九条にある八幡神社です。
教王護国寺(東寺)創建時、その鎮守社として創建されたといいます。
弘仁元年(810年)、嵯峨天皇は空海に命じてこの社で薬子の変(平城太上天皇の変)の戦勝祈願を行わせ勝利。空海が嵯峨天皇に重用され東寺を与えられるきっかけとなりました。建武3年(1336年)、後醍醐天皇に反旗を翻して東寺に陣を置いた足利尊氏もまた、この社で戦勝祈願を行って新田義貞に勝利したといいます。現在の建物は平成4年の再建。
本殿。
僧形八幡神像と女神像の二体を安置。
神仏習合が現れています。
手水舎。
鎮守八幡宮;京都市南区九条町