桂にある下桂御霊神社です。

 

 

平安時代、不遇な死を遂げた人物は怨霊となり人々に不幸をもたらすと信じられ、怨霊鎮魂のための御霊信仰が盛んになります。この社は、橘逸勢を祀って創建されたといいます。

江戸時代初期、桂宮初代・智仁親王が付近に桂離宮を造営。桂離宮の鎮守社として崇拝されます。寛文3年(1663年)、後水尾上皇が桂離宮に行幸した際に用いられた鳳輦はこの社に寄進され、また後水尾上皇から「御霊宮」の勅額を受けました。

 

 

舞殿。

 

 

神門。

 

 

本殿。

祭神は、橘逸勢。

橘逸勢(?~842)は橘入居の子。延暦23年(804年)、遣唐使として入唐。大同元年(806年)、帰国。嵯峨天皇、空海と並んで三筆の一人。承和9年(842年)7月17日、皇太子・恒貞親王を東国に連れ去り謀反を企んでいるとして仁明天皇の命により伴健岑とともに捕縛され、同23日、伊豆国へ配流(承和の変)。配流途上、遠江国において死去。

 

 

 

御霊神社(下桂御霊神社);京都市西京区桂久方町47-1