映画の備忘録 Part275 | 継続は記録なり~第二章~

継続は記録なり~第二章~

2005年6月24日から始めたYahooブログが閉鎖され、約14年分の記録ごと泣く泣くお引越し。
2019年6月からここで新たなスタートです。

※交流が全くない方や宣伝目的のフォロー申請はお断りしてます。

すでに載せたように、来月末までは仕事がギッシリで、とてもじゃないけど映画は見れません。


夏ドラマも始まったし、地上波の録画もあるからそっちが優先だし。


ということで、先月のニート中に見ていた映画です。

 



<< バニシング未解決事件 >>



出演:オルガ・キュリレンコ(アリス) / ユ・ヨンソク(ジノ) / イェ・ジウォン(ミスク) / チェ・ムソン(運び屋) 

自己評価:〇
視聴方法:WOWOW

<2022年 韓国>
準備が出来たという電話を受けた男がパソコンをいじると、カンボジアから移植可能な臓器が届くサインが付く。
臓器を持ち空港へ向かった男は出国し、トイレでケースを置くと、別の外国人がそのケースを取り書類を見せ空港の外へ。
待機していた車で病院に向かうと、手術室へ臓器が運ばれ手術が行われる。

ソウルで体に手術痕がある身元不明死体が発見されるが、腐敗が進み指紋も取れない程乾燥しきっていた。
身元を調べようにも手段がなかったが、フランスからシンポジウムのために来韓する国際法医学者のアリスの持つ技術なら指紋の再生が可能と考えた刑事のジノは彼女に依頼。
指の表面から皮を剥がし、特殊な液体に漬けることで指紋が復活すると、中国から入国した女性であることが判明する。

入国管理局でデータを照合し、身元引受人の元を訪ねると職業あっせん業者だった。
失踪届が出されていないことを不審に思ったジノだったが、大勢の中国人を相手にしているため、仕事を紹介した後の管理まではしていないと言い、居なくなったことも知らないと言う。
家族がいない中国からの女性が臓器を取られた状態で見つかったことから、違法な臓器売買が関わっていると考えるも捜査は難航していた。

ジノの姪のユナはフランス語を習っており、ジノがアリスと仕事をしていると聞くと誕生日会に誘ってほしいと頼まれる。
アリスにその動画を見せると調整すると言われるが、2人はどことなく惹かれあうも微妙な距離感。

その矢先、移植可能という連絡が入り喜ぶ家族。息子は難病を患っており移植を待っていた。
その頃、母の介護のために定期的にヘルパーを依頼している男の元に、1人の中国人女性が紹介される。
指定された駅に行くと男が待っており、自宅に着くとすぐに仕事を始めた女性。食事の準備を終えた時、男に突然薬を嗅がされるとそのまま車に乗せられ自宅を後にする。

この男こそが臓器売買を行うターゲットを運ぶ運び屋で、いつものように指定場所へ向かうが、道路を塞ぐようにトラックが荷下ろしをしており、焦りながら待っていると女性が目を覚ます。
咄嗟に車から降りようとするがすぐに男に気づかれ車内で暴れる2人。後ろの車に向かって助けを求めるような姿を見た女性が不審に思い携帯を手にすると、男は横から車を発進させ逃げてしまった。

指定の時間に遅れたことから不審に思われるも女性を渡した男だったが、通報した女性の車載カメラを見たジノらは車の所有者を特定し自宅に向かう。
銃を用意した男だったがジノの方が先に銃を突きつけ男を外に連れ出すが、その時スナイパーに男とジノは撃たれてしまう。

重傷を負うも命に別状がなかったジノだったが、誕生会には行くことが出来なくなったためにアリスに仕事が入ったからと連絡をする。
しかしアリスは通訳のミスクと共に誕生会へ行きユナと楽しい時間を過ごすが、どこか不安そうなミスク。そしてユナの友達が披露した歌を聴くとその子の荷物を調べ身分証を撮影する。

ミスクの夫は外科医をしていたが、彼こそが違法な臓器移植を行う医師だった。
運び屋が最後に運んだ女性の手術を行う矢先に、子供の病気が悪化し、当初の予定の臓器だけではなく心臓も必要だと言われた組織。
大人の心臓は移植出来ないと言うと、だったら子供を連れてこいと手術台にいた2人の女性は銃で撃たれ殺されてしまった。

断われば組織に殺されるため、子供を探しに中華街を彷徨い歩いていた医師と夫を止めることが出来ずに後を追うミスク。
ミスクはその状況下で見つけたユナの友人をターゲットにすると、皆で水族館へ出かけることを提案。
子供の手を引いていたミスクは、そこにやってきた仲介役に子供を引き渡すが、子供がいないことに気が付いたアリスらが監視カメラを確認すると、ミスクの姿が映っていた。
先に外に出たミスクはアリスに詫びると、そのままフラフラと走ってきたバスに身を投げてしまう。

ミスクが言い残した病院へ向かうアリスはジノに連絡をし、先に病院に入り込むと院内を探し回り薄暗い地下の手術室を発見する。
そこにいる子供に気が付くが、入ってきた医師に見つかると別室に閉じ込められてしまう。
後から来たジノらは手術室を探すとアリスの声を聞き助け出すが、組織の殺し屋がやってきたことで銃撃戦に。
その間に地下の手術室へ行くと、手術の真っ最中だった医師は驚くも諦めたように逮捕される。
医師でもあるアリスは心臓が取り出させる直前だった子供の手術を行うと、少女は一命を取り留めるのだった。

アリスがフランスに帰る日、ホテルに迎えに来たジノは空港まで送ると車に乗せる。
いつものようにナビの案内を無視して自分で進んでいくジノだったが、飛行機に間に合わないと焦るアリス。
間に合わなかったらどうする?と尋ねると、僕にフランス語を教えてと言い、ジノはお気に入りの場所へ案内すると彼女を連れていくのだった。


<感想>
見たことある俳優さんばかりなので見やすかったけど、これは映画かな?と思うくらいあっさりした内容。
違法臓器売買の話で重たいはずなんだけど、ツッコミどころ満載。
数回顔を合わせただけで、大して接点がなかったのにいつの間にか2人ともお互いが惹かれあってるし、最後命は助かったけど依頼人も大元も捕まってないよね!?
表面だけ解決しても全然問題解決になってないけどそこで終わっちゃったし、それでいいのか??



<< 覗き屋 >>



出演:キム・ドンワン(スンヒョン) / チョン・セヒョン(ミニョン) / キム・ビョンオク(キム・テサン) / チョ・ソフ(カン・ユラ) / チェ・ジェファン(ト・ウォンシク)

自己評価:〇
視聴方法:WOWOW

<2022年 韓国>
携帯修理を行うスンヒョンは、顧客のデータを勝手に復元してはBカットと呼ばれる画像を完全に消す代わりにお金を要求し小銭を稼いでいた。
ある日スンヒョンの店を訪れデータの復元をしたのは、元人気女優のミニョン。彼女のファンだったスンヒョンは気が付き声をかけるも復元だけ依頼するとそそくさと店を出てしまった。
早速作業に取り掛かると、ミニョンの背中が傷だらけの写真が出てくる。彼女は国会議員のキムテサンと結婚し女優を引退していたが、夫からDVを受けている証拠だった。
数日後にスマホを取りに来たミニョンに高額請求をするも、これが私にはAカットの画像なんだと言い、彼の要求する金額よりもはるかに高い金額を支払うと出て行った。

悩んだスンヒョンは相棒のウォンシクに相談するが、相手が悪すぎるとたかるのは危険と判断するが、彼女を助けようとネットカフェから画像を流出させる。
ところが翌朝にはその存在すら消えており、大きな力が動いていることを実感したスンヒョン。店に向かうと男らが部屋中を荒らしており、スンヒョンを追いかけてくる。
途中でミニョンが助けてくれるも、勝手に流出させたことに激怒。彼女は写真を残していたことで更なるDVを受けていたのだった。

復讐のために大統領選で画像を使おうとしていたのに計画が台無しだと訴えるミニョン。責任を取れとテサンの悪事を証拠として集めさせることに。
スンヒョンの提案でテサンのスマホにウイルスを仕掛け、ダミー携帯を作るも病院や薬局というワードしか出てこない。
性異常者のテサンは浮気相手と会うことを「病院に行く」と言うことを知っているミニョン。テサンはお尻に蝶の入れ墨をした女性と関係を楽しんでいた。

ある日、カメラを持った男がいるのをテサンの側近が発見すると、選挙を控えたライバル候補者カン・ユラの手先だった。
名前を売ることが目的だと党に言われているユラだったが、出るからには負けたくないと意気込んでいた矢先に、エステでミニョンの背中の傷を目にしており、叩けば何か出るとベテラン議員であるテサンの弱点を探していた。
(車を貸してくれたのもユラ)
しかしユラは若いアイドル歌手と付き合っており、テサンが先にそのことをリークしたため立場が危うくなってしまう。

常に監視されているミニョンは嘘をついて実家に行くと、WIFI業者に扮したスンヒョンと対面するもダミー携帯では出来ることが限られていると言われてしまう。
新しいスマホが欲しいとテサンに頼んだミニョンはお店で契約をするが、ホテルに閉じ込めておくよう命じられた側近にスマホを再度取り上げられてしまう。
しかし店舗でスンヒョンが別に契約したスマホをウォンシク経由で受取っていたミニョンは彼に状況を説明すると、スンヒョンはユラの事務所にいた。
ユラに計画がバレたらミニョンが危ないと訴え、テサンのBカットが入った携帯を渡すと「ミレ飯店」と書かれたユラの連絡先を受け取った。

マスコミと一緒にミニョンが閉じ込められているホテルの部屋に来たユラは、ミニョンを救出するとスンヒョンが乗った車で自分名義のキャンプ場へ連れていく。
テサンが浮気相手と会う別荘を突き止めたスンヒョンだったが、その相手の名前を聞いたミニョンは唖然。それはテサンの息子の妻の名前だった。

その夜、マネージャーの借金を背負いどうにもならなくなった時、テサンからドリンク剤を20箱をもらい身も心も売ってしまったテサンと結婚した経緯を話したミニョン。(ドリンク剤は1箱に1億ウォン入ることで有名)

翌日、ウォンシクが借りてきたレンタカーで別荘に向かうと2人は証拠写真を収めることに成功するが、車で待機していたウォンシクが側近に捕まってしまった。
2人は逃げ出すも側近に追われてしまい、スンヒョンはミレ飯店に電話を掛けると別荘の場所を告げスマホを投げ捨てる。

囚われた3人は証拠写真を取り上げられると、ミニョンにウォンシクを殺すようライフルを手渡す。
撃たなければスンヒョンを殺すと言われ引き金を引くも外してしまい、再度銃を向けると側近がウォンシクを撃ってしまう。
ミニョンが銃を持つ様子はスマホで撮影をされており、最後に自分がミニョンを殺して口封じをしようと計画していたが、ミニョンがテサンになり代わり呼び出していた息子がやってくる。

銃を構えた異様な光景に唖然とする息子に、嫁は2階にいてテサンと肉体関係があると叫ぶミニョン。
かつて学費のために夜の店で働いていた時にテサンと出会っていた嫁は、その後も呼び出されては性処理の相手をさせられていた。
テサンの悪事を訴える嫁を撃ち抜いたテサンは、怒りを露わにしながらミニョンらを殺せと側近に命じるが、直後息子に撃たれてテサンは死亡、呆然とした息子は自身で引き金を引き自殺を図ると、直後にサイレンが聞こえてきた。

テサンは死亡するが、一連の悪事がすべて公になったことで票が流れ、ユラが見事に選挙に当選。
撃たれるも一命を取り留めていたウォンシクを見舞った2人は、ドリンク剤の箱を持ってくる。
みんなこれを持ってくるけど、そんなに飲めないと掃除のおばさんに渡してしまうが、それを聞いたスンヒョンは大激怒するのだった。
(ドリンク剤には1億ウォン入ることを3人で話していたため、当然中身はドリンク剤ではなく札束だった)


<感想>
ところどころで出てくる内容がしっかり伏線回収されるのは面白かったです。
ドリンク剤の箱は絶対お金だと思ったけど、ユラのお尻の入れ墨って、元はユラもテサンの愛人の1人だったってこと?
何でスンヒョンがユラの事務所に行ったのかが分からなかったけど、もしかしてその写真がBカットに入っていたから、脅しも兼ねて行ったのか?

日本でもありそうな悪事だけど、どれもこれも韓国ならありそう~という内容。
権力のためなら人を殺すこともいとわない政治家と、お金のためにデータを盗んでゆする業者。

たまたま大好きな女優さんの状況を知ったから手を貸してくれたわけだけど、この男だって悪いことを散々してきたのだから美談ではないし、女優さんではなければスルーしたでしょう。
最後は解放されて自由になれたのは良かったと思うけど、韓国の政治家の話って大体こういう悪事ばかりなのは、実際もそうだから?って思っちゃうよね。。。



<< なまず >>



出演:イ・ジュヨン(ユニョン) / ク・ギョファン(ソンウォン) / ムン・ソリ(イ副院長) / チョン・ウヒ(なまずの声)

自己評価:△
視聴方法:WOWOW

<2022年 韓国>
レントゲン室で愛し合っているカップル。突然光を感じるとその姿が撮影され、レントゲン写真が病院中に流出する。
皆その2人は誰なのかと一斉に特定しようとウワサになると、ユニョンは自分ではないかと感じていた。

写真を持ち帰り同棲中の彼にも見せると自分達かもしれないと言われ、ユニョンは辞表を書いて翌日持って行くと、副院長から自宅待機を命じられる。
しかし自分は辞めないし休まず明日も来ると主張するユニョンだったが、翌日出勤すると副院長と自分以外の全スタッフが休む異常事態が発生する。

自分の写真かもしれないと思ったスタッフが休む中、そんなにレントゲン室を使っていたのかと呆れる副院長。
体調が悪いと言う理由を嘘だと決めつけるが、ユニョンは本当かもしれないと言い、2人はあるスタッフの自宅を訪れる。
すると中で倒れているのを発見し、処置のおかげで大ごとにはならずに済んだ。

翌日からは皆普通に出勤し日常を取り戻すが、とある病室にいるなまずが突然跳ねたことで地震が来るのではと大騒ぎに。
病室の一行は避難をするが、大地震ではなく道路に突然穴が出来る異常事態が発生した。
政府はこの穴を埋めるための工事を命じ、無職だったユニョンの恋人のソンウォンはこの仕事を得ることが出来た。

真面目に仕事に行くソンウォンだったが現場でプラチナの指輪を無くしてしまう。探しても出てこずユニョンに嘘をついていたが、現場で着替えているとチームの1人が足の指に銀色の指輪をしていることに気が付いた。
見つけた自分の指輪だと思うソンウォンは何度かカマをかけるが、埒が明かない。
そんな矢先に仲間が食堂で財布を無くしたと落ち込んでいると、入っていた金額を聞いたソンウォンはその金額で指輪を売ってくれと話す。
最初は断るもお金が必要な仲間は12万ウォンで指輪を売るが、足用の指輪が指に入るはずもなく、同僚が盗んだものではないことが判明する。

再開発地域に住む2人は引っ越しを余儀なくされ、ソンウォンは部屋探しに奮闘していた。
40万まで値切った部屋を見つけたと連絡を受けたユニョンが自転車で向かうが、直前に他の人に決まりそうだから来なくていいと言うソンウォン。
場所がわからずスピードを出した自転車で近くまで向かうとそこは急な階段の下だった。

自分のことを殺そうとしただろうと問い詰めると、ユニョンは載ってきた自転車を勢いよく階段から落とし帰ってしまう。
疑心暗鬼になっているユニョンは次第に疑いを強めていき、喧嘩の末にソンウォンを追い出す。
別れ際にお互いの持ち物を返すよう言い、お金も返してほしいというユニョン。ソンウォンは友人に頼ろうとするが当然貸してもらえず、親から借りたお金を振り込むが、いい歳した男の行動にユニョンは呆れてしまう。

新居の場所はソンウォンには教えず引越しをしたユニョン。病室にいたなまずを持ち彼に会いに行くと突然なまずが跳ね上がる。
直後ソンウォンの立っていた場所に巨大な穴が空き、穴の奥底に落下するのをユニョンが上から覗きこむのだった。


<感想>
鬼滅の刃の最終回を見て余韻に浸っていた時に、チャンネルを変えたら丁度始まったので途中まで見て録画をしたのだけど、全く理解が出来ないまま終わりました。

一体何が言いたかったのか私には全く理解が出来ず。
病室にいたなまずの目線でナレーションが入っているのだけど、見てない場面の方が多いし、主人公の何がどうなったことを描きたかったのかも理解が出来ず。
ネットで調べてみたら「ブラックユーモアで描かれた~」とあったけど、どの辺が??

2019年の大阪映画祭で絶賛されグランプリを取った作品らしいんだけど、全然分からず(汗

誰か教えて下さい・・・



<< 地下室のヘンな穴 >>



出演:アラン・シャバ(アラン) / レア・ドリュッケール(マリー) / ブノワ・マジメル(ジェラール) / アナスイ・ドゥムースティエ(ジャンヌ) 

自己評価:△
視聴方法:WOWOW

<2022年 フランス>
新居の購入を考えているアランとマリー夫妻が内見をした1軒家。
決めかねていると不動産屋から、この家の売りはここにあると地下へ案内され、床に空いた穴を見せられる。
この穴を通ると12時間経過するが、3日間戻ることが出来ると言われた2人は信じられない思いを持ちながらもその家を購入した。

穴に興味深々の妻のマリーはアランを誘うも、大した興味を示さないため、1人で穴に入ることに。
地下の穴を通ると2階に降りてくる不思議な現象にハマるも3日間の若返りだと見た目に大差はない。
ハシゴの下に鏡を置き、腐った果物を持って穴に入り続けたマリーは、ある日腐っていたはずのリンゴが元に戻っていたことに大興奮。
アランに食べさせると、周りは綺麗になっていたが、真ん中は腐っておりアリが大量発生していた。

若返るのは外見だけで中身は変わらないというアランに、19歳に頃に戻ってモデルになりたいと取りつかれたように穴を通り続けるマリー。
入ることで12時間消費するため、アランは1人で食事をする日々を過ごすようになる。

この家の近所にアランの会社の社長夫婦が住んでいたため、挨拶も兼ねて2人を招待する。
食事中の会話の中で、社長のジェラールは妻を喜ばせるために電子ペニスをつける手術をしたと告白。
2人は信じられない顔をするも、本物と変わらないと妻のジャンヌも口にする。
自慢げに話し続けるジェラールだったが、スマホで操作可能なはずが不具合を起こして使い物にならなくなってしまった。
手術は日本でしか出来ないため、ジャンヌには内緒にしたまま修理のために1人で日本に行くことに。
修理に時間がかかり、予定よりも長い滞在になってしまうため、ジャンヌの誕生日に何でもいいから渡してほしいと頼まれたジェラールは、スーパーでぬいぐるみを買い持って行くが、ジャンヌは若い男と楽しんでいた。

ようやく修理が完了してフランスに戻ってくるも2人は離婚。
ジェラールは日本で出会った女性と再婚をするが、次々に若い女性に手を出すジェラールは再び離婚されてしまう。
それでも新しい車を買い替えては女性と過ごすジェラールだったが、運転中に機械が突然ショートし下半身から火が出てしまう。
驚いたジェラールは運転を誤り木に激突する。

何万回と穴を通り続けたマリーはついに19歳の頃の美貌を取り戻すと夢だったモデルへの一歩を踏み出すが、全く売れず人気も出ない。
上手くいかないことにイライラして家の物を壊し暴れるマリーを見かねたアランは、穴を塞ごうと業者を呼ぶがマリーは大激怒。
精神に異常をきたしたマリーを入院させるとアランは穴を塞いでしまった。

投薬をしながら1人部屋で過ごすマリーは、医師が目を話した隙に隠したグラスで腕を切ると、中からアリが大量に出てきた。
それを見たマリーは、リンゴと同じ現象を思い出し満足そうに微笑んだ。
その頃アランは、湖の近くで釣りをしながら1人で余生を過ごすのだった。


<感想>
ノーマークの映画だったけど、番組表を辿っていて気になって録画しました。
フランス語が個人的にとても苦手なんだけど、幸い?大雨の日に見ていたので音声はあまり聞こえずでしたww

フランスで大ヒットしたコメディって書いてあった気がしたんだけど、どこがどのように面白いのか全く理解出来ず。
最終的に何が言いたかったのかも理解出来ないし、放置された車や猫の意味もわからない。。。

ということで、ネットであらすじや考察を片っ端から見て、あぁ、そういうことなのか~と。
私にはパートナーよりも己の欲に必死になってる哀れな人としか映らなかったです。

やっぱりフランス映画は合わないのかな・・・



<< 最高の花婿 >>



出演:クリスチャン・クラヴィエ(クロード) / シャンタル・ロビー(マリー) / エロディー・フォンタン(ロール) / ヌーム・ディアワラ(シャルル) 

自己評価:〇
視聴方法:WOWOW

<2014年 フランス>
4人の娘を持つクロードとマリー夫妻。長女が結婚したのはアラブ人、一年後次女はユダヤ人、そのまた1年後に三女が中国人と何故か外国人と結婚する。
差別主義者ではないし喜ばしいことだと言うクロードだったが、本音としてはフランス人とカトリック教会で結婚してほしいと思っていた。

長女夫妻に子供が産まれるとユダヤ教であるため割礼を行うことになり、夫婦は久しぶりに娘達と顔を合わせるが割礼自体に納得がいかないクロード。
三女の夫であるシャオは中国料理をふるまうが口に合わず、宗教が違う三人の夫達は互いの国をけなし口論に発展。
疲れ切った夫婦は早々に自宅に帰るが、それ以降娘達と会うことがなくなったマリーはうつ病と診断される。

娘達に会いたいと言うマリーは、クリスマスに家族を呼ぼうとするが、以前のようなことはゴメンだと乗り気ではないクロード。
妻達は夫に我慢すること、悪口は言わない、喧嘩をしないと言い聞かせ子供達を連れて実家に戻ってくる。
唯一独身の四女のロールは黒人男性と付き合っており、実家に向かう前にプロポーズをされる。
今回は1人で実家に帰ることにしたロールは、皆が集まるタイミングで話をしようとするが、姉たちを見ていると反対されるのではないかと不安を抱いていた。

婿達に合わせて三種類のターキーを準備したマリーは、孫達を見て嬉しそうにしていた。
婿達も咄嗟に発した言葉で雰囲気が悪くなりかけることもあったが、冗談だと笑いながら過ごし大きな問題は起こらない。
全員でミサに行くと他宗教でもしっかり歌を歌う婿達を見て次第にクロードとも打ち解けていった。

その矢先にロールをフランス人と結婚させようと、クロードは友人の息子を偶然を装い自宅に招くが、結婚すると両親に打ち明ける。
しかしアフリカ系だということが言えずに役者をしているカトリックの人だと言うと両親は大喜びだった。

一方、実家に戻って来たシャルルも結婚の報告をするが、父のアンドレはフランス人との結婚に大反対。
妻も呆れる程何に対しても反対するが、費用は全部出させるのが条件だと無理を押し付けてくる。

マリーはシャルルを両親に会わせるためレストランで待ち合わせをするが、黒人男性と来たことに動揺を隠せない2人。
その様子を見たシャルルも、受け入れられないと感じていたが、食事会はなんとか終了する。
同じカトリックで教会で式をあげられるとマリーは自分を納得させるようクロードと話すが、何故みんな外国人と結婚するんだとショックを隠せない。
そしてその話を聞いた三人の娘夫婦は、ロールの結婚を阻止しようと協力。公演後に女性とホテルに入るところを撮影するとロールに見せるが、これは妹だと言い皆の行動に深く傷付き泣き出してしまった。

オンラインで顔合わせをすることになった両親だったが、お互いの父親が反対なのは一目瞭然。
食事や費用のことで大げんかになり、和解しないままシャルルの家族がフランスにやってくる。
母と妹はすぐにマリーと打ち解けるが、それも面白くないアンドレは意固地になり、食事もすぐに席を立ってしまう。
クロードもまた同様で家族は困惑。翌日、クロードが家を売り旅行に行こうとしていることを知った姉は、両親が離婚するのだとショックを受け、自分のせいだとロールはショックを隠せない。
一方の婿達はビジネスの話で団結し、シャルルが話に入れない様子を見ていたアンドレは黒人差別だと腹を立てる。

式の前日、釣りに行こうとするクロードにアンドレが話しかけ一緒に湖へ向かう。お互いが反対ということで意見が一致したところで大物がかかり、2人は協力して吊り上げるがアンドレが魚に噛まれてしまった。
クロードは持っていたハンカチで手当てをすると、2人はレストランでお酒を飲みながら結婚式をどう潰すか相談していると、意見が一致し意気投合。泥酔したまま通りに出ると警官に捕まってしまう。
朝から父親2人の姿が見えず連絡もつかないことを心配した家族は探しに行くと、血のついたハンカチを見つけたロール。
きっと父が殴ったんだというシャルル。弁護士の婿が警察に連絡すると2人が留置所にいることが判明すると、ロールは結婚はもう無理だと中止にしようとシャルルに告げる。

翌朝釈放された2人が戻ってくると、ロールが結婚をやめてパリに帰ることになったと知り、マリーに式の時間までに連れ戻せと言われた2人は駅へ急ぐ。
発車直前の電車に乗り込んだ父2人は、私たちは親友だと抱き合って見せるが、列車はパリまで直行便。するとアンドレは病気のふりをして電車を止めさせる。

教会では花嫁が現れず皆が心配そうにドアを見ていると、ウェディングドレスに身を包んだロールが2人の父にエスコートされ歩いてくる。
パーティーではアンドレとクロードは心から2人を祝福し、クロードは二回目の新婚旅行に行こうとマリーを誘い、婿達の祖国である中国、アルジェリア、イスラエル、コートジボワールを周りたいと言うと、家族全員が笑顔になるのだった。


<感想>
番組表を見ていて3部作全部放送するからまとめて録画をしたのだけど、よくよく見たらフランス映画。
フランス語苦手だけど、ストーリーは面白そうだしなぁと思い視聴したら、まぁ面白い。
大陸続きで異文化が普通のフランスだから、ありそうな話だけど、4姉妹全員が外国人と結婚して多国籍家族になってしまう家族。
お互いが気を使いながらの会話とか疲れそうだけど、いい家族だなぁ~とほっこりします。

2作目以降も楽しみ~