映画の備忘録 Part274 | 継続は記録なり~第二章~

継続は記録なり~第二章~

2005年6月24日から始めたYahooブログが閉鎖され、約14年分の記録ごと泣く泣くお引越し。
2019年6月からここで新たなスタートです。

※交流が全くない方や宣伝目的のフォロー申請はお断りしてます。

暑くていつも以上に引きこもっている生活。

洗濯以外やることもなく、容量確保のためにひたすら見てはあらすじを書いてます。

 

ヒマの極み(笑

 

邦画は通常速度で視聴しないと分からないし、音が聞き取りにくいから静かな時間しか見れずハードルが高いけど、どうにか5本分になりました。

 

1本目の355面白いです。

 

 

 

 

<< 355 >>



出演:ジェシカ・チャステイン(メイス) / ペネロペ・クルス(グラシー) / ファン・ビンビン(リン) / ダイアン・クルーガー(マリー) / セバスチャン・スタン(ニック)/ エドガー・ラミレス(ルイス)

自己評価:〇
視聴方法:WOWOW

<2022年 イギリス>
麻薬カルテルとテロ組織の取引の監視中、話がこじれて銃撃戦が始まると、部下に成りすましていたコロンビアの特殊工作員のルイスの合図でさらに銃撃戦が悪化し、自分以外が死んでしまった。
その際、取引商品だった特殊なデバイスを持ち出したルイスは、CIAに取引をもちかけたことから、CIAの諜報員であるメイスとニックはルイスがいるパリでデバイスの回収を命じられる。

新婚夫婦に成りすましてカバンを取り換える予定だったが、カフェの店員に突然ルイスのカバンを奪われてしまい、メイスは必死に彼女を追いかけるも取り逃がしてしまった。
ニックもまた逃げ出したルイスを追いかけるが、その途中で組織に見つかり殺されてしまった。
その事実を知ったメイスは愕然とするも、単独任務を命じられると親友でハッキングの専門であるディジの元へ向かうが、すでに引退し恋人との生活をしている彼女を巻き込んではいけないと考える。
しかし、デバイスの危険性を伝えるとディジは協力してくれると言い、メイスが追いかけたカフェの店員が、ドイツの諜報員マリーであることを突き止める。

ルイスの滞在先に接近する3人だったが、ルイスは何者かに銃撃される。彼を訪ねてきた心理学者のグラシーに誰も信じるなと言い残したルイスは死亡。ディジは狙撃犯を追うも逃げられてしまった。

メイスとディジはマリーと対面するが、ルイスのスマホは死の直前にグラシーしか開けないように設定したことから、4人は共に狙撃犯を追いモロッコへ。
見事な連携でデバイスを奪うと、一先ずCIAの長官に預け、4人は祝杯をあげ親睦を深めるが、謎の停電により6機もの飛行機が墜落したニュースが流れると長官の元へ向かったメイス。
長官は何者かに殺されデバイスが奪われたことを知るが、メイスが犯人としてCIAに追われるハメに。

2日後に上海のオークションでデバイスの取引が行われる情報を得た4人は会場に忍び込むと、それぞれの特技を生かして中古の壺にデバイスが隠され出品されることを突き止める。
ところが会場で死んだはずのニックを見かけたメイスは動揺するが、何もするなとメイスを閉じ込めるとニックは壺を高額で落札する。
ニックの手に渡る前にデバイスを盗み出すしかないとメイスらは壺のある部屋に忍び込むが、警官らに囲まれてしまった。
ところがそれを救ったのはオークションの進行役だったミーシェン。彼女は中国政府のエージェントであり、長官からデバイスを盗んだのも彼女だった。

ニックと長官が共犯だったことを知ったメイスは愕然とするが、偽物と知らずにデバイスを依頼人に渡したニックは半殺しに。
本物を取り返そうと4人のアジトを襲ったニックらは、彼女達の家族らを人質にデバイスを要求し、ディジの彼やミーシェンの父が撃たれてしまう。
グラシーの家族を守るためデバイスを渡すことを承諾すると、解除のためミーシェンが連行されるが、カメラのついたメガネをして出たことからアジトであるホテルを特定。

高層の部屋に入り込むため爆弾や武器の準備をする3人だったが、解除の方が先に終わってしまったために銃撃戦に発展する。
激しい爆発音や銃撃音から中国の警察隊も突入してくるが、その最中にディジはデバイスを破壊し4人は逃げ出すが、メイスに撃たれたニックは病院に搬送される。

数か月後、退院し裏切り者の長官を殺した手柄からニックはCIAで昇進し、行方不明になっているメイスは指名手配になっていた。
ニックが帰宅するとソファに座っていたメイス。いつかは来ると思っていたとお酒の用意をしながら355という女性エージェント組織の話を持ちかけるも当然拒否したメイスの後ろには3人が立っていた。

すると突然苦しみだしたニック。ニックがお酒に必ず氷を入れることを知っていたメイスが氷に毒を仕込んでいたのだった。
死ぬよりも辛い地球の裏側に閉じ込められる話をしたメイス。4人は部屋を出ると互いにハグをし別れの挨拶をするが、また会う日は遠くないことを予感させるのだった。


<感想>
番組表を見ていて気になったので録画したのだけど、最初、誰がどこの所属で誰なのかがさっぱりわからず、20分くらい見たけど最初から見直し。
最初は見ていて疲れたけど、最終的には面白くて満足だったし、続編はいくらでも出来そうだからやるなら見たいな~。

最後ニックは死んだのかな?女を見くびってるとこうなるよねって終わり方も面白かったです。



<< インフェルノ >>



出演:トム・ハンクス(ラングドン) / フェリシティ・ジョーンズ(シエナ) / イルファン・カーン(シムズ) / オマール・シー(ブシャール) / ベン・フォスター(ゾブリスト) / シセ・バベット・クヌッセン(エリザベス)

自己評価:〇
視聴方法:WOWOW

<2016年 アメリカ>
この世の物とは思えない程のおぞましい姿に変わり果てた人類を目の前にしたラングドンは、気がつくとベッドで横になっていた。視界に入った1人の女医が話しかけるも何も思い出せず朦朧とする意識。そんな時、廊下にいる看護師を撃ちながら女性警官がやってくる。
女医はドアに鍵をかけラングドンを助けだすと自宅に連れて行きシエナと名乗る。警察に連絡しようとするも、先ほど警官に襲われたために領事館に連絡したラングドン。シエナが席を外した隙に彼女のパソコンから自分のメールアカウントにログインをすると手がかりを探すことに。

一先ずシャワーを浴びるよう促されたラングドンだったが、服に入っていたと筒を持っていた。
表面に指紋認証があり、自分の物か確かめようと指をかざすと中からスコープが出てくる。先端から放ったた光を壁に当てると、ダンテの「地獄の見取り図」が現れるが、何者かにより文字やアルファベットが書き加えられていた。

その絵から「ゾブリスト」という名前を見つけネットで調べてみると、増えすぎた人口から地球を守るべきだと過激な発言をする大富豪だと判明。
2人は彼が大量殺人を計画しているのではないかと考えるが、シエナが外を見ると先ほどの女性警官だけではなく、地元警察やWHOまでもがやってきたため、2人は部屋から逃げ出し地獄の見取り図から導いたヒントを元に情報収集を開始する。

フィレンツェの宮殿に行くとラングドンを知っている女性スタッフに声を掛けられるが、数日前に会ったと言われても記憶がない。再度その時の案内をしてもらうと探していたデスマスクがなくなっていることが判明したため、監視カメラをチェックすると、数日前にやってきたラングドンがマスクを盗む場面が映っていた。

職員を閉じ込め逃げ出した2人だったが、行く先々で追われ、美術館で天井裏に逃げ込むが追って来た女性警官に見つかり発砲される。
間一髪のところでシエナが女の足を攻撃したことで、女は地上に落下し死んでしまうが、追手の1人だったWHOのブシャールが無線を捨て1人で追ってくる。

ブシャールがゾブリストの大量殺戮から世界を救おうとしていることを知った2人は、彼と一緒に列車に乗り込むが、ラングドンは突然激しい頭痛に襲われると意識を失ってしまった。
ブシャールに水を買ってくるよう頼み席を離れると、あいつは敵だとラングドンは囁く。駅に着く直前にブシャールを撃退し列車を降りた2人は目的地にやってくるが、本当の目的地はここではないことに気が付いたラングドン。しかしブシャールが追って来たため地下に逃げ込むがそこは行き止まりだった。

上部の枠を外して外に出れることに気が付いた2人は、外にいた物売りにお金を渡し枠を開けるのを手伝ってもらう。
シエナが先に逃げ出し、ラングドンが壁をよじ登ろうとした時、シエナは扉を閉めてしまう。
そして、自分がゾブリストの恋人であり彼の意思を継ぐために、彼の隠し物を探す上でラングドンが必要だったと言う。
残されたラングドンはブシャールに捕まり廃墟に連れていかれる。身の危険を感じたラングドンだったが、ブシャールの背後から誰かがやってくることに気が付くと、その人物はブシャールをあっさり殺してしまった。

シムズと名乗るその男は、何でもする便利屋でゾブリストのウイルスを探していた。
美術館で死んだ女性警官は自分の部下で、領事館にかけた電話を受けたのもこの組織だったことを知ったラングドンの前にエリザベスという女性が現れる。
かつて2人は良い関係を築こうとしており、記憶がない数日の間にWHOの一員である彼女に会っていたことを思い出した。

ウイルスが拡散されれば1週間で全人類の95%が死滅するため、シエナより先にウイルスを見つけようと3人はイスタンブールへ向かう。
とある建物を突き止めた3人だったが、そこではコンサートが行われていたために人で溢れていた。
地下空間には真っ赤な水が張り巡らされており、そのどこかにウイルスが隠されているため必死に探す3人。
すでにシエナも協力者と共に到着してウイルスを探していたが、一足早くエリザベスが袋を発見する。

ラングドンはシエナを説得しようとするも、意思が固いシエナは起爆装置を押してしまうが、すでに辺り一帯の電波が切られていたため発動しない。
するとシエナは水に飛び込み、袋を処理しようとするエリザベスと取っ組み合いに。
手動で爆薬を作動させると、地下空間は揚げしい爆発音と爆風に包まれパニック状態に。
しかし寸前の所でエリザベスがウイルスを容器に移していたため、ウイルスの拡散はされず大惨事には至らなかった。

後日、フィレンツェの宮殿を訪れたラングドンは、こっそりマスクを元の場所に戻すと何事もなかったかのように出ていくのだった。


<感想>
ダビンチコート3部作の最後の作品。
これも絶対見てるはずだけど、あらすじ読んでも記憶がなく録画。
見始めても見たっけ?と思う内容で、あれれ?と思いながら見ていたら、最後の最後のシーンを見て、見た!と思い出しました。

あの赤い水の中で格闘するところは覚えていたけど、そこまでの1時間半全く覚えてないって。。。
誰が味方で誰が敵なのか全くわからない進み方だったけど、前に自分で書いた映画記録にも同じ感想が書いてあったわww

コロナ前の作品なんだけど、世界中の人口を減らすために病原菌を蔓延させて不死の病に陥らせて・・・
マスクした人々とかペストだっけ?カラスみたいなマスクの映像とかが出てきてコロナの初期のようでした。



<< ゲットアウト >>



出演:ダニエル・カルーヤ(クリス) / アリソン・ウィリアムズ(ローズ) / ブラッドリー・ウィットフォード(父ディーン) / ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(弟ジェレミー) / キャサリン・キーナー(母ミッシー)

自己評価:〇
視聴方法:WOWOW

<2017年 アメリカ>
白人女性のローズと付き合う黒人男性のクリスは、週末彼女の実家を訪れることになっていた。


黒人ということを家族に話してあるのかと問うと、うちの家族はオバマ大統領の支持者だし大丈夫と自信満々のローズ。不安を抱えながらも車を走らせる途中、飛び出してきた鹿を轢いてしまった。
警察に連絡をすると、運転していたローズだけではなくクリスにも身分証の提示を求める警察官。明らかに彼が黒人だからだと感じたローズが反論すると警官はその場を去っていく。

ローズの実家に到着すると、ひと昔前の服を着た黒人の男女が働いていた。
典型的に思うだろうという父は、両親の介護のために来てもらったが、亡くなった後もそのまま働いてもらっていると話す。

家の中を案内してもらい、帰宅したローズの弟を含めた5人で食卓を囲んでいると、弟は明らかに不愉快な質問をしてくる。
喫煙者のクリスの手が震えていることに気が付いた父は、精神科医の妻の催眠療法を勧め、自分もそれで15年禁煙が続いていると言うが、クリスは丁重に断りその日は部屋で休むことに。
しかし寝付けないクリスは夜中に1人庭に出ると、管理人の黒人男性が全速力で前から走ってきたことに驚き、視線を感じると灯りの点いた部屋では家政婦の黒人女性がこちらを見ていた。

その異様な2人に戸惑うクリスが家に戻ると、起きていた母に声をかけられ部屋に招かれる。
コーヒーカップを回しながら話をしてくる母に違和感を感じるも、質問に答えるクリスは、子供の頃に亡くした母の話を引き出されると涙を流しながら話始める。
追い詰められたようなクリスは、椅子から立ち上がることが出来なくなり、母の合図の瞬間地下に吸い込まれていくような感覚に襲われる。飛び起きたクリスはベッドで目覚めるが、繋いだハズのスマホの充電器が外れていた。

ローズも嫌う典型的な白人の集まりである親睦会があると言われ、嫌で仕方ないと嘆くクリスは大丈夫だと2人で参加する。
客の中に黒人男性がいることに気づき声をかけると、彼もまた時代に合わない服装をしており高齢女性と一緒にいた。
どこかで見たことがあるような気がしたクリスは、親友のロッドに連絡しようと部屋に戻るとまたしても充電がされておらず通話が出来なくなっていた。
何かがおかしいと感じたクリスは、彼をこっそり撮影するとフラッシュが光ってしまうが。その瞬間、彼は「Get Out!」と叫びながらクリスに襲い掛かり鼻血を出してしまった。

もう帰ろうとローズに言い2人は庭を離れると、その隙にクリスの写真を横に置いた父と参加者がビンゴに見せかけた謎のオークションを静かに行っていた。
夜になりパーティーはお開きになると、2人は帰り支度を始めるが、小部屋のドアが開いていることに気づいたクリスが中を覗くと、そこにはローズが数々の黒人と一緒に映る写真が入っており、管理人の男や家政婦の女性の写真もあった。

クリスは急いで家から出ようとするが、弟に玄関を塞がれ、両親も彼が出ていくことを許さない。
車の鍵が見つからないとカバンを探し続けるローズだったが、キーを手にすると渡すつもりはないと言い、弟が襲い掛かった隙に催眠術をかけられたクリスは昨晩のような地下に吸い込まれていく。

気が付くと椅子に縛り付けられていたクリス。目の前のテレビで映像が流れると、白人が永遠の命を手にするために黒人の体を利用するというものだった。


ローズが黒人を物色して近づき実家へ連れていくと、母が事前に催眠術をかけ、親睦会という名のオークションで落札した白人の脳みそを脳外科医の父が黒人の脳に移植する。
老いた白人が黒人の体を使い生き続けることが目的のため、クリスも同様に手術を控えていたのだった。


映像の最後にコーヒーカップが表示され再び眠ってしまったクリスだったが、手術の準備が整い弟が迎えに来ると後ろから殴り掛かった。
部屋にあった鹿のはく製で父を刺すとクリスは玄関に向かうが母と鉢合わせる。目の前のカップに気づいた2人が同時に手を伸ばすがクリスが一足早くカップを落とし母も倒すと、気を失っていただけの弟が下ろい掛かるがクリスは家を飛び出した。

車を走らせると目の前に飛び出した家政婦を轢いてしまうが、かつて母を迎えにいかなかった後悔から彼女を助手席に乗せるが、ウチを壊したとクリスに襲い掛かる。
その女性には祖母の脳、管理人には祖父の脳が移植されていたため、古めかしい格好をしていたのだった。
物音に気付いたローズがライフルを持って追ってくると、管理人の男が全速力でクリスに襲い掛かる。
咄嗟にカメラのフラッシュを浴びせると、我に返った男は追って来たローズのライフルを手にし、自分で処理をすると言うとローズに向かって発砲。その後自身に向け発砲し命を絶つのだった。

 

息があるローズがライフルに手を伸ばすとクリスが先に手にし、抵抗するローズの首をしめるが、そこにパトカーがやってくる。
圧倒的に不利な状況にクリスは自分が悪者にされると感じ、ローズも助けてと言うが、車から降りてきたのはロッドだった。

ロッドはクリスが送った写真を見るとその顔に見覚えがあるとネットで調べ、行方不明になってる男性と断定。
その後クリスと連絡がつかなくなったために警察に行くが相手にされず、空港警察で働くロッドがパトカーを走らせて来たのだった。
血だらけのクリスを救済すると、ローズが見つめる中2人は去っていくのだった。


<感想>
あらすじを見たら、スリラーと書いてあったので私は見れないかも。でも気になる・・・と先にネットでネタバレを読んでみたら大丈夫そうだったので録画しました。
流れが分かっているので、恐怖は少なかったけど、あんなことが実際に行われていたら大事件。
今見てる韓国ドラマの「マウス」がまさに同じ脳みその移植の話だから分かりやすかったけど、これって現代の医学で本当に可能な処置なのかな。。。

最後、親友が場所を特定して迎えにきてくれたけど、彼は何故家の場所わかったんだ?
警察に相手にされないから自分で来てくれたんだろうけど、あのまま警察に行って明るみになったのかな・・・
黒人が白人一家を殺害したと犯人扱いされないといいけど。。。



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出演:松本潤(深山) / 杉咲花(河野) / 西島秀俊(南雲) / 蒔田彩珠(エリ) / 高橋克実(重盛) / 道枝駿佑(守)

自己評価:〇
視聴方法:WOWOW

<2021年 日本>
崖から被害者の東野を突き落とした容疑をかけられた漁師の加賀は、自分が東野に呼び出されて襲われたと正当防衛を主張する。
弁護を担当する深山らは現場実証を行うと、砂利の音で相手に気が付くことと、現場近くに東野のタバコの吸い殻が見つかったために加賀の主張が正しいと考える。
ところが、突然三田という男が吊り橋から現場を見ていたと証人として現れ事態は一転。
東野の遺族からも民事裁判を起こされたことを知った深山は、南雲という弁護士が裏で怪しい動きをしていることに気が付き、南雲が見つけてきた三田が本当に証人なのか怪しむと彼の証言通りに移動が可能か実験することに。
証言通りお店に行ったことは確認が出来るが、深山はお店に貼られていたポスターを見て不審に思う。

裁判が始まり証言をする三田に、事件当日は駅前でイベントが行われていたことを指摘すると、証言をコロコロ変える三田。
深山は絶対に不可能であることを見抜き証言が嘘であると暴くと、三田が加賀を使って東野を襲わせた事実が判明し事件は解決するが、深山は南雲が黒幕だと暴くことが目的だったのではと考える。

南雲の娘のエリがウィーン国際コンクールで最優秀賞を受賞し注目を集めると、マスコミが南雲に対してエリは殺人犯山本の娘ではないかと尋ねる。激怒した南雲が記者に掴みかかるとそれが週刊誌に出てしまった。記事を三田エリが真実を知りたいと言うも南雲は答えることが出来ない。
山本は死刑宣告をされた後獄中で命を落としており、実母も体を壊して亡くなっていたため、事件を担当し親友でもあった南雲が娘のエリを実の子として育てていた。

悩んだエリは佐田に父親の事件を調べてほしいと依頼したため、深山らは事件現場となった村に足を運ぶが、村人達は皆が当時のことは思い出したくないし、解決済だと迷惑そうに接するが、1人の青年が話しかけてくる。

当時4歳だった守という青年は、2年前にアメリカに行った友人が山本は犯人ではないかもと話したことがずっと気になっていると言う。
深山は当時の検証をしようと村民に協力を仰いで事件発生時の映像通りに再現を行うことに。

ワインの町である村では、その年に作ったワインを樽に入れ皆にふるまわれていたが、その中の4人が毒物により死亡。
映像に映っておらず、樽に毒物を仕込めるのは唐揚げを担当していた山本しかいないと逮捕されていたが、当時の映像と再現映像、そしてや当時の資料を調べていた深山はいくつかの不審点に気が付く。

これから殺人を犯そうとする人が、美味しく食べれるように唐揚げを二度揚げするか。
録画していたビデオカメラが一定時間だけ置かれており、その時撮影していた人はどうしていたのか。
そして救急車の代わりに病院に運んだ山本夫妻の車庫に違和感を感じた深山は、誰かが車を出した後に殺害に使われた消毒液を戻したのではないか。

不自然な所が多く、第三者の関与が否定できないことから再審請求は可能だと深山は判断するが、その矢先に目星をつけていた村民が弁護士とともに記者会見を開き、見つけた証拠の疑いを先に否定し犯人扱いされたと事務所を批判する。
これにより顧問契約を切られ存続の危機に陥るが、深山は事件の証拠品であるワイングラスに不審な点があると言い、再度当時に近い状況で検証したいと頼み込む。
否定する村民だったが、やましいことがないなら協力すべきだと守が叫んだことから、これが最後という条件で検証を行うことに。

被害者が倒れた後、飲んだワインが継ぎ足されていることを指摘。すでに病院に向かった山本には不可能であり、警察が押収した樽は2つあったものを入れ替えたものである証拠を示すと、当時の映像に映っていた子供が毒を入れたのではないかと結論づける。

当時4歳だった守と友人がこれを入れるワインが美味しくなると父から聞いていたと、山本の車庫に保管されていた消毒液をよかれと思って樽に入れていた。
その事に気が付いた大人達は子供を守るために、樽の位置を交換し、山本に罪を擦り付けようと協力していたのだった。

すでに時効だし許してほしいと言う村民に対し、無実の人が罪を着せられ死亡し、家族で暮らせるはずだった少女のすべてを奪ったんだと南雲は守を責め、記憶がなかった守もうなだれるしかなかった。


事実として再審請求を行うも、当時の子供の罪を問うことは出来ず、村民の隠蔽も時効が成立しているため罪に問うことは出来なかったが、この出来事はニュースでも報じられた。

エリのコンサートの日。会場に来た南雲は合わせる顔がないと帰ろうとするが、佐田の説得でステージを見ながら涙を流す。
その後、エリは実父の墓参りをしていると、深山と守がやってくる。すれ違いざまに会釈をしたエリを見た守は、通り過ぎたエリの背中に深々と頭を下げ詫び、深山は真実を見つけることが出来ましたと墓前に報告をするのだった。


<感想>
どうも松潤が苦手で(今年の大河はばっちり見てるけど)彼のドラマはほとんど見ないから、連続ドラマも未視聴だったけど、この映画の公開前に放送された2時間ドラマを見ていたので、序章を見たなら見たいな~と録画しました。
あ、今年の正月か去年の正月かは覚えていないけど、年末年始が仕事で一挙放送が録画出来なくて諦めたんだっけ。今更だけど全部見たいな。。。

田舎特有の団結力っていいこともあるんだろうけど、悪い方に向かうと大変。
似たように外から来た人が疎外感を抱いたり、やはりよそ者扱いされる映画は他にも見たことがあるけど、子供を守るために他人に罪を着せてしまうのは絶対おかしい。
都会では隠蔽するために近所で協力するというのはあり得ない展開だと思うけど、田舎だと出来ちゃうのが怖いわ。。。

松潤主演の映画で道枝君もバーターで出ているなら、そりゃいいところ持ってく役どころだよね。



<< 大怪獣のあとしまつ >>



出演:山田涼介(アラタ) / 土屋太鳳(ユキノ) / 濱田岳(雨音) / ふせえり(蓮佛) / オダギリジョー(青島) / 西田敏行(総理)

自己評価:△
視聴方法:WOWOW

<2021年 日本>
怪獣の恐怖に怯えていたが、眩い光と共に怪獣が倒れ平和が戻った日本列島。怪獣退治を行っていた特務隊員も安堵するが、隊員だったアラタは怪獣の死体処理を命じられる。

官邸では大臣らが集まり、処理をなすり合っていた。結局誰がやるのか?と総理がいら立つと、元特殊隊員で総理秘書官の雨音が特務にやらせようと提案する。
イメージアップを図りたい環境大臣の蓮沸は秘書官のユキノを連れ現場へ向かう。
怪獣から放射能や細菌はないという情報を得た蓮佛はTV中継で安全宣言を行うが、足を踏み外して怪獣の切り口に頭から落下し、その映像が全国に流れてしまう。


危険性がないと宣言した途端、諸外国が態度を一変し、死体を自国の物にしようと主張し始める。
日本政府は怪獣に「希望」と名付け、観光資源の一つにしようと考え始める。

その間に腐敗が進む怪獣の周りには鳥が集まり始め、腐敗によりいつ爆発を起こしてもおかしくない状況になっていた。
処理に手を焼いていると、怪獣処理の専門家である大佐が指揮を執ると言い始め、凍結して爆発を防ぐことに。
誰の目にも失敗が見えていたがその作戦を決行すると、予想通り一部が爆発を起こし、大量の液体を浴びるハメに。
これにより何ともいえない悪臭が周囲に充満してしまった。

希望という名の汚物と言われる中、ユキノは水洗トイレのように流して海に沈めようと思いつく。
大量の水はダムを決壊させるしかなく、爆破技術を持つユキノの兄の青島に依頼することに。雨音からダムの設計図を手に入れ作業を行い、辺り一帯に避難勧告を出した後に決行するが、水が少ししか流れず作戦は失敗。青島は1人で作業を開始するも、それにより大けがを負ってしまう。

アラタ、ユキノ、雨音の3人は依然は同じ特殊隊員として動いており、アラタとユキノは恋人同士だった。
3年前、3人は共に怪獣退治に当たっていたが、突然目の前に光が現れるとアラタは姿を消してしまい、雨音は足を切断する大けがを負っていた。その後2年間、アラタは行方不明になり、雨音はユキノと結婚したが、戻って来たアラタの存在が許せなかったため、隊長として指揮を執るアラタの邪魔をしようと偽物の設計図を渡していたのだった。

青島の作業のおかげで水は流れるが、怪獣が押し出されるには至らなかった。
政府は相変わらず責任を押し付け合い、国益のことしか考えていなかったが、避難勧告を無視して作戦を中継しようとしていたクリエイターが隔離される。彼は怪獣が爆発した時に体から出た液体を全身に浴びていたが、体中からキノコが生えてしまった。

危険性はないと発表した手前、彼の存在は隠さないといけない政府だったが、爆発し液体が広がれば、一気に国中キノコで埋め尽くされるため作戦は中断すべきだとユキノは主張するも聞き入れられない。
雨音は自分が指揮官となり作戦を実行に移そうとするが、上手くいくとは思えない策のためアラタとユキノは反対する。
怪獣の体からガスを流出させるため、煙突を正確に差し込む作業を行うアラタ。彼が怪獣の上にいることが知りながらもミサイルを撃ち込もうとする雨音。
ユキノもまた、機密事項であるキノコに関する文書をネットに流すマスコミは大騒ぎに。

辞表を出したユキノはアラタを追って怪獣の元へやってくると、雨音が撃ち込んだミサイルによりアラタは吹き飛んでしまう。
アラタはスマホを空に向け、何かを呟くと3年前と同様に光に包まれ、アラタは傷一つなく地上に着地する。
それを見たユキノは3年前も怪獣から世界を救ったのはアラタだと悟ると、ご武運を口にし敬礼をする。
するとアラタは光に包まれ、怪獣共々姿を消すのだった。


<感想>
確か大ゴケしたとネットで騒がれていた映画なのでスルーしていたけど、とりあえず見てみるかと録画しました。
えっとこれはコメディ映画なのかな?掛け合いとかとこどころのカットが完全にコント。キノコの下ネタも笑えるし、ツッコミどころも満載。
一瞬、三谷幸喜作品だっけ?と思ったけど、そうじゃないんだよね。

怪獣って確かに倒した後の始末ってどうしてるの?と言われてみれば思うし、着目点は興味を引いたんだけど、最後がねぇ。。
結局山田君はウルトラマンとか何かのヒーローだったってこと?最後は宇宙に怪獣と飛び立っていったってことだと思うけど、彼だけまた戻ってくるのかな?
突然怪獣が消えた事実はどう伝えるのか、、、なんか私にはモヤっとした終わり方でした。