2024年5月18日に行われた上御霊神社御霊祭渡御之儀です。
御霊神社(上御霊神社)の祭礼。
毎年5月1日に社頭之儀(神幸祭)、5月18日に渡御之儀(還幸祭)が行われます。渡御之儀では小山神輿、今出川口神輿、末広神輿の3基の神輿が御霊神社を出発。氏子地域が広いため、毎年、北東、北西、南東、南西の4コースのうちの1コースを通ります。神輿の前を剣鉾が巡行して道中を清めます。江戸時代の御霊祭では、京都御所の北門である朔平門前で神輿の差し上げを行っており、天皇も見物しました。明治天皇の東下により行われなくなりましたが、平成21年(2009年)、140年ぶりに京都御所門前での神輿の差し上げが復活。御霊神社へ戻る直前のクライマックス、行列は京都御苑内に入り、京都御所朔平門前で神輿の差し上げを行います。
龍鉾。
菊鉾。
鷹羽鉾。
小山神輿。
今出川口神輿。
末広神輿。
京都御所朔平門前に到着した3基の神輿。
小山神輿(中央)、今出川口神輿(手前)、末広神輿(奥)の順に到着。
神主が祝詞をあげます。
3基の神輿を同時に担ぎ上げて、掛け声とともに差し上げを行います。