け野原から復興して、バブルの崩壊を招き、そのつけを精算する事が出来ないまま、バブル崩壊からわずか8年でITバブルに突入し、土地バブルが再燃し、金融バブル、リーマンショックで現在の不況を巻き起こした。
バブル崩壊から18年掛けて、同じことを繰り返しました。
その間にリストラ、派遣切りなどの多くの問題を起こしています。
企業は人なり。
人、物、金が財務上、会社の資産であるにも関わらず、少し人の存在を見直す時期が来ているのではないかな?
と自分は思い続けています。
日本は未だハゲタカの舞う荒野ですね。