WOWOWで映画三昧 Part258 | 継続は記録なり~第二章~

継続は記録なり~第二章~

2005年6月24日から始めたYahooブログが閉鎖され、約14年分の記録ごと泣く泣くお引越し。
2019年6月からここで新たなスタートです。

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契約月は録画したい映画が多く、どんどん見ないと容量が不足するのに、ドラマもあるから全く見れず。

 

でもって1週間近く家を空けていた間に更に容量が減ってしまったため、今日は朝から3本の邦画を視聴。

 

邦画だと倍速で見れないから先に字幕を見た方が効率がいいんだけどね。。。

 

今回は古めの映画が多い5本です。

 

 

<< スキャンダル(2003) >>

 

 

出演:ペ・ヨンジュン(ウォン) / チョン・ドヨン(ヒヨン) / イ・ミスク(チョ婦人) / (ソオク) 

自己評価:〇

<2003年 韓国>
朝鮮時代、妻を亡くすも再婚もせず貞操を守っていると思われているウォンは生粋のプレイボーイでその時々だけの関係を楽しんでいた。


夫が16歳のソオク妾を取ることになり面白くないウォンの従妹のチョ夫人は、嫁入り前に彼女を妊娠させてほしいとウォンに頼むも、簡単に落とせる相手は面白くないと断り、27年間貞操を守っている未亡人のヒヨンを落とすとチョ夫人と賭けをする。


早速ヒヨンに近づくも、目を合わせるどころかお付きを介して会話をするなど壁は厚いが、簡単ではないから面白いと楽しむウォン。ヒヨンが通う天主教徒の集会に行くも一向に心を開こうとはせず、偶然を装って本屋で顔を合わせても逃げ出してしまう。しかしその帰り道に男に絡まれたところをウォンに助けてもらったヒヨンは家まで送ってもらうと、ウォンからの手紙を読み断りの返信をするも何度かやりとりをする。


一方、すでにチョ夫人の元で教育を受けるソオクに青年を引き合わせるとお互いに好意を持つように。手紙のやりとりをし、ある夜会う約束をするも、すべてを知っているチョ夫人に邪魔をされ、青年は婦人が乗る籠に同乗し身を隠すが、女性と接近してることで体が反応してしまう。


ヒヨンは次第にウォンに惹かれていくが、ソオクの母に彼が根っからのプレイボーイだと吹き込まれたヒヨンが家を出ていったことを知ると、ウォンはソオクに手紙の手伝いをすると部屋に呼び関係を持つ。翌日動揺するソオクの様子に気づいたチョ夫人は、2人の秘密だと黙認すると快楽を覚えたソオクはウォンとの関係を続けていく。


お付きと2人で静かに暮らすヒヨンの前に現れ、いつものように嘘で惑わすウォン。きっと彼女は来ると部屋で待つと彼を好きな気持ちを抑えられないヒヨンはついに落ちてしまい、2人は愛し合い共に北京に行こうと約束をする。彼女を落としたことで任務が終わったウォンは、賭けの賞品であるチョ夫人と寝るために戻ってくると、本気で好きになったのではないかと尋ねられ、ウォンはあっさりとヒヨンを捨てる。


チョ夫人と楽しむために自宅へ向かうと婦人は青年と楽しんでいた。そしてヒヨンは北京には行かずに疫病が流行る島に戻ったことを知ると、ウォンは彼女を本気で愛していたと気づき、彼女に詫びの品と手紙を送る。一方、婦人との関係を続ける青年はソオクがウォンと体の関係にあったことを知ると、ヒヨンの兄に匿名でウォンがしたことを告げ、怒り狂った兄に襲われたウォンは刺されてしまった。傷を負ったまま馬にまたがりヒヨンの元へ向かうウォンだったが、その道中で命を落としたことを知ると、チョ夫人は一目をはばからず泣いて悲しむ。

ウォンは女性と関係を持つとその様子を絵に描いていたが、その絵は盗み出され本として出版された。街中ではその女性がチョ夫人だという噂が広がり、嫁の不祥事を隠したい夫は暗殺を試みるもすでに逃げた後だった。質素な衣で船に乗るチョ夫人はかつてウォンからもらった花を眺め空を見上げるのだった。

<感想>
冬のソナタで空前のヨン様ブームが起こったことで、当時すでに韓国では下火になっていたヨン様を主演に作られた映画(だったような)冬ソナの純粋で綺麗なイメージとは真逆で、ヌードデッサン中にその女性との絡みから始まる映画で日本の叔母様たちは衝撃だったことでしょう。


昔見たような気はするけど全く覚えてないので録画したけど、最近の歴史物とは全く違い、女性の貞操が全面に描かれた作りに若干違和感がありました。確かに20年前の映画だけど、古すぎて周りのキャストが全くわかりませんでした。。。

エンドロールの最後、ウォンの子供を宿したまま嫁入りしたソオクは、側室ではなく妻の座についたってことよね?
巻き込まれた彼女が一番美味しい所を手に出来たのかも。

 


<< ユアマイサンシャイン >>

 

 

出演:ファン・ジョンミン(ソクチュン) / チョン・ドヨン(ウナ) / リュ・スンス(チョルギュ) / チョン・ユソク(チョンス)

自己評価:〇

<2005年 韓国>
田舎町で牧場を営むソクチュンは、結婚相手が見つからずにフィリピンまで嫁探しにいったことがウワサになっていた。この街でホステスをするウナに一目惚れをしたソクチュンは、純粋で彼女の顔すらまともに見られないが、翌日コーヒーのデリバリーを頼むと純粋なフリだったとウナに呆れられる。休ませてあげたいと買春ではないと言うも、ウナに促されてそのまま関係を持つ。昼間彼女が働くカフェに度々行ったり、搾りたての牛乳を届けたり積極的にアピールをするも、客の1人としか見られない。


ある夜映画に行った帰りに仕事を辞めて欲しいと言うと、恋人でもないのにと激怒され、お金が必要と察したソクチュンは預金を下ろしてウナに差出激怒される。和解をするも、ソクチュンを結婚させたい母がウナの店で見合いをさせると、ウナはデリバリーに行ってしまうが、客の男に襲われそうになり激怒した客にビール瓶で殴られ重傷を負う。病院に運ばれたウナを一晩中看病したソクチュンについに心を開くも、純粋なソクチュンに自分は不釣り合いだと話すが、真剣にプロポーズをするソクチュンにウナは結婚を承諾する。


義母にも良くしてもらい幸せな日々を過ごしていたが、ある日、電話に出たウナは「オップン元気か?」と言われ恐怖で震えあがる。ウナを呼び出し無理やり犯した男はウナの元夫のチョンスで、夫の暴力から逃げていたのだった。ウナにお金を要求し会わないと誓った後、今度はソクチュンに接近したチョンス。自分が夫だというチョンスに手切れ金として大切な牛を売り大金を支払うと、覚書も交わし二度と現れるなと激怒する。チョンスと会ったことを隠すソクチュンだが2人の間には不穏な空気が流れ始めた矢先に、オップンを訪ねて医師がやってくる。この街に来た時に健康診断を受けていたウナがHIVに感染していることが判明し、ソクチュンも検査をするよう促すが、その事実をウナに言えないソクチュンは1人で検査を受けに行く。ソクチュンから貰ったお金を持って自宅にやってきたチョンスは、お金を返すからやり直そうとウナに迫るが、彼がすべてを知っていることを知ると食事の用意をしたウナは手紙を残して出て行ってしまった。


それから一年、ウナを探し続けるも見つけられないソクチュンに縁がなかったと慰める母。ウナは1人で生きていくため売春村で生活をしていたが、ある日パトカーがやってくるとウナは逮捕されてしまった。連絡を受けたソクチュンが警察署に向かうと、売春禁止法だけではなくHIVと知りながら行為を行っていたことでマスコミが詰めかけており、その時初めて自分が感染者だと知ったウナはショックを受けていた。警察署を出るとチョンスに声をかけられる。保健所から連絡が来たことで彼女がキャリアだと知り、居場所を突き止めた末に警察に連絡したことを知るとソクチュンは激怒し彼を殴りつける。


この事実は田舎街では大問題となり、村人や軍人らが一斉に血液検査を受ける事態に。面会に行った義母はウナの体を心配するも義兄は我が家とは関係がないと言い、ソクチュンにも彼女を受入れるなら家族の縁を切ると言い放つ。友人らもソクチュンを避け、ウナのビデオを見て過ごす姿を見た母は、一緒にこれを飲んで志納と農薬を飲もうとすると、奪い取ったソクチュンがそれを飲んでしまった。救急搬送されたソクチュンは喉の手当をしたことにより上手く話すことが出来なくなってしまった。入院中にウナの裁判が開かれ、エイズをと知った上で売春を行っていたと2年の実刑判決が下る。


ずっと断り続けていた面会を受けたウナは髪の毛を結び満面の笑みを浮かべると、刑務官に初めて笑顔を見たと驚かれる。
ソクチュンとウナは互いに何も話さないが、ウナはあんたのせいで人生がめちゃくちゃだと責め立て、二度と会いに来るなと突き放すが、退室前に叫んだソクチュンの声を聞くと異変に気が付き、2人とも変わらない想いを確認する。

大雪の中、刑務所の前で雪だるまを作るソクチュンの前に刑期を終えたウナが現れると2人は幸せそうに抱き合うのだった。

<感想>
最近見かけないファンジョンミンさんの映画だと思って録画をしたけど、実話が元になっており韓国で大ヒットした映画だそう。
日本のホステスと違って韓国ではホステス=売春=下の下の人達という考えがあるけど、これって妓生の名残なのかしら?カフェでコーヒーの配達に行く=売春なのがビックリでした。

この当時、まだ日本よりも若干遅れていた韓国ではDV夫から逃げるにも女性の立場は極端に弱く、生活のために体を売るしかなかったがそれによりHIVに感染したという悲劇。知らなかったとは言え、他の人を危険にさらしたことで実刑を受けるなんて日本でもあり得る話なのかな。。。


かつての日本も知識がないが故にHIV=不治の病と考え、移るから近づかないと差別をしていた時代があったけど、韓国の田舎街でも同様に人々からの冷たい視線が痛々しかったです。

 

 

<< ヤクザと家族 The Family >

 

 

出演:綾野剛(賢治) / 舘ひろし(柴咲) / 尾野真千子(由香) / 市原隼人(細野) / 磯村勇斗(翼) / 駿河太郎(川山) / 豊原功補(加藤) / 寺島しのぶ(愛子)

自己評価:〇

<2021年 日本>
1999年、19歳の健司は地元のチンピラとして仲間と暴れており、父の葬儀で刑事に覚せい剤の使用を疑われた腹いせに偶然出くわした売人からお金と覚醒剤を盗んだ。悪友と行きつけの焼肉屋に行くと、赤ん坊を背負った女主人の愛子は、賢治をけん坊と呼び母親のように接してくれる。そこに柴咲組の組長がやってくると、何者かが銃を持って押し入ってくるが、食事を邪魔されたことに腹を立てた賢治が男を叩きのめし、組長の危機を救った。

 

後日、賢治が部屋で目を覚ますと中村というヤクザがおり、柴咲組の事務所に連れていかれるが、ヤクザになることを拒否した賢治名刺だけ貰って帰る途中に、柴咲組と敵対してる侠葉会の組員に拉致される。賢治が襲った売人は侠葉会の人物だったことからボコボコにされた賢治達は、加藤と川山にリンチされた後に香港行きの船に乗せられそうになるが、賢治が持っていた名刺を見た加藤はうかつに手を出すのは危険だと判断し、柴咲組に連絡をする。これを機に柴咲組に入ることを決めた賢治は柴咲と盃を交わし、家族の一員になる。

6年後の2005年、入れ墨をし黒のスーツを着こなし夜の街を仕切るようになっていた賢治は、管理するキャバクラで川山と鉢合わせると、挑発に乗り怪我を負わせてしまう。そのまま店で飲むことになった賢治は、隣に座ったホステスの由香と境遇が似ていたことで好意を持ち、ママを通してホテルに呼び出すも、襲われそうになった由香は賢治を叩き拒絶。驚いた賢治だったが由香を自宅まで送ると電話番号だけは聞き出した。翌日、柴咲と中村は加藤らに呼び出されるが、一歩も引かない加藤は義理人情はもう古いと挑発すると俺の命を取ってみろと柴咲は啖呵を切る。その頃、事務所に置いていかれた賢治は由香に電話をかけるも繋がらず、仕事中の由香を連れ出し早朝の海へ向かうと彼女を特別に感じ始める。


後日、柴咲と車で談笑をしていた賢治は、突然隣についたバイクから発砲を受け、柴咲に覆いかぶさり体を張って守るも運転手は命を落としてしまった。仇を取らせてほしいと訴えるも、ヤクザの時代が終わろうとしている世の中で手を出すべきではないと釘をさされる。賢治は1人で加藤の元に向かい、銃を構えると、後ろから来た中村が川山を刺してしまう。中村は柴咲組にはなくてはならない存在だと思っている賢治は、包丁を奪うと川山を刺して中村を逃がす。震えながらも由香の家を訪れた賢治だったが、翌日殺害容疑で逮捕されると服役するのだった。

14年が経過した2019年、刑期を終えた賢治を迎えにきた中村は柴咲組に連れていくが、法律の施行もありほとんどの組員が辞めた上に柴咲も癌に侵され、組の存続すら危うい状況だと知る。共にチンピラでつるんでいた細野も堅気となり、結婚し子供と共に幸せに暮らしていた。賢治は久しぶりに愛子の店を訪ねると細野がおり酒を飲むが、ヤクザから足を洗っても5年間は人間らしい生活が出来ない現実を味わっていた細野は、賢治といると反社だと思われると支払いをして逃げるように出ていってしまった。入れ違いに入って来た青年が賢治を見ると賢兄と呼ぶ。小さい頃から可愛がっていた愛子の1人息子の翼だった。ヤクザが表立って仕事が出来ない今、半グレである翼らが店を仕切っており、話を聞いた賢治は若頭となった中村の仕事に同行すると薬の売買を目にし唖然とする。


一方で、由香の行方を探していた賢治は市役所で働いてることを知り会いに行くと、突然現れた賢治を見て驚くも会わない方がいいと拒絶する。一緒になろうと言う賢治に私たちを養えるのかと問う由香は、14歳になる賢治との娘と暮らしていた。死が近づく柴咲から組を抜けやり直すよう言われた賢治は、細野の紹介で仕事を始め、由香と娘と共に暮らし始めるが、元ヤクザだったことを同僚に知られると、その写真が拡散されてしまい由香は市役所をクビになってしまう。学校でも白い目で見られる娘と共に逃げるように引っ越しを余儀なくされた由香は、あなたさえ現れなければ上手くいっていたのにと賢治に言い放つ。


すべてを失った賢治は愛子の食堂に行くと、父親が元柴咲組のヤクザで抗争で命を落としたことを知った翼から父について尋ねられる。その様子から危ないと感じた賢治はお母さんを悲しませるなと説得するも、バッドを持ち加藤の元へ向かう翼だったが、すでに加藤は襲撃をされた後だった。

血まみれの賢治が埠頭でたばこを吸っていると、お前さえ戻らなければ・・・と言う細野に刺されてしまう。細野のまた妻子が出て行ってしまいすべてを失ってしまい、申し訳ないと思う賢治はそのまま海に落ちていくのだった。

<感想>
綾野剛さん主演の日曜劇場が始まるので、その番宣でAスタジオに出ていた時にこの映画の話が出ました。その翌日、録画予約をするのに番組表を追っていて見つけたので、当初は視界にすら入っていなかった映画だけど録画しました。


ヤクザ物だけど、まぁ似合うよねww ヤクザの世界だから抗争やら殺しが多くて面白いとは言えないけど、最後はなんとなくわかる結末。ハッピーエンドで終われば良かったけど、やっぱりヤクザの世界に身を置いてしまったら元には戻れないのかな・・・。
 

 

<< るろうに剣心 >>

 

 

出演:佐藤健(剣心) / 武井咲(薫) / 吉川晃司(鵜堂) / 蒼井優(恵) / 青木崇高(相楽) / 江口洋介(斎藤) / 香川照之(武田)

自己評価:〇

<2012年 日本>
幕末の時代に人斬り抜刀斎と呼ばれた剣心は、幕府側の重鎮の暗殺を行っていた。それから10年が経過し明治時代になると、二度と人を殺さないと誓いを立てた剣心は流浪人となり東京にやってくる。お尋ね者となっている抜刀斎と間違えられた剣心はある少女に絡まれるが、誤解だと言いその場を離れるも、本物の抜刀斎を見た少女が彼に襲われそうになったところを助けた剣心。
少女と彼女の家に逃げ込んだ剣心は、少女が薫という女師範で父が他界した後も道場を大事にしているが人が離れ、門下生がいないことに気が付く。そこに貿易商の武田の部下が土地の明け渡しを要求しにやってきて大暴れすると、剣心は全員を気絶させその場を収めるが、町人が呼んだ警察によって共に連行されてしまった捕まった剣心は、かつて新選組の1人で刀を交えた斎藤と再会すると、今は警察官である斎藤は巷で横行しているアヘンの捜査に協力してほしいと声をかける。断った剣心はそのまま釈放されると外では薫が待っており、道場で暮らそうと自宅に連れていく。


一方、武田の元でアヘン製造に関わっていた恵は、良心の呵責から逃げ出し警察に身柄を保護してほしいとやってくるが、恵を連れ戻すために武田の用心棒である鵜堂が警察を襲撃し、大半の警官が命を落としてしまった。逃げ出した恵を偶然みかけた道場に通う弥彦は、助けてほしいという彼女を自宅に連れてきたため、その日から4人での生活が始まった。4人で外食をしていると、武田が部下を引きつれやってきたことに気づいた恵は一足先に身を隠すが、剣心を見た武田は自分に協力してほしいと大金を出す。見向きもせずに断る剣心だったが、そこにやってきた相楽が自分を雇うように言うと、剣心よりも強いなら雇ってやると言い、2人は外で対決することに。刀を抜くことをしない剣心は、その腕を悪のために使おうとするヤツとは刀は交えないと言い放つと去っていく。

数日が経過したある日、体調を崩した子供を連れた町人が道場へやってくる。同じような症状の人が次々に運び込まれるのを見た恵は自分に会いに来た武田の部下を思い出し、井戸の水を口に含むと毒物が入れられたと考える。的確に指示を出し治療を行う恵を見た医師は、代々有名な医師の家系の娘だと気が付く。家族全員が激動の時代で命を落とし、自分だけが生き延びたが、生きるために武田の女になるとアヘンの製造を手伝っていたのだった。
自分が戻ればこれ以上の被害は出ないと手紙を残して去ったことを知った剣心は、丁度やってきた相楽と共に武田の屋敷に乗り込むも、強力な武器で応戦される。乗り込んできた斎藤の協力も得て武田を確保することに成功すると、捕まっていた恵を救出するが、薫が危ないという恵。部下が先に薫を人質に剣心を待ち構えており、薫に暗示をかけ動けなくすると、女を助けたければ自分を殺せと挑発してくる。殺すしかないのかと人斬り抜刀斎に戻ろうとした剣心だったが、苦しみながらも暗示を自力で解いた薫が殺してはダメだと叫び、剣心が誓った殺さない誓いを守ろうとしていることを察した男は自害する。事件は解決すると薫と共に剣心は道場へ戻るのだった。

<感想>

WOWOWを契約した6月1日に5本一挙放送だったのに、裏かぶりで1本目の録画が出来ず、シリーズなので他も見れずやっと20日に録画成功。


10年前の映画だけど、キャストがみんな若い!健君もカッコいいけど可愛さも残っていて懐かしい雰囲気。
漫画からの実写化なのは知っていたけど、今まで感心がなく見ようと思っていなかったので全く内容を知らずに見ました。
なるほど、こういう内容だったのね。と思ったけど、剣心でいる時のほんわかな雰囲気と戦いの場面のギャップがすごく、健君の演技力が光ってました。

 

 

<< るろうに剣心 京都大火編 >>

 

 

出演:佐藤健(剣心) / 武井咲(薫) / 青木崇高(相楽) / 江口洋介(斎藤) / 伊勢谷友介(四乃森) / 土屋太鳳(巻町繰) / 藤原竜也(志々雄) / 神木隆之介(宗次郎) 

自己評価:△

<2014年 日本>
薫の道場で穏やかな生活をしている剣心は、ある日新政府の大久保利通に呼び出される。新政府により焼き殺されたはずの「影の人斬り役」である志々雄が、生き延び戦闘集団を作っているため彼を殺してほしいと言う。人を殺さないと誓った剣心は返事を先延ばしにするも、再度大久保に会いに行くと出発すると、大久保は暗殺された後だった。


剣心は自分の後継者として人斬りをしている志々雄と戦うことを決めると、共に行きたいという仲間を残し1人京都へ旅立つ。道中で火を起こし食事の用意をしていると、剣心の刀を盗もうとする少女と目があい、繰という彼女を追いかけ刀を取り返すと、剣心の刀は「逆刃刀」という切れないと知り和解する。そこに傷だらけの少年が助けを求め、近くの草むらで青年が息を引き取った。村に戻ると両親の亡きがらが吊るされており、志々雄子分の宗次郎の一味が現れる。見せしめに殺されたことを知った剣心は彼らと戦うも刀を抜かない剣心。決闘の末、宗次郎に刀を折られてしまった。

 

その頃道場では薫と弥助が剣心を追って京都へ行くことを決め、目を皿にして剣心を探していた。強引についてきた操は葵屋に剣心を連れていくと、抜刀斎であることをばらしてしまう。すると翁は京都探索方の一味で、操もその一人だと言い、葵屋は幕府の隠れ家がと話した。また仲間の四乃森は幕府に口封じで殺された仲間のために、修羅に落ち剣心を倒すことを生きる目的にしているが、そのことを操は知らないと言う。剣心は京都に来たのは志々雄と決着をつけるためだと、折れた刀を見せると、刀を作った職人を探してほしいとお願いする。すでに職人は亡くなっていたが、息子の赤空が後を継いでいることを知り訪ねるも、刀は作らないと言われ素直にその場を後にする。しかし赤ん坊がさらわれたと知った剣心は取り戻すべく神社へ向かうと、相手は剣心を抜刀斎と気づき決闘が始まる。刀がない剣心は苦戦を強いられると、赤空は最後の一本だと刀を剣心に渡すが、人を斬ることを躊躇う剣心は刀を使えない。駆け付けた薫と弥彦が見守る中決闘を続ける2人だったが、最後の刀も逆刃刀で、戦いには勝つことが出来るも精神的に剣心は傷を負ってしまう。刀の柄に刻まれていた言葉を見た剣心はその思いを胸に刻むと、志々雄らの計画で京都が火の海になることを知った翁らと戦闘準備に取り掛かる。薫と弥彦は京都を守るために残り、剣心と斎藤は敵を迎え撃つ。四乃森が戻って来たと聞いた操が駆け付けると翁と戦っており、決定打を与えた瞬間を目の当たりにすると、かつての四乃森ではないと言い操は呆然とする。警察側が優勢になるも簡単すぎると口にした剣心。京都を燃やすのが目的なら志々雄がいるはずだと考える剣心は、本当の目的は東京ではないかと推測する。走り出した剣心は宗次郎が走らせる馬の背に薫が乗せられているのを目撃し後を追うと、巨大な船に乗り込んだ。それは志々雄が身を隠す船で、すぐさま戦闘が開始される。人質にされていた薫が海に突き落とされると剣心も海に飛び込むが薫の姿は見つからない。

その後、波打ち際に打ち上げられた剣心を見つけた男が剣心を助けるのだった。

<感想>
1を見たので続けて2作目も見ましたが、舞台がガラっと変わり戦闘シーンが多かったかも。戦いが多いから、1の方が個人的には好きだけど、シリーズ物って後になる程戦いが多くなりがちだから、この後はどうなんだろう・・・。


最後の最後に出てきたのが福山雅治!?完全に続きがある終わり方だよねと思ったら、2本同時公開だったみたい。